2012年4月8日日曜日

岐阜(花見)

今年の桜の開花は遅い。とは言うものの、街場の桜はちょっと遅い程度。特に東京、名古屋はほぼ満開を迎えている。その街場でも場所により開花状況に差がある。まだらな花見模様なのだ。そんな中、毎年ウオッチしている「苗代桜」「水戸野の桜」を見に行ってきた。(2012.4.6~8)

◆苗代桜(昨年の私の勝手的満開宣言は2011.4.17)
4月7日、苗代桜に向かって車を走らせているとき、雪が降ってきた。しかも、吹雪状態だ。でも少し時間がたてば陽も差してくる。その陽射しは春の強さに溢れている。今年の天候は本当に不順だ。この天候が桜の開花にも大きな影響を与えている。

苗代桜周辺はライトアップ、駐車場、屋台の準備もすべて完了。しかし蕾はまだ固い。作業中のお兄ちゃんとの会話。

「今年の桜は遅いねー」
「あと二週間かなー。でも暖かい日が続くとあっという間に咲くからねー」

そうなのだ、昨年も開花してから数日であっという間に散りかけたと記憶している。そのおにいちゃんの話。苗代桜が注目され始めたのはここ10年ぐらい。10年ほど前、この桜を守っている10軒ほどの集落の人間が、常々昼間やっていた花見を夜やることにしたらしい。投光器2器ほど準備して夜桜を楽しんでいたとき、たまたま小用に立った人が水を張られた水田に移る桜の美しさを発見。その後、田植え前の水田に移る姿が有名になったということだ。その水田に写る桜の姿がここ数年良くない。理由は分からないけど穏やかな水面が得られないとか・・・。

「たった一週間程度の満開時期に合わせて、駐車場、屋台や売店を整備したり大変だね?」と聞いてみれば。「大変だけど、年1回の祭りのようなもんで楽しいし、寂しい田舎に街から人が集まるの嬉しいもんです」との話だった。

そんな訳で、私の今年の独断的満開予想日は2012.4.18(水)としておきます。

 【苗代桜/2012.4.6撮影】

 【屋台準備完了】

 【蕾まだ固し】

◆水戸野桜(昨年の私の勝手的満開宣言は2011.4.16)
4月6日夜、車を走らせていると白く光る桜発見。水戸野の桜のライトアップだ。背中に満月、前には水を張った田んぼ。なかなか幽玄の気配。でも花は咲いていない。咲いてなくてもライトアップは美しい。

その二日後、明るい昼間に寄ってみた。天気快晴、ぽかぽか陽気。でも花は咲いてない。そんな中でも近くの家の庭ではバーベキュー。その家から「寄っていかないか」とのありがたいお誘い。地元の方々との交流も桜のおかげかもしれない。ここでも年に一度の桜の時期は「お祭り」なんだねえ・・・。

この水戸野の開花予想日は苗代桜と同じで2012.4.18(水)としておきます。

 【水戸野桜/2012.4.8日撮影】

 【満月のライトアップ/2012.4。6撮影】
【咲いてなくても美しい】

【アプローチの幟も準備完了】

2012年4月1日日曜日

奈良(花見)

気がついたら4月だ。つい先日「明けましておめでとう」などと挨拶してたけど、あっという間に冬も終わり、桜の季節だ。でも、今年は天候不順。桜の開花も遅れているとの情報もある。「どんなもんか?」、とりあえず、毎年、一番早く満開となる奈良氷室神社のシダレザクラをメインターゲットに奈良方面の状況を調査に行ってきた。(2012.4.1/日)

●大野寺(昨年の私の勝手的満開宣言は2011.4.3)
とりあえず、道なりに行くと最初は室生口大野の大野寺。東名阪、名阪国道、その針インターから室生方面に向かう。新名神、湾岸高速ができてから四日市インター付近が常に渋滞するようになってきた。2本の新規高速のジョイント部分が四日市から亀山あたり。当然、そこが渋滞するのは自明の理。「ナントカして欲しい」「昔はこんなことなかった」などとぶつくさこぼしつつ、所要時間は名古屋から車で約3時間。

事前の情報どおり、蕾は膨らみつつも、満開には程遠い。寺の前の屋台スペースもテントだけが設営されているだけ。その状況と、今後の天候の予測も含め、今年の満開予想日は2012.4.10(火)としておこう。ちなみに昨年の私の勝手的満開宣言は4月3日。昨年比、1週間遅れというところか・・・。

大野寺で見つけたポスターに書かれているライトアップ予定は4月3日から4月15日。本当に3日から出きるのかなあ・・・・?

【大野寺シダレザクラ】

【売店も開店休業】

又兵衛桜(昨年の私の勝手的満開宣言は2011.4.3)
大野寺のシダレザクラと又兵衛桜は毎年、同じ日が満開日。という訳は名古屋からこの地方を訪れる時、別々に来るほど私も暇でない。だいたい同じころ満開に近いので、私的には「満開は同じ日」と勝手に言っている。でも本当は又兵衛桜の方が少し(数日)遅いような気がする。

今年も大野寺の後、又兵衛桜に回ってみた。当然、蕾はまだ固かった。桜に近い屋台のオッチャン、オネエチャンの今年の満開予測は「満開は後、二週間ぐらいかなあ・・・」。近くの駐車場も「駐車料金500円」などとの看板は出ているけれど、見物客もほとんどなく、当然、駐車料金を取る気配もない。満開の時期は道路も一方通行になり、榛原からのシャトルバスも行き来して賑やかなんだけど、まだまだひっそりしている。後で榛原の奈良交通で聞いてみたけど「榛原からのシャトルバスは4月になったら運行開始する予定だけど、まだ具体的には運航開始の時期は決まってない」とか・・・。

という訳で、2012年度、私の勝手的満開予想は2012.4.12(木)としておこう。

【又兵衛桜。今年は元気か?】
 
月ヶ瀬(梅)
桜の蕾はまだ固い。だったら梅はどうなのか?との単純な発想から月ヶ瀬へ行ってみた。月ヶ瀬は名前だけは知っていたけど、行くのは初めて。カーナビにセットして又兵衛桜から1時間半ほどのドライブだ。

初めて行った月ヶ瀬だけど、なかなか良い所だった。通常は2月に咲く梅も、4月のこの時期にもかかわらず綺麗に咲いている。桜よりも控えめで、より日本的で味わい深い。華やかな桜に比べてわびさびの気分。これを渋いと言うのかも・・・。

月ヶ瀬の梅林は広大なスペースを梅が覆うといった感じではなく、起伏にとんだ山の小道の両側に梅の木や休憩用の茶店、土産物屋、盆梅の販売店などが配置されて、なかなか楽しいスペースだ。次回は、ここだけをゆっくり訪れ、梅を眺めつつ、熱燗なんぞ楽しみたい。

【なかなか古い土産物屋が並ぶ】

【眼下にダム湖(?)も・・・】


【4月に梅見るもの珍しいかも・・・】

【ここで熱燗飲みたかった】

氷室神社(昨年の私の勝手的満開宣言は2011.3.27)
月ヶ瀬から柳生を抜けて奈良へ向かう。いつもの転害門駐車場に車を止め、転害門から正倉院、戒壇堂の横を抜けるのが私のお気に入りの散歩道だ。4月の声を聞いても観光客はまだ少ない。桜の蕾もまだ固い。

奈良国立博物館の前に新しい施設発見。奥村組記念館だとか。新しくて、トイレも綺麗(シャワートイレ付き)。最近、綺麗なトイレにこだわる私にとってはありがたい施設だ。無料のお茶のサービスもある。さらに屋上に展望スペースもあって、東大寺・大仏殿から若草山まで良く見える。その近辺に行ったら、覗いてみるといいと思う。

戒壇堂の桜の蕾は固かったけど、氷室神社も桜も一部満開宣言は出ているものの、満開には程遠い。予想は難しいけど、私の2012年度勝手的満開予想としては2012.4.10(火)としておこう。

【戒壇堂横の築地の道】
【いつも観光客、絵を書く人などで賑わうけど、今日は静か】

【氷室神社シダレザクラ。今年は遅い】

【部分的に咲いている場所も・・・】

【某国営放送の中継車】
【何を撮るんだろう・・・】

【奥村記念会屋上展望スペース】


主な支出
・ 950円:松阪牛牛丼(亀山SA)
・ 800円:梅干、生姜(月ヶ瀬梅林)
・ 700円:駐車場(月ヶ瀬)
・ 450円:転害門駐車場
・ 945円:奈良漬(東大寺森奈良漬店)
・ 3067円:ガソリン

2012年3月29日木曜日

第5次四国遍路4

今日はひたすら帰るだけ。夕方6時半までに帰りたい。18切符利用では帰りの選択肢は二つだけ。

1. 6時代の列車に乗って坂出で昼食の讃岐うどんを食べる。その場合東横インの朝食は諦める
2. 7時代の列車に乗り讃岐うどんを諦める。その場合東横インの朝食摂取は可能

どちらにしてもたいした違いではないけどね・・・。けっきょく1の「始発に乗り坂出の讃岐うどん」に決定。その坂出で食べた「わかまつ」の天麩羅うどん(480円)は今回と前回、讃岐うどんに目覚めた私にとって、一番美味しかったうどんかもしれない。まだ、偉そうなこと言うほど経験は無いけどね・・・。(2012.3.29/木)

◆主な支出
・ 593円:缶ビール、ツマミ
・ 480円:天ぷらウドン(坂出・わかまつ)
・ 300円:うどん小(かきあげ付き)
・ 780円:お土産(いりこ)

◆総括
・ 26日:往路、名古屋>松山(泊)
・ 27日:松山>久万中学校前>44番大宝寺>45番岩屋寺>古岩屋荘(泊)
・ 28日:古岩屋荘>久万中学校前>三坂峠>46番浄瑠璃寺>47番八坂寺>48番西林寺>49番浄土寺>50番繁多寺>51番石手寺>松山(泊)
・ 29日:復路、松山>名古屋

◆総支出額:35,594円

 【坂出・わかまつ・天麩羅ウドン・480円】
【私の短い讃岐うどん歴では今のところトップ評価かも】

【坂出・わかまつ】

2012年3月28日水曜日

第5次四国遍路3

今日は松山までの長丁場。有名な三坂峠を越えることになるけど、今いる久万高原から見れば基本的には下り坂。距離は長いけどのんきな歩きとなるに違いない。昨日降りた久万中学校前のバス停まで戻り、国道33号線で三坂峠まで歩く。三坂峠からは久万街道の旧道を下ったけど、ここを登るのはさぞ大変だったんだろうなー。三坂峠を越えると松山側。ようするに瀬戸内海側に入ることになる。そのせいか気候も変わる。暖かくなる。

46番浄瑠璃寺、47番八坂寺、48番西林寺と進むにつれ街中を歩く時間が長くなる。49番浄土寺を過ぎるとほとんど街の中を歩くことになる。しかも歩道の無い片側一斜線の道。折りしも夕方のラッシュ時間帯。歩き難いことこの上ない。16時30分浄土寺着。急いで納経帖に記帳してもらえば、50番繁多寺までいけるかも?と考えたのは甘かった。浄土寺には白装束のバス団体。団体さんはお参りの間に添乗員が大量の納経帖や掛け軸を持って、納経所で記帳してもらっており、そこに遭遇すると原則的には終わるまで待たねばならないらしい。

話には聞いていたけど、こんな時間が切迫するときにその状況に遭遇するとは、まったくついてない。しかし、落ち着いて考えてみれば、そんなに納経帖に記帳することに固執するより、ゆっくり自分の状況を落ち着いて考えることのほうが大切だ。というわけで、納経帖にはこだわらず、50番繁多寺、51番石手寺と回って今回の四国遍路は終了。記帳時間(午後5時まで)を過ぎたお寺はとても静かで趣き深い。(2012.3.28/水)

◆行動記録
・  6:00 起床
・  7:30 行動開始
・ 10:50 レストパーク明神
・ 11:30 三坂峠
・ 13:30 浄瑠璃寺
・ 14:10 八坂寺
・ 15:30 西林寺
・ 16:30 浄土寺
・ 17:30 繁多寺
・ 18:10 石手寺
・ 19:00 東横イン

◆歩行距離
・ 22.2キロ:古岩屋荘-浄瑠璃寺
・  0.9キロ:浄瑠璃寺-八坂寺
・  4.5キロ:八坂寺-西林寺
・  3.1キロ:西林寺-浄土寺
・  1.6キロ:浄土寺-繁多寺
・  2.5キロ:繁多寺-石手寺
・  1.0キロ:石手寺-道後温泉
(合計)35.8キロ

◆主な支出
・ 1000円:お土産(おくま饅頭)
・  300円:浄瑠璃寺納経
・  300円:八坂寺納経
・  300円:西林寺納経
・  300円:浄土寺納経
・  150円:電車(道後温泉~東横イン)
・  150円:缶ジュース
・  130円:お茶
・  360円:椿の湯
・  217円:湯上りラガー
・ 2600円:夕食・彦一(カワハギ煮付け、キスてんぷら、酒3合
・  520円:デザート
・  380円:サーティーワンアイス
・ 4500円:東横イン(お遍路プラン)

 【田起こしがが始まっている】
【春だねー】

 【三坂峠を過ぎると旧久万街道に入る】

 【46番札所浄瑠璃寺】

 【47番札所八坂寺】

 【48番札所西林寺】

 【49番札所浄土寺】

 【50番札所繁多寺】

 【高台にある繁多寺から夕日を眺める】
【眼下望む松山の街の先に沈む夕日は美しかった】

 【51番札所石手寺】
【まもなく暗くなる】
【参道の店も閉まってる】
【そんな静かな雰囲気、良いね】

 【石手寺山門】

 【石手寺には三重塔もある】
【納経の記帳時間を過ぎた境内は静かで良い】

【今回の遍路打上げ会場、彦ー】
【松山路面電車の警察署前に面してる】
【良い店でした】
【松山での拠点になりそう・・・】

2012年3月27日火曜日

第5次四国遍路2

JR松山駅でバスを待っていたら、「なでしこジャパン」澤選手似のオバチャン遍路登場。近くにいた「なでしこジャパン」佐々木監督似のオジチャン遍路に大宝寺から岩屋寺方面の状況を聞いている。私も関心があったのでチョイと横から聞いていた。その結果、急造3人遍路チームが編成された。

澤選手は長野、佐々木監督は千葉からのバス&歩き遍路。本日の行動予定は微妙に違っているけど、大宝寺まで行動を共にすることになった。歩き始めで、遍路気分に乗り切れてないとき、このような同行者が現れると気分が落ち着くのでありがたい。

大宝寺はかなり格式の高い寺のようで、山門の仁王像もなかなか良い仏像だ。この先の岩屋寺は大宝寺の奥ノ院の性格を持つらしい。大宝寺で急造遍路チームとわかれ山道に入る。一山越えると一般道に出るけど、遍路道は一般道に沿って田畑の間に続いている。のどかな山里から山の中の小道を歩くこのコースはまさに遍路の醍醐味に溢れている。

岩屋寺着は午後1時半。今日の泊まりは後3キロほどの古岩屋荘。公的な施設でチェックインは4時から。時間もたっぷりあるので岩屋寺下の茶店でそこのオヤジさんとオシャベリ。缶ビールを2缶飲んでしまった。そのオヤジさんに聞いた話。

数日前、店の前で歩き遍路が疲労で動けなくなり、店のオヤジさんが呼んだタクシーで予約してあった宿へ向かったという。その翌日、タクシーで再び店の前まで戻り、遍路を再開したという。そこまで律儀に歩き通す几帳面さが戦後の日本高度成長を支えたのか?と、感動してしまった。大袈裟だね・・・。

とりあえずその話と無縁の私は、茶店で飲んだ缶ビール2缶による、ほろ酔い気分で古岩屋荘にチェックイン。入浴後、久々に二食付(6800円)で泊まった宿で夕食。そのとき飲んだ熱燗2合は美味しかった。その名前を聞こうとしたけど忘れててしまった。(2012.3.27/火)

◆行動記録
・  6:00 起床
・  8:15 バス(松山=>久万中学校前)
・ 10:00 大宝寺
・ 13:30 岩屋寺
・ 15:30 古岩屋荘

◆歩行距離
・  0.9キロ:久万中学校前-大宝寺
・  9.1キロ:大宝寺-岩屋寺
・  3.0キロ:岩屋寺-古岩屋荘
(合計)13キロ

◆主な支出
・  150円:紅茶
・  600円:伊予柑ゼリー
・  300円:大宝寺納経
・  100円:賽銭
・  300円:岩屋寺納経
・  350円:ビール
・  350円:ビール
・  450円:ビール
・ 7500円:古岩屋荘(2食付・熱燗2合)

【城山公園から望む松山城】
【日本の城の中で最も良い感じの城と思う】
【この城山公園は野球場、競場の跡地だとか】
【地元の事情通から聞いた話】

【急造遍路チーム】

【大宝寺仁王像】

【44番札所大宝寺】

【岩屋寺手前の民間のお接待所】
【野宿遍路用わら敷きベット完備】
【横には話し相手のマネキン?も完備】
【怖い!】

【岩屋寺の最後の登り八丁坂の上】
【雪をかぶった山が見える】
【石鎚山かもしれないけど未確認】

【岩屋寺の上に有る「せり割り」の行場】
【納経所で鍵を貰えば入場可能】
【15分ぐらい登ると大きな岩があり石鎚が望めるらしい】
【天気も良いので行きたかったけど止めた】
【鍵を借りるのにお金がいるらしい。いくらかは未確認】

【岩屋寺の上の赤不動】

【45番札所岩屋寺】

【国民宿舎古岩屋荘】
【良い宿だった】
【古岩屋とはこの地域に多い礫岩峰】
【岩を含んだ不思議な地形だ】

2012年3月26日月曜日

第5次四国遍路1

前回の第4次四国遍路では43番札所明石寺から44番札所大宝寺まで歩くべく頑張ってみたものの内子から44番札所大宝寺までの途中1泊の日程調整に苦しみ帰宅してしまった。

その3日後、残った18切符を握り締め、3月26日、再度の第5次四国遍路の出撃。しかし、今回も29日夜に予定が入り、3泊4日の中途半端な行動となってしまった。周囲から「いつも自由な時間が持てて良いね」などと甘く見られている私でも、連続5日、フリーの時間を確保することはそんなに甘くは無いのです。

そんな訳で、今回は通常の歩き遍路コース「内子からひわた峠越え」は諦め、松山からバスで久万高原に入り、44番大宝寺、45番岩屋寺へ回り、松山の51番石手寺まで歩く二日間と往復の二日間の3泊4日の計画だ。

4月も近いとはいえ、関が原では雪が降っていた。今年の天候は本当に不順だ。坂出で昼食。ここの所、はまっている讃岐うどん。今回は駅前、イオン裏の「こむぎ屋」へ入ってみた。入口に「本日のサービスメニュー:肉うどん350円」との看板発見。この手のサービスに弱い私は、迷わず「肉うどん」、ついでに横においてあった「いなり寿司」も注文。

いなり寿司はともかく、肉うどんはさすがに美味しかった。でも、やっぱり天麩羅うどんにしとけばよかった。通常はうどん小を2杯食べるところだけれど、今回はいなり寿司の影響で打ち止め。再度、JRに乗り込み、昼寝なんぞしながら松山着は17:51分。

歩いて、2キロ先の東横イン(ネット限定割引で1泊朝食つき4800円)に向かう。でもチェックイン後、壁に「お遍路プラン4500円」の表示発見。「お遍路プラン」は白装束、菅笠、さんや袋、納経帖などのお遍路ギアをチェックイン時に提示するだけで受けることができるらしい。言い換えれば「お遍路コスプレサービス」ともいえなくも無い。不謹慎だね・・・、スンマセン。明後日の宿泊をネット早割予約(4800円)してあるので、是非チャレンジしようと心に誓う私です。(2012.3.26/月)

●主な支出
・  250円:コロッケ、いなり寿司(姫路)
・  280円:イカツマミ(姫路)
・  380円:かつサンド(岡山)
・  440円:肉うどん、いなり寿司(坂出・こむぎ屋)
・  370円:椿の湯(ロッカー代含む)
・  150円:電車(道後温泉~東横イン)
・ 2020円:夕食(中華、ビール)
・  997円:ケーキ(大街道にて購入)
・ 4800円:東横イン(ネット早割)


 【坂出・こむぎ屋】

 【こむぎ屋・肉うどん・いなり寿司】

【東横イン・お遍路プラン】
【四国の東横イン限定プラン】

2012年3月21日水曜日

第4次四国遍路4

●松山から帰還

今日は帰るだけだ。そんな中でも、何か楽しいことはないか?と、考えてしまう。悲しい性だ。今回は途中、坂出で讃岐うどんを食べることにした。来るとき、坂出の観光案内で「坂出うどんマップ」をゲットしてある。初めて知ったけど、坂出は讃岐うどん発祥の地らしい。

坂出で昼食を迎えるには、ゆっくり出発すれば良い。東横インの朝食(ジャコテン おにぎり チラシ寿司 味噌汁 サラダ キュウリ漬物)をゆっくり食べ、さらに駅で揚げたてのジャコテン2枚購入。のんびり列車に乗り込んだ。今治を過ぎると列車の両数がだんだん少なくなってくる。最後は2両編成となる。

四国の鈍行列車は通常トイレが着いてない。最近、トイレ関係でもよおしてから危機的状況になる時間が極めて短くなっている。そんなことをふと気にしたら、急にオシッコしたくなってきた。この手の要求はきわめて気分に左右されるが、トイレ設備のない列車でも心配無用。四国の鈍行列車はすぐに止まる。停車時間も長い。安心して次の停車駅を待ち用をたせば良い。

窓から見える瀬戸内海は宮城道夫の「春の海」的な波もなく、巨大な水溜りの気配。遠くにタンカーが浮かんでる。坂出では讃岐うどん2杯をハシゴ。さすがに三杯目は無理だった。若い頃なら5杯はいけただろうに・・・。(2012.3.21/水)

●主な支出
・ 120円 缶コーヒー
・ 280円 揚げたてジャコテン2枚
・ 500円 観音寺饅頭
・ 300円 讃岐うどん小 レンコン天ぷら
・ 170円 讃岐うどん小 キツネ
・ 1090円 くぎに ちりめんさんしょ ジャコ 文旦2
・ 760円 かつサンド2(岡山タカキベーカリー)
・ 1200円 ままかり寿司

 【坂出の手前の瀬戸内海】
【静かな海だ】

 【JR松山駅構内の蒲鉾屋さん】
【朝7時半からジャコテン揚げている】

 【坂出・イオン内、讃岐うどん、レンコン天つけて300円】

【店はイオンのフードコート。汁が美味い】

 【坂出・上原製麺、きつねうどん、170円】
【麺が美味い】

【暖簾もない工場の片隅で食べる】
【自分でも良く見つけたものだと思う】