2023年10月18日水曜日

③盛岡(2023.10.18)

 昨夜は寒かった。旅館の寝巻の下に持参のダウンベストを着て布団にくるまる。温泉での長湯のせいか寒くても熟睡できた。

この日は盛岡に向かう。東北が好きで何度も訪れてはいるけど、盛岡には縁が無かった。理由は日本海回りで東北に入ることが多かったからだと思う。新潟、酒田、秋田、弘前と北前船の気配が好きなせいもあるかな?


という訳で、今回は盛岡に泊まることにした。ここでも到着早々、循環バスで市内調査。町並みの間から岩手山が美しい。ビルの間から岩手山を見た時、山梨の町並みから見た甲斐駒を思い出した。やっぱり岩手山は盛岡の山だ。


その岩手山をもっと良くみたいと思って、観光案内所で「近くに岩手山が良く見える所はないか?」聞いてみた。親切なオネエチャンから県立美術館を紹介された。30分ほど歩いて訪れた県立美術館は立派な施設だった。当然、岩手山も美しかった。


⬛行動記録

8:52バス台温泉発560円

花巻、盛岡、観光案内所、市内循環バス、盛岡冷麺、

14:30ホテルメトロポリタン盛岡7360円

県立美術館

夕食駅で買い出し、寿司、刺身、もずく2357円、

パン、お菓子、牛乳、665円、1122円、185円、

コンビニ、ビール、イイチコ、水979円


【盛岡のビルの間から岩手山が見える】

【県立美術館へ行く途中、北上川支流の橋から望む岩手山】

【岩手県立美術館】

【盛岡の城址】

【有名な石割桜】

【原敬銅像、岩手の人だったんだ】

【盛岡冷麺】

2023年10月17日火曜日

②台温泉(2023.10.17)

 今回の旅の目的の一つが台温泉を訪れる事だ。今から30年程前、早池峰山に登りに来たとき地元の人に教わった温泉が台温泉だった。その台温泉を訪れる動画をユーチューブで見て懐かしくなって訪れた訳だ。

宇都宮までの車窓からの眺めはノッペリした関東平野をただただ走るだけで面白くない。宇都宮を過ぎると日光連山が遠くに見え、黒磯に来ると那須は近い。そして白河を過ぎると、東北へ来た感が大きくなる。


花巻でJRを降りバスを待つ。以前訪れたときは宮沢賢治関連の「下の畑に居ます」と書かれた板のあった施設を見た記憶があるのだが、今回はそれがどこにあるのか分からなかった。


花巻駅も台温泉のバス停も形は定かでないものの何となく雰囲気は記憶にあった。花巻駅の水溜まりでビーチサンダルで滑った事、台温泉のバス停でラジオ体操を聞いたこと、台温泉の道で強気のマムシが道を譲らず困った事など、何の脈絡もなく記憶がよみがえって懐かしかった。予約した吉野家旅館は30年前に泊まった旅館「そめや」のとなりだった事も懐かしかった。


⬛行動記録

5:50宇都宮発

7:09黒磯、那須高原行きバス発着

11:47仙台発、上かきあげ蕎麦540円

小牛田(こごた)行き12:32

12:52小牛田発、陸羽東線、石巻線分岐

13:38一ノ関到着

13:45一ノ関出発

14:34花巻、ビール、酒628円

バス14:53 560円

15:30台温泉吉野家旅館チェックイン7470円


【仙台駅の駅そば、なかなか良い】

【花巻駅、30年前とは形は変わっただろうけど雰囲気は同じ】

【台温泉バス停、30年前の面影を残す】

【吉野家夕食】
【吉野家夕食】

【吉野家朝食】

【吉野家はそめやの隣だった】

2023年10月16日月曜日

①宇都宮(2023.10.16)

最近、日本の地方都市に興味を持っている。そんなに寂れてなくて、何となく落ち着いていてチョットした昭和レトロ感も味わえる。ターゲットは県庁所在地と言うことになる。

そんな県庁所在地の中で最も地味な町の一つが宇都宮だ。餃子以外にイメージできるものはない。他にも鳥取とか佐賀とか地味なイメージの県庁所在地はあるけど、どちらも行ってみれば良い町だった。だから宇都宮にも密かに期待して出撃したけどどうなるかな?


先日来はまっている「秋の乗り放題切符」握りしめ始発のJRで東上。3時半頃宇都宮に着いた。観光案内所で情報収集。街歩きマップ(実際は餃子食べ歩きマップ)をゲット。


約40分の市内循環バスで市内調査完了。コンパクトな町だ。餃子屋とホルモン焼き屋が目立つ。循環バスの車窓から大行列の餃子屋発見。大行列を作るのならそれなりの理由があるはずと、市内一周後、列に並んだ。かっての私は食べるために列に並ぶ事は絶対無かったけれど、最近は有り余る時間のせいで時々は列に並ぶ事もある。


待機所とかかれた場所のブロックに腰を下ろしてイイチコ飲みつつ待つこと30分。やっと呼ばれて店内に入る。待っている間のイイチコでほとんど出来上がり、店ではビールも頼まず餃子だけ。焼餃子、揚げ餃子、水餃子を一人前六個ずつ頼んで計990円の夕食。そして結論。宇都宮の餃子は安い。味は味の素の冷凍餃子とほとんど変わらない。あくまでも味覚音痴の個人の意見です。


⬛行動記録

5:14勝川、金山、

7:00豊橋、助六650円

10:30熱海、グリーン料金1000円、ビール270円

14:30宇都宮、市内循環バス

16:00東横イン宇都宮駅前、6935円

二荒山神社、みんみん餃子990円、宇都宮城址公園、イイチコ2個500円、コンビニ1371円


【大行列餃子店の焼き餃子、揚げ餃子、水餃子、990円】

【宇都宮の中心、二荒山神社神楽殿、能楽堂の原型かもね】

【二荒山神社参道は急坂】

【宇都宮を流れる川の水はきれいだ】

【豊橋で買った朝食。出来立ての助六は特に美味い】

2023年10月11日水曜日

神戸循環バス(2023.10.11)

 若い頃、5年程関西に住んだ事があるので神戸には何度も来ているけど、ほとんど土地勘がない。そんな時、手っ取り早く町を理解するのに市内循環バスが便利だ。あちこち日本の地方都市を訪れるとき愛用しているのがこの市内循環バスだ。その事にふと気がついた。

そんな訳で神戸の市内循環バスに乗ろうと思い三宮の観光案内で情報ゲット。時刻表とルート図を頂き循環バスに乗ってみた。一周1時間強。料金260円。神戸の町の案内も付いてお得な市内観光だった。

その後、大阪の行きつけの寿司屋で最後の食事。今回は高松の「骨付き鶏」「讃岐うどん」、姫路の「駅そば」「焼き穴子」、神戸の「神戸ビーフ」、大阪の「寿司」と食べ歩きの旅となりました。満足、満足。


2023年10月10日火曜日

姫路城(2023.10.10)

 乗り放題切符二日目は姫路城に行った。姫路には何度も来ているけど姫路城に入るのは二回目。一度目は今から50年近く前の高校の修学旅行。当然、ほとんど何の記憶もない。当時、関心も無かった事も確かだけどね、、、。

さすがに姫路城は素晴らしかった。中に入って巨大な柱や梁を目の当たりにすると日本の木造建築の凄さを実感する。これらを作った先人のパワーに頭が下がる。


訪れる人は修学旅行生と外国人が多い。私の場合修学旅行で訪れた時の記憶はほとんど残って無かったけど、最近の若者はどうなんだろう?。でも外国人には日本のお寺と比べても分かりやすくて理解しやすいのではないだろうか。


平日にも関わらず天守閣は大混雑。見学コースは良く考えられておりサクサク進むけど急な階段はけっこう厳しい。こんな中で何かパニック的トラブルが起きたらどうなるんだろうとチョイと心配してしまう。そんな雰囲気も帰りに寄った西の丸は変わる。皆さん天守閣で疲れてしまうのか西の丸は静かだ。百間廊下も古くていい感じだった。城の外の好古園も思った以上に良い庭だった。その後、神戸に回り、この日の夕食はチョット奮発して神戸牛のステーキ。なかなか充実した一日だった。


◆行動記録

モーニングうどん、レンコン、ゲソ天、硬し

9:52高松発

12:30姫路、焼き穴子重、柊

姫路城、天守閣、西の丸、好古園

16:30姫路発

17:30三宮

18:00ホテルオークラ神戸チェックイン

18:35シャトルバス

夕食、赤のれん、神戸牛ステーキ

21:00ホテル帰還


【かけウドンにゲソとレンコンの天ぷらを付けたけど、天ぷらは一つで良かった】

【姫路城から西の丸方面を見下ろす】

【姫路城内部】

【姫路城内部】

【姫路城を見上げる】

【西の丸百閒廊下、ここまで来ると人は少ない】

【好古園】

【初めて食べた神戸牛は美味かった】

2023年10月9日月曜日

骨付き鶏(2023.10.9)

 常々愛用している青春18切符は春、夏、冬とあるけど秋はない。その代わりに鉄道記念日切符なるものがあるらしいと以前から何となく聞いていた。そんなとき駅で「秋の乗り放題切符」のポスター発見。免許も返納しこれからはJRと考えていたので、その乗り放題切符を使ってみた。

この乗り放題切符は基本的には18切符と同じだけど購入時に決めた連続した三日間という縛りがある。したがって二人で使うことはできない。ただ利用日を指定して購入するので利用期間内には自動改札を通過できる。三日間で7850円。18切符よりチョイと割高かもしれないけど、気候の良い秋のこの時期利用できるのはありがたいかも、、、。


秋の乗り放題切符握りしめどこへ行くのか迷ったけれど、三日間連続でJRに乗るために四国の高松に行くことにした。目的は骨付き鶏と讃岐うどんを食べること。高松のホテルに到着後、取り合えず一鶴の骨付き鶏を目指す。


最近、歯にトラブルが多くなっているので骨付き鶏に歯が立つのか心配していた。10年以上ぶりの骨付き鶏は切り込みが入っている。しかし、その端は骨に繋がっている。その切り込みのある部分に食いつくのだが骨に繋がった部分が切り取れない。骨を手で掴み無理矢理食いちぎったけれど油が跳ね返り顔中油まみれになる。当然、歯にも巨大な力がかかるけど歯を折ることもなく無事に食事を終えることができた。ヨカッタヨカッタ。


思い返せば昔の骨付き鶏は切り込みも入ってなかった。今回、無事に食べることができるかどうか不安だったけど、無事に食事を終える事ができて嬉しかった。なんやかんや大騒ぎの骨付き鶏だったけど美味しかったなあ。10年以上前の昔は肉を食べ終わり、骨に着いた残った肉片を余った鶏の油につけて、その油でビールの大瓶がもう一本飲めたけど、今はトータルでビール大瓶一本。チョイと寂しい。


◆行動記録

9:26金山発

米原、姫路、駅そば、相生、岡山

15:30 高松

クレメントイン高松チェックイン

骨付き鶏一鶴



2023年10月5日木曜日

東大寺国宝二件(2023.10.5)

 東大寺にはたくさんの国宝の仏像がある。そんな中には通常公開されていない仏像も多い。秋になって特別公開の情報。「僧形八幡神坐像」「執金剛神立像」を見に行ってきた。久しぶりに訪れた奈良は外国人で溢れていた。飛び交う言葉も聞き慣れないものが多い。コロナも終わり、旅行を楽しむ人々の表情はとても楽しそうだ。


「僧形八幡神坐像」は戒壇院の東の八幡殿、「執金剛神立像」は東大寺の東側の三月堂にある。さすがに特別公開の仏像を見に来る外国人も少なくてゆっくり拝観できて楽しい拝観だった。特に三月堂は東大寺に奈良時代から残る数少ない建築物で内部の空気もどこか違う。久々に見た不空羂索観音の残った金箔が美しかった。


その、不空羂索観音の背中側の扉の中に執金剛神立像はある。通常はその扉は閉められて見ることができない。その扉が今回は開いている。昔、教科書で見たことがあるようなないような執金剛神立像をじっくり見ることができて嬉しかった。


近鉄奈良駅から八幡殿、三月堂、手向山八幡宮、春日大社を回り、奈良公園を突き抜けて奈良駅に戻った。ぐるっと奈良を一回りすると、けっこう良いハイキングになる。


【右が「僧形八幡神坐像」快慶作と言われている。秘仏のせいか色彩が良く残っている。その表情が印象的だ。右が「執金剛神立像」、扉の外にはその原色のレプリカがあるけど、色がつくと印象が変わるね。

【三月堂の姿は面白い】

【手向山八幡は東大寺の守り神。神様仏様みんな仲良し。日本的で美しい】

【戒壇院と大仏殿の間に八幡殿がある。今回、僧形八幡神坐像を見に来て初めて知った。】