2019年8月24日土曜日

風吹大池(2019.8.24-26)

■8/24(金)出発
忘れもしない7月25日からアデノウイルス感染をきっかけに長期の自宅軟禁状態。今年は史上まれに見る暑い夏だった。その間、エアコンの効いた部屋でゴロゴロしているのはそれはそれで快適だった。ウットオシイ仕事はドクターストップで断れる。

そんな怠惰な暮らしはアカン。山に登ろうと出撃した。とは言うものの1ヶ月ブランクのリハビリ登山。二三時間程度の登りと下山後の温泉にこだわって行き先を風吹大池に決めた。ネットで見つけた来馬温泉に目的地セット。なんとか明るいうちに来馬温泉到着。取り合えず入浴だけ頼み温泉に入る。

たいして期待してなかった来馬温泉だったけど素晴らしい温泉だった。チョイと硫黄の香りのあるチョイと濁った湯は一級品。湯量も豊富、湯温も適当で素晴らしい。

この日は温泉だけで小谷道の駅に戻り車中泊。道の駅は夜九時まで営業して車中泊の車も多数。車中泊を意識した営業方針で、快適な車中泊が出来た。

◆行動記録
・13:10 加子母発
・15:40 塩尻給油2330円
・塩尻ー安曇野 高速440円
・16:30 安曇野田んぼアート
・18:30 来馬温泉 500円
・小谷道の駅ラーメン天丼セット1200円
・道の駅は九時半までの営業、人多し、温泉は660円

■8/25(土)風吹大池
来馬温泉から土沢登山口までは遠かった。でも未舗装路だけど整備が行き届き走りやすかった。風吹大池は私が山登りを始めた頃から気になっていたところだ。北アルプスのメインルートからチョイと外れたところにあるけどなぜか気になる。そんな風吹大池に行くことが出来て嬉しかった。

登山道は広く歩きやすい。ただこのコースは妙にぬかるんだ場所が多くしばしば滑った。コースは痩せ尾根上をまっすぐに上がる。その両側は切り立った沢だ。やせ痩せ尾根とは言うものの両側は切れ落ちた沢で、要するに大きな沢の真ん中に島のように尾根が続いている感じ。このルートの名前は土沢(ツンザワ)コースと言う。その土沢という名前も分かるような気がする。要するに土の沢なのだ。

展望はほとんどないけど広葉樹林の中の登山道は歩くだけで気持ちが良い。登り詰めた風吹大池は静かな所だった。池の回りには周遊路が整備されている。のんびり牧歌的な路を想像していたけど、けっこうアップダウンのある路だった。

この日は日曜日。少しは登山者と出会うと思っていたけど、誰一人とも出会わなかった。この八月末のこの季節、池周辺の花もほとんど終わり、10月の紅葉の時期まで最も人の少ない季節かもしれない。人の多いハイシーズンより人の少ないオフシーズンの方が好きな私には向いている季節かも知れない。

◆行動記録
・6:00 起床
・7:40 土沢登山口
・10:30 風吹山荘
・風吹大池周遊
・12:00 下山開始
・14:00 土沢登山口
・14:30 来馬温泉風吹荘に投宿


【土沢登山口までは30分以上未舗装路を走る。登山者は少ないようだが整備はされている】


【登山口から歩き出す早々に異様な景観。白い硫黄の沢と思われる】


【登山ルートは展望はないけど深い森の中。なかなか気分の良い森だ】


【マムシに遭遇。登山道からなかなか動かない】


【風吹大池、静かな池だ】


【池の周りは樹林が覆う】


【少し歩くとナントカ池】


【さらに歩いてナントカ田圃】


【さらに歩くと開けた湿原に出た。花は終わっている】


【風吹山荘遠望】


【来馬温泉風吹荘の内風呂、湯温、湯量、泉質、窓からの展望すべて一級品】


【風吹荘の夕食、この他にサザエ、ウナギまぶし、鳥せせり、ザルそば、野菜天が突いた。白馬錦も美味かった。】


【一泊二食税込み9000円は安い。】

■8/26(月)大事件発生
昨日はやっぱりかなり消耗した。歳には勝てない。今日は帰るだけだ。ただ帰るだけも能がないので小谷温泉雨飾登山口辺りを偵察することにした。その登山口近くの木陰に車を止めコーヒーなんぞを楽しむ作戦。

それが事件の元だった。車を止めエンジンを切り後部座席に移って湯を沸かしコーヒーをいれる。後部座席の窓を全開し網戸をセット。山の爽やかな空気に包まれコーヒーが旨い。ここまでは良かった

その後、エンジンをかけようと試みるもウントモスントモ動かない。なんとなく恐れていた事が起こってしまった。山の中でのエンストだ。ただ不幸中の幸いなのはキャンプ場の駐車場で止まった事だ。昨日の風吹登山口で止まったら、これこそホンマモンの事件だ。登山口は未舗装路を三十分以上走った山の中。しかも一日中人に出会わない場所だった。

とりあえずキャンプ場の管理棟に助けを求めた。そのオニイチャンはとても親切だった。ブースターケーブル持参でいろいろ試みるもすべての不調。結局、単なるバッテリー問題ではなくて車自体の不具合と決定。

それから地元の修理工場、馴染みの自動車屋、保険屋、ロードサービス、等など大量の電話連絡をこなして、いまこれを書いている。これを書きつつつくずくこのトラブルが昨日でなくて良かったと思う。昨日の土沢登山口なら携帯も届かない。

その後、いろいろ親切の世話になりつつ、深夜だけど帰宅できた。トラブルも旅の味わいの一つかもしれない。今回のトラブルに関して多くの人と話が出来て、楽しかった。特にレッカーでの移動中に聞いた根曲がり竹の処理方法は勉強になった。

◆行動記録
・10:00 行動開始
・11:00 雨飾キャンプ場駐車場にて事件勃発
・糸魚川へレッカー移動
・17:30 糸魚川発
・高速 安曇野ー塩尻(630円)
・高速 中津川ー春日井(980円)
・24:30 帰宅


【雨飾キャンプ場。事故現場はここより少し下がった第二駐車場】


【バッテリーはシートの下だった】


【ついにレッカー移動。糸魚川から小谷温泉の奥まで出向いてくれた自動車修理工場の社長に感謝。人の親切が身に染みる】

2019年8月13日火曜日

オミナエシ(2019.8.13)

はっきり言うけど、今年の夏は暑い。更に湿度も高い。更に体調も悪い。咳が止まらない。どこにも出撃できず、クーラーの効いた部屋で終日テレビを見つつゴロゴロしている。そんな日々も終わりが見えてきた。加子母近辺を車で走っていたら、オミナエシの群落発見。秋の七草を見つけて、季節の移ろいを感じる。「止まない雨は無い」「止まない酷暑は無い」。体調も戻ってきたので、お盆が明けたらどこぞへ出かけるか・・・。

2019年7月24日水曜日

天神祭り(2019.7.24)

突然、梅雨前線が無くなった。たぶん梅雨明けなんだろうけど、日本上空には寒気が入っているとかで梅雨明け宣言はまだ。今年の梅雨は激しかった。この一ヶ月ほど毎日激しい雨だったような気がする。

と言うわけで、私としては個人的梅雨明け宣言。しかし、山へ行くには天候は不安定。とりあえず18切符で大阪方面の散歩に出かけた。久しぶりの天満酒蔵へ向かうために天神橋筋を歩いてみれば、なぜか様子がおかしい。この日は天神祭当日だった。

天神祭は話には聞いていたけど、遭遇するのは初めて。はからずも大阪の伝統的行事に入り込む事が出来て面白かった。帰りは天王寺から関西線で帰ってきたけど、東海道線に比べて格段に人も少なくのんびり帰還できた。

帰宅後、翌日から体の調子がおかしい。最初、涙が止まらない。その翌朝、目ヤニで目が開かない。眼科での見立てはアデノウイルスによる結膜炎。更に喉も痛い、咳が止まらない。子供のころプールではやった流行性結膜炎に大人になってプールに入らないのにかかってしまった。不思議だ。梅雨が明けたら山に行こうと画策してたけど、今年の梅雨明けの夏山は完全に諦めとなってしまった。

【天神橋筋商店街を神輿が練り歩く】

【店の中までお獅子乱入】

2019年7月15日月曜日

北海道日高(2019.7.15-18)

■1日目・出発(2019.7.15)月
アポイ岳は北海道日高にある千メートルにも満たない山だ。その南の果て、日高山脈の海に落ちるところが襟裳岬。この地域は昨今の北海道のインバウンドブームの恩恵もあまり受けている感じもなく、JR日高線も数年前の災害で不通。そんな時流に乗り遅れた感じが、いかにも最果ての北海道的な感じだけどどうかな・・・。

とは言うもののアポイ岳は以前から重大な関心があった。標高は低いももの襟裳岬近辺は天候が悪く霧がかかることも多い。そんな気候がこの山を美しい花の山として有名にしている。今、名古屋は梅雨末期。特に今年は梅雨明けが遅くここ数週間雨模様。北海道ならいくぶんは良かろうと出撃してきたけど、天候はどうかな?

15日から18日までの三泊四日。天気予報で16日・17日はなんとか良さそうだけど襟裳岬近辺の状況はわからない。とりあえず浦河のゲストハウスに予約は入れた。新千歳空港から浦河までの交通の便が悪い。日高線は不通だし・・・。結局、新千歳空港から浦河までは高速バスが一番早そうだ。そのバスは空港で三時間待ち。折しも三連休の最終日。新千歳空港の中心部はデパートの大北海道展の様相。得たいのしれない言語が飛び交う阿鼻叫喚。混雑嫌いの私としては空港の片隅の人気のないところでモスバーガー肴にイイチコ飲みつつこれを書いている。

◆行動記録
9:15 勝川
9:35 金山
10:06 中部国際空港着
11:50 中部国際空港発(往復:20,420円)
13:35 新千歳空港着
16:26 新千歳空港(JAL2番乗場)(バス浦河行き特急ひだか優駿号) 2620円
19:17 浦河役場前着
・宿泊:ゲストハウスまさご(3泊分 10692円)
・夕食:味の助六(天ざるビールL1750円)
・コンビニ1260円
・夜、星空鑑賞、JRA日高育成牧場桜並木

【浦河へ向かう高速バスから太平洋が見える】

【ゲストハウスまさごは一階が銭湯、ラーメン屋、二階がゲストハウス。昨年オープン。雰囲気のあるバーカウンタもあり、ベッドのシーツも清潔。三連泊で楽しく過ごせた。ただただ素晴らしい。】

■2日目・アポイ岳(2019.7.16)火
天気は良い。アポイ岳に登らねばならぬ。早朝の様似行きのバスに乗るために準備していると宿のオヤジさんに「送っていくよ」の暖かいお言葉。その結果、7時前には歩きだしていた。バス利用なら9時ごろの登山開始を予定していたが、2時間以上時間を短縮することが出来た。したがって急ぐ必要もなく、のんびり度に拍車がかかる。汗もかかかない程度の速度で緩やかな樹林の中を進む。森が深い。とても楽しい。

五合目の小屋を過ぎると稜線への急登が始まる。登るにしたがって背後の海の展望が広がる。アポイ岳は花の山として有名だけど、展望も素晴らしい。お目当ての花は私には好くわからない。小さいけれど鮮やかな花が咲いている。花の多さは白山には負けると思うけど、何かの珍しい固有種があるのだろう。千メートルにも満たない山だけれど充分楽しめた。うれしい。

◆行動記録
・宿の親父さんに登山口まで送ってもらう
・昆布とり見学
・小牧の夫婦
・6:50 登山開始
・7:20 第2休憩所
・9:15 馬の背お花畑
・10:00 山頂
・10:20 下山開始
・12:30 下山
・千葉の単独
・仙台の単独に様似まで送ってもらう
・様似の観光案内のおばちゃん
・工藤商店タコまんま、つぶめし、とりあし
・自転車ツーリングジジイ
・バス:様似ー浦河 360円
・夕食:三之助 3380円地魚刺身、カレイ塩焼き、冷酒
・ゲストハウスラーメン屋:750円(生ビール、行者ニンニクギョウザ)

【アポイ岳へ行く途中、コンブ漁を見学。思いの他、岸に近いところで昆布を取る】

【様似を越えるとアポイ岳が見えた】

【登山口は整備されている】

【緩やかな樹林の中の道を歩き出す。森が濃い】

【なんとなくアポイ的な景色】

【馬の背からアポイ山頂を望む】


【アポイ岳山頂、展望はあまり良くない】

【三之助の刺身一人盛り】

■3日目・自転車徘徊(2019.7.17)水
アポイ岳に登ったので今回の旅の目的はクリア。宿で自転車を借りて付近を徘徊。様似のエンルム岬、タコまんま(かまぼこ)、帰りに天馬街道沿いの牧場の馬を眺め、知る人ぞ知る桜並木、JRA育成牧場等を巡り有意義な一日だった。最後は宿の親父さんに紹介された「盛っきりや」で夕食。隣に座った競走馬の生産者の方との話も面白かった。

今回の旅で想定外に良かったのは浦河近辺の競走馬の牧場だった。広大な敷地に緑の牧草が広がり馬がのんびり草を食んでいる。牧場の境の枠に近づくと寄ってくる馬もいる。近くで見ると可愛い顔をしている。そしてその皮膚は黒く茶色く光輝く。まさに高級ベルトのコードバンだ。その皮膚にアブか何かの虫が絡むけど尻尾を上手く使って追い払っている。美しいサラブレッドを見ていると「優駿」という言葉を思い出すけど、昔読んだ宮本某の優駿のストーリーは思い出せない。

◆行動記録
・8:40 自転車で行動開始
・11:00 様似
・12:00 様似駅
・浦河JRA育成牧場近辺を徘徊
・16:00 帰還後銭湯
・工藤商店 タコまんま、トリアシ、マツブ(1128円877円)
・盛っきりや、刺身、ホッキバター、塩麹銀鮭、ビール2(3100円)
・JR浦河ー新千歳空(3380円)

【拾った昆布だけでも十分な漁だ。】

【様似、親子岩】

【エンルム岬、この岬に守られて様似は昔からの良港】

【エンルム岬から見下ろす様似港】

【この日のアポイはガスの中】

【エンルム岬にも花が咲いていた】

【エンルム岬の裏のカンラン岩の岸壁】

【JRA育成牧場へ行く時に見つけた馬のカップル】

【帰りに寄ってきた。多分雌の方。私の顔を覚えていたかも・・・。】

【JRA日高育成牧場の桜並木。あまり有名でないけど凄い桜かも・・・】

■4日目・帰還総括(2019.7.18)木
最終日は霧雨だった。ザックにカバーを掛け、傘をさして日高線代行バスの停留所に向かった。昨日までの三日間は梅雨の最中の行動としては奇跡的に恵まれていたかもしれない。アポイ岳に登った日は高曇りで展望が素晴らしかったけど、その後の二日間は山頂は雲のなか。今回の旅はすべての意味でついていた。

静内までの車窓から眺める太平洋は垂れ込めた霧と相まって最果て感を醸し出す。静内、鵡川そして苫小牧までも人気は少なくひなびている。札幌市、函館、ニセコ、知床、礼文などなど最近訪れた北海道の中でも最も昔の空気を残しているのがこの日高かもしれない。

今回の旅はそんな昔の気分を味わうことが出来て楽しかった。ただ、出会う人々がの高齢化は著しい。昔、「カニ族」と言う言葉があった時代の方々が時間と経済力を獲得し、遣り残した行動に再チャレンジをしているように見える。私もその一人であるけど、ソレハソレデ居心地は良い。ただその間に失ったものは体力、そして外見の見映えだ。こればかりは如何ともしがたい。

◆今回の旅でであった方々
・ゲストハウスまさごの若旦那、野球のキャッチャーで頑張ってきたナイスガイ。今は宿の運営に頑張っている。
・三重からの夫婦、新日本海フェリーで軽ワゴン、星空観測
・ゲストハウスまさごの大旦那、日高の事情通、遊びの達人
・今シーズン初の本格的昆布漁にわく漁師のオッチャン
・愛知隣町の夫婦、アポイ岳登山口で出会い行動を共にする、太平洋フェリーで運んだ車で北海道を40日放浪中
・千葉の単独のオッチャン、雨竜沼からアポイ岳に転進
・仙台のおっちゃん、アポイ下山後バスを探す私に声をかけてくれ、様似の町まで送ってくれた。
・様似駅観光協会のおばちゃん、エンルム岬、EXILEも食べに来たタコまんま
・自転車テント泊のオッチャン、遠目には若者に見え「感心な若者」と好感を持って見ていたけど近くで見れば私と同世代。海岸でテント泊の計画を地元の人から熊が危険と諭され駅で泊まることにしたようだ。駅で泊まるなんて北海道的だなあ、、、。
・拾い昆布を干しているおばちゃん
・居酒屋もっきりやのママ、風邪で声は出ずもマスクを外した顔は美人
・居酒屋もっきりやで隣に座った競走馬生産者、日高に来たことを再認識
・静内駅構内の蕎麦屋のオッチャン、亡くなった奥さんは春日井出身、静内の蕎麦は汁がが美味い。さすが昆布の生産地

◆行動記録
6:40 浦河発
9:07 静内発 86分
10:58 鵡川発 7分
12:14 苫小牧発 41分
12:42 新千歳空港着
14:30 新千歳空港発
16:20 中部国際空港着

【霧雨の中バスを待つ。JR浦河駅は健在だけど列車は走ってない】

【日高線は鵡川ー苫小牧だけになってしまった感じ。】

2019年7月7日日曜日

宇津江四十八滝(2019.7.7)

国道41号線を富山方向に向かって走る時、いつも見ている「宇津江四十八滝」の標識。時々、行ってみようかと左折しては見るものの、なぜか行き着けない。そんなに難しい道でもないのになぜか行きつけない。ようするに縁がないのかも?

とは思うものの、長引く梅雨のさなか行くところもないので行ってみた。行けば難なく現地に到着。車を置いて谷沿いの道を歩いてみた。新緑が美しい。次々と現れる滝や、野花も美しい。山を歩くとき見つける高山植物も美しいけど、この低山に咲く控えめな野草の控えめな美しさも良いね。ゆっくり歩いて1時間程度。ちょいと汗をかくコースだった。秋の紅葉の頃も美しかろう。

【滝は次々と現れる。三重県の赤目四十八滝より良いと思う。】

【滝に沿って歩きやすい道が整備されている。その脇には小さな花が咲く。遊歩道整備料200円。】

【途中にある展望台から乗鞍方面を望む】

2019年6月15日土曜日

クルーズ・釜山(2019.6.15-20)

■1日目・神戸(2019.6.15)土曜日
初めてのクルーズの旅に行ってきた。船はダイアモンドプリンセス。神戸発着の5泊6日のショートクルーズ。初心者の旅としてはこんなものか・・・。集合は名古屋駅。新しく出来た高速で御在所の麓から第二名神に入る。今まで常に渋滞していた四日市周辺の渋滞もなく快適。事前の雨予報も外れて濡れることもなく快適なスタート。ただ、名駅西に集まったツアー客は高齢化している。

三時間かけて神戸港。午後1時過ぎに乗船完了。この日のダイヤモンドプリンセスは2800人ほどの満員状態。最近はクルーズがブームのようだ。大勢が集中して乗り込む割には乗船手続きは順調だ。事前に送られてきたEチケットとパスポートを提示しクルーズカードを受け取る。あとはそのカードですべて決済。乗船下船の管理もそれで行う。下船後乗り遅れてもすぐにわかる仕組みだ。

クルーズでは食事は無料。要するに食べ放題だけど、人間そんなに食べれない。特に最近は食が細くなった。若い頃、食事の量が足りなくなることを畏れた時代が懐かしい。チェックイン後、船内案内ツアーに参加後、問題のビュッフェで最初の食事。遅めの昼食となってしまったけど、午後5時30分の夕食の時間が迫っている。この状況はけっこう辛い。

◆行動記録
・バスで神戸港
・船内案内ツアー参加
・乗船後ビュッフェ:サラダ少々
・夕食:インターナショナルダイニング(リブロースステーキ)
・シアター(ジャグリング)
・バー:ホイール(ダンス少々、大混雑)

【近くで見るダイアモンドプリンセスは大きい】

【内部は広い】

【船のプールサイドデッキから神戸の街を望む】

■2日目・高知(2019.6.16)日曜日
初めてのクルーズに昨夜は夜更かししてしまった。そこで感じたのは高齢者のダンスパワーだ。終戦の日本復興時代の高度成長期を支えた方々にはダンスが身近にあったようだ。まさによき昭和時代が体感できて嬉しかった。

初めての体験にチョイと興奮し寝付きは悪かったけど、朝は来る。気がつけば高知港。昨夜の雨は完全に上がり夏の日射しが痛い。ルームサービス(無料だけどチップ2ドル)の朝食後、高知の街にシャトルバス(一日15ドル)で向かう。日曜朝市、高知城とサクサク回り、ひろめ市場で朝市で買った竹の子の寿司と昆布うどん昼食。

夕方四時過ぎ、高知港を出港する。岸壁には出港セレモニー的な人々がまばらに見送る。「ペギー葉山の南国土佐を後にして」が流れてくる。縁もゆかりもない人が見送りの手を振ってくれる。その時何故かこみ上げる感情が生まれる。これがいわゆる船の別れと言うものか・・・。

◆行動記録
・朝ルームサービス
・シャトルバス 日曜朝市、高知城、竹の子寿司、昆布うどん、かき揚げ
・帰船後、船内探索、プール、ジャグジー、アイスクリーム、ピザ
・夕食:インターナショナルダイニング(ヒレステーキ)
・バー:フュージョン(ダンス少々、爺様方のダンスが良い)
・シアター:ミュージカルショー(素晴らしい) 

【高知港を眺めながら朝食のルームサービス】

【天気も良くて、高知の街の散策は楽しかった】

【船内にはこんな感じのバー多数】


■3日目・鹿児島(2019.6.17)月曜日
一昨日の夜はクルーズ初夜のせいかよく眠れなかったけど、昨夜は近来にない深い眠り。従って寝起きも爽快だ。天気は良い。日射しは強い。でも船のバルコニーから見る桜島は霞んでいる。目を転じて鹿児島の街を見ると若干の起伏のある斜面に家並みが見える。ヨーロッパの街並みを見るようだ。

シャトルバスで街に出て、一日乗車券で城山公園。展望台には行かず城山観光ホテルのカフェからビールを飲みながら桜島を眺めた。昔、現役の頃、仕事で初めての鹿児島を訪れた時の記憶がよみがえり懐かしかった。船に戻れば無料の食事があると思うと、鹿児島で食事をするモチベーションは下がる。トットと船に帰り、遅めの昼食。またもや夕食のときに腹が減らない。残念だ。

◆行動記録
・朝食:インターナショナルダイニング(和定食は残念だった)
・シャトルバス(一日15ドル、市内バス一日チケット600円)
・鹿児島城山観光ホテルでビール 
・船に戻りビュッフェで昼食
・夕夜:インターナショナルダイニング(ローストビーフ)
・シアター(落語ダイアン吉日)
・バー:フュージョン(スコッチ水割り、ダンスせず、外国人のダンスに対するノリを私も目指したい)

【鹿児島港から街を望む。この日も良い天気だ。梅雨時とは思えない】

【こう見るとなかなか美しい船だ】

【日没近くに錦江湾を出る。開聞岳が美しい】

■4日目・釜山(2019.6.18)火曜日
今日は釜山。到着は今までより遅く午前11頃の予定。のんびり起き出しバルコニーで持参のブルーマウンテンを飲む。時間は午前8時。天気は曇り。遠くに対馬の島影が広がっている。初めて訪れた釜山だけど、特段の感慨もなく、大阪をもう一段カジュアルにした感じ。数時間の滞在だったけど繁華街の屋台で食べたトッポギらしきものが胃にもたれ、この日も夕食がプレッシャーだった。

◆行動記録
・朝食:ビュッフェ
・オプショナルツアー(釜山、海東龍宮寺、ツバキ島、国際市場、屋台買い食い)
・プールデッキでビール
・腹が減らず夕食はルームサービス
・バー:フュージョン(ルンバ、ジルバ)
・ルームサービスの残りを夜食

【海東龍宮寺、観光客多数なるも寺の由来など分からない】

【釜山には高層マンション多数、ガイド曰く「大金持ちが多く住んでる。金持ちになるために、みんな大学を目指す」。大変だなあ・・・。「金は無くても幸せな人生はあるのだ」なんて甘いことは行ってられないらしい。

【繁華街の屋台。意外と高い。日本人観光客は甘く見られているのかも・・・。】

【暗くなってから釜山を離れる】


■5日目・関門海峡(2019.6.19)水曜日
朝7時半、目が覚めたら島影が見える。関門海峡だ。それから二度寝、寝たり起きたり繰り返し10時ちょい前行動開始。クルーズはほぼ最終日。関門海峡から豊後水道を南下し、足摺岬を回り込み神戸を目指す。

船に乗り込んでから五日目になる。これが長かったのか?、あっという間の短い時間だったのか?よくわからないけど、忙しい旅だった。「ゆったりと流れる時間を楽しむ船旅」なんてフレーズ聞くことがあるような気がするけど、この五日間の時間はゆったりと流れたのか?よくわからない。でも楽しい時間だったことは確かかもしれない。

今、午後4時。バルコニーに座り四国沖でこれを書いている。遠くを大きな船がすれ違う。今夜はツアーご招待のサバティーニで夕食の予定。知らなかったけどサバティーニは有名なイタ飯屋らしい。船の食事にも飽きてきたのでチョイと期待している。

◆行動記録
・朝食:ルームサービスの残りを片付け
・社交ダンス講習会
・早めの昼食
・アトリウムでクラシック
・ホイールでカラオケ
・シアターでダンスショー
・下船説明会
・サバティーニで夕食
・エクスプローラでダンス大会
・シアターでライオンキング的「鶴の恩返し」ヤマタノオロチ付

【関門海峡に入る直前、水先案内が乗船した】

【関門海峡大橋をくぐる。向こう側に布刈神社】

【船内のアチコチでいろいろやっている】

【サバティーニ。食事は無料だけど、チップが一人35ドル必要。この日はツアーのご招待】

■6日目・総括(2019.6.20)木曜日
朝五時半起床。すでに船は神戸港に接岸している。下船当日なので混雑を予測してビュッフェに朝食を取りに行き部屋で食べる自前ルームサービスを敢行。予想通りビュッフェは大混雑。しかし三往復で充実の朝食をゆったり食べることが出来た。

あっという間の6日間。子供のころ絵本でクイーンエリザベスを見て以来、なんとなく憧れていたクルーズの旅だったけど、意外とカジュアルだった。2800名の乗客の中の2000名が日本人。メニューもすべて日本語メニューがあった。ドレスコードもフォーマルが一日あったけど、この船のフォーマルはけっこうカジュアルだ。それはそれで居心地はすこぶる良かったけど、次回はクイーンエリザベスに挑戦したいと考えている。