澤選手は長野、佐々木監督は千葉からのバス&歩き遍路。本日の行動予定は微妙に違っているけど、大宝寺まで行動を共にすることになった。歩き始めで、遍路気分に乗り切れてないとき、このような同行者が現れると気分が落ち着くのでありがたい。
大宝寺はかなり格式の高い寺のようで、山門の仁王像もなかなか良い仏像だ。この先の岩屋寺は大宝寺の奥ノ院の性格を持つらしい。大宝寺で急造遍路チームとわかれ山道に入る。一山越えると一般道に出るけど、遍路道は一般道に沿って田畑の間に続いている。のどかな山里から山の中の小道を歩くこのコースはまさに遍路の醍醐味に溢れている。
岩屋寺着は午後1時半。今日の泊まりは後3キロほどの古岩屋荘。公的な施設でチェックインは4時から。時間もたっぷりあるので岩屋寺下の茶店でそこのオヤジさんとオシャベリ。缶ビールを2缶飲んでしまった。そのオヤジさんに聞いた話。
数日前、店の前で歩き遍路が疲労で動けなくなり、店のオヤジさんが呼んだタクシーで予約してあった宿へ向かったという。その翌日、タクシーで再び店の前まで戻り、遍路を再開したという。そこまで律儀に歩き通す几帳面さが戦後の日本高度成長を支えたのか?と、感動してしまった。大袈裟だね・・・。
とりあえずその話と無縁の私は、茶店で飲んだ缶ビール2缶による、ほろ酔い気分で古岩屋荘にチェックイン。入浴後、久々に二食付(6800円)で泊まった宿で夕食。そのとき飲んだ熱燗2合は美味しかった。その名前を聞こうとしたけど忘れててしまった。(2012.3.27/火)
◆行動記録
・ 6:00 起床
・ 8:15 バス(松山=>久万中学校前)
・ 10:00 大宝寺
・ 13:30 岩屋寺
・ 15:30 古岩屋荘
◆歩行距離
・ 0.9キロ:久万中学校前-大宝寺
・ 9.1キロ:大宝寺-岩屋寺
・ 3.0キロ:岩屋寺-古岩屋荘
(合計)13キロ
◆主な支出
・ 150円:紅茶
・ 600円:伊予柑ゼリー
・ 300円:大宝寺納経
・ 100円:賽銭
・ 300円:岩屋寺納経
・ 350円:ビール
・ 350円:ビール
・ 450円:ビール
・ 7500円:古岩屋荘(2食付・熱燗2合)
【城山公園から望む松山城】
【日本の城の中で最も良い感じの城と思う】
【この城山公園は野球場、競場の跡地だとか】
【地元の事情通から聞いた話】
【急造遍路チーム】
【大宝寺仁王像】
【44番札所大宝寺】
【岩屋寺手前の民間のお接待所】
【野宿遍路用わら敷きベット完備】
【横には話し相手のマネキン?も完備】
【怖い!】
【岩屋寺の最後の登り八丁坂の上】
【雪をかぶった山が見える】
【石鎚山かもしれないけど未確認】
【岩屋寺の上に有る「せり割り」の行場】
【納経所で鍵を貰えば入場可能】
【15分ぐらい登ると大きな岩があり石鎚が望めるらしい】
【天気も良いので行きたかったけど止めた】
【鍵を借りるのにお金がいるらしい。いくらかは未確認】
【岩屋寺の上の赤不動】
【45番札所岩屋寺】
【国民宿舎古岩屋荘】
【良い宿だった】
【古岩屋とはこの地域に多い礫岩峰】
【岩を含んだ不思議な地形だ】
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