2022年1月26日水曜日

青峯山正福寺(2021.1.26)

 伊勢神宮周辺ハイキング第二弾。青峯山正福寺へ行ってきた。正福寺は名前を聞いたこともなかったけど、近鉄てくてくマップに導かれて訪れた。コース起点の近鉄志摩線松尾駅まで名古屋から急行で二時間半。車窓から差し込む冬の日差しを浴びながら急行でのんびり電車を楽しむ。最近、車の運転よりこんな移動が楽しいね。

松尾駅は短いホームひとつのトイレもない小さな駅。数軒の民家の間を歩き出す。そんな小さな集落だけど立派な家が多い。特に古びた石垣の家が多い。この伊勢神宮周辺の地域はかなり古い時代から栄えていたようだ。日差しも暖かくて住み良さそうなところでもある。


松尾からの道は正福寺の表参道のような道だ。しっかりした石段が緩やかに続く。初めて知った正福寺はかなり大きな寺だ。近鉄志摩線を挟んだ反対側には朝熊山の金剛證寺がある。金剛證寺もビックリするような大きな寺だった。この地域は伊勢神宮を中心に寺社も多くいわゆるスピリチュアルな地域だったと思う。それが明治の廃仏毀釈を経て国家神道としての伊勢神宮だけが栄え、さらに戦後のレジャーの多様化によってその他の寺院が廃れてしまった、なんてそんなことも考えてしまう。


正福寺から沓掛駅まで歩き電車で鳥羽へ戻った。今回は鳥羽で海鮮肴に一人打ち上げ。店に入ってビールを注文したけどコロナ蔓延防止宣言でビールが出ない。申し訳ないけど注文は取り止め店を出て、コンビニでイイチコワンカップを買って電車内で一人打ち上げ。この蔓延防止宣言ってナンナン?


◆行動記録

近鉄名古屋駅 8:19

10:40 近鉄松尾

12:30 正福寺

13:00 発

14:00 沓掛駅

14:31 発

15:26 鳥羽発


【参道はしっかりしている】

【石段もしっかりしている】

【石を投げて岩の上に乗ったら男、乗らなかったら女、との生まれてくる子供の性別を占った「????岩」。昔から地元の漁師、海女さんの信仰を集めたらしい】

【丁石が続く、23丁まで確認】

【正福寺大門。彫刻が見ものだ】

【本堂、予想以上に大きい寺だ】

【近鉄沓掛駅から青峰山を望む。志摩地方の最高峰との記載があるけど朝熊山の方が高く見えるけどなあ・・・。】


2022年1月19日水曜日

道樹山(2022.1.19)

 今年初の山歩きと言うほどのものでないけど春日井三山に出かけてみた。年が明ければ収まるだろうと思っていたけど、年明け早々オミクロン株感染拡大。どう考えても疫病としてのインパクトは小さいと思うもののメディアは感染爆発との大合唱。世の中は相変わらず騒がしい。そんな世間の同調圧力に弱い私は遠出を避けて近所を徘徊している。

◆行動記録

植物園駐車場から登山開始13:00、大谷山、道樹山、植物園駐車場へ下山15:30






2022年1月17日月曜日

クライ・マッチョ(2022.1.17)

 コロナ騒動で世間は騒がしい。外は寒いし、遠出する気分にもならない。さらに家にじっと自粛しているのも体に悪い。と言うわけで、久しぶりに映画を見た。

コロナ騒動が始まった当初は映画館は感染リスク大との世間の評価。しかし、最近は静かに空いた映画館での参観は問題ないらしい。そういえば騒動開始時のパチンコ屋への非難は最近はゼロだ。当時、声高にパチンコ屋へ出入りする人を非難し続けた連中は今何を思うのだろうか?


などといろいろ思いつつ見たクライ.マッチョは良い映画だった。クリント・イーストウッドはカッコいい。若い頃より91才の今が一番良い。私もそんな年寄りになりたい。




2022年1月7日金曜日

伊勢神宮(2022.1.7)

小学校の修学旅行は伊勢神宮だった。それ以来かそれ以前からか分からないけれど伊勢は数えきれないほど訪れている。しかし街中の感覚、いわゆる土地勘というものがほとんどない。外宮、内宮、伊勢市駅、宇治山田駅、鳥羽、二見が浦などの位置関係、方角がわからない。だったら行ってみるか?と初詣をかねて出かけてみた。

手には近鉄てくてくマップ。最大のターゲットは古市参宮街道だけど、地図通り歩くのはなかなか難しい。しかし「全集中」でマップのコース通り歩くことが出来て嬉しかった。今回のコースで初めて知った「月読宮」は良い感じのお宮さんだった。

一日歩き回り、伊勢の感覚が少しわかってきた。神社が多い、坂が多い、餅屋が多い、などなどまだまだ見るところは多そうだ。再度の出撃を考えている。


◆行動記録

近鉄名古屋8:16、近鉄伊勢市10:02、外宮、世義寺、古市参宮街道(古市参宮街道資料館)、猿田彦神社、伊勢うどん、内宮、月読宮、近鉄五十鈴川駅14:36、宇治山田15:21、松阪15:54、近鉄名古屋


【外宮】

【世義寺、修験道と関係のある寺らしい。】

【古市参宮街道で唯一見つけた古そうな建物。麻吉旅館】



【猿田彦神社】

【内宮】

【月読宮】


2021年12月22日水曜日

奈良・国見山(2021.12.22)

 「国見山」と言えばどこにでもありそうな名前だけど、今回訪れたのは奈良の国見山。正確に言えば近鉄吉野線の橿原神宮前の4つ先、市尾近くの標高200m程度の小山だ。でも周囲からはなんとなく目立つ丘だ。ここは神武天皇が東征途中に国を眺めたとの伝説もある。

その市尾から国見山を越え御所まで歩いた。近鉄てくてくマップでは「秋津洲の道・国見山登山・古墳めぐりコース」として紹介されていた。行く前は知った場所も少なかったので、あまり期待はしてなかったけど、訪れてみて古墳の多さに驚いた。その古墳も良く管理されとても面白かった。


特に室宮山古墳の竪穴式石室には本物の石棺が埋まっており、その一部が横から見える。出土した大型の埴輪のレプリカも設置されており、明日香の石舞台や高松塚古墳より数段面白かった。


多くの古墳を眺めながら葛城山の麓を北上して近鉄御所駅でコースは終了。この葛城山の麓は東に奈良、明日香が開けとても居心地の良さそうな地域だ。陽当たりも良く、冬の北風も葛城山が防いでくれる。昔、大和政権以前の有力豪族が最初に住み着いた地域と言われる説も納得できる。


◆行動記録

近鉄名古屋7:00 火の鳥、市尾、墓山古墳、天満神社(大楠)、宮塚古墳、国見神社(トイレ)、国見山、掖上カンス塚本古墳、大和大和武尊白鳥陵、巨勢山古墳群、室宮山古墳(竪穴式石室)、近鉄御所 14:40、15:03発、上本町ほてい寿司2310円、上本町 17:01発急行乗り継ぎ帰還


【市尾駅から歩き出し早々、畑の向こうに現れた、墓山古墳。よく管理され墳丘に登るとのどかな田園風景が広がる。】

【市尾宮塚古墳、近づくと電気がついて石室内がよく見える。】

【国見神社、静かで落ち着いた神社。向かいの建物に腰を下ろして一休み。とても気分のいい休憩だった。】

【国見山山頂の神武天皇伝説の石碑】

【巨勢山古墳群の案内。この南大和地域は巨勢氏、鴨氏など飛鳥以前の氏族の気配が多い】

【室宮山古墳。出土した靭(ユギ/革製の矢を運ぶ物)の埴輪のレプリカ。初めて見るもので感動した。】

【宮山古墳の竪穴式石室の横から石棺が見える。初めて見た形式だ。】

【宮山古墳の案内板。機会があれば出土した靭の埴輪の実物を見てみたい。】


2021年12月17日金曜日

東京④帰還(12.17)

天気が崩れた。さらに寒波が来るらしい。と言うわけで、あっさり帰還することにした。今回の東京見物は面白かった。訪れた所どこも興味深い。まさに大人の修学旅行かもしれない。一日目の豊橋の稲荷ずしに始まり、熱海の鯛めし、駒形のどぜうなど懐かしいものを食べたけど、なんとなく「あれっ?」て感じも多かった。これも時の流れの一つかな。二日目は日比谷の新聞協会10階のアラスカのカレーを求めていったけど、コースランチのみとのこと。これも時の流れかな・・・。

ただ東京には坂が多い。ここを歩き回ることは元気でないとできない。これからは山に登る代わりに東京を歩いてみたいと思っている。そして、美味いものを見つけたい。


◆行動記録

ホテル発8:45、新橋駅8:11、平塚、熱海、静岡、浜松、豊橋(稲荷寿司)、金山14:405:00


2021年12月16日木曜日

東京③文京区徘徊(12.16)

 今日は「聞いたことはあるけど、何処にあるのか分からない」ポイント満載の散歩だった。ホテルをチェックアウト後、お茶の水から徘徊開始。湯島聖堂、神田明神、湯島天神、東大、根津神社、六義園を周り、文京区の循環バス「Bーぐる」で後楽園に戻った。一日歩き回りこの地域が上野に意外と近いことが分かった。

◆行動記録

ホテル発8:00、お茶の水9:00、湯島聖堂オープン9:30に向けて休憩、神田明神、湯島天神、東大10:40園児多数、根津神社11:30、昼食(日替わり定食、ビール)、六義園12:30良い庭だ、木が太い、東京メトロで浅草、ホテル東横イン蔵前 15:30 3950円、駒形どぜう16:30


【湯島聖堂、御茶ノ水駅の近くとは思わなかった】

【神田明神は湯島聖堂の隣、近くに銭形平次の碑があるらしいけど発見できず。】

【湯島天神、最初、湯島聖堂と湯島天神の区別ができなかった】

【東大の赤門は赤いし大きい】

【安田講堂。名前はよく聞くけど見るのは初めて。周囲には幼稚園児の姿多数。東大構内は園児を遊ばせるにはいいところだ。私は椅子に腰かけイイチコ舐める。】

【弥生式土器発見の地の石碑。弥生式土器は東大横の弥生町では最初に発見されたので「弥生」と呼ばれていることを初めて知った。新たな知識に触れて嬉しかった。】

【根津神社。予想外に大きい神社だった。】

【六義園。周囲のレンガ塀が渋い。】

【六義園、内部の庭の木は大きい。戦災に合わなかったのかなあ・・・。】

【厩橋あたりから墨田川越しに臨むスカイタワー】

【駒形どぜうの外観】

【駒形には若い時に父親に連れてこられた。その父親から「ネギの追加はタダだから追加するように」と言われていた。今もネギのお代わりはタダだ。ただ昔のネギは四角の木の箱に入って出されていたけど、今は皿で出される。これも時の流れか。ネギのほかにゴボウのササガキを勧められ注文してしまったが、ネギだけで十分だと思う。さらに昔に比べて、ドジョウに歯ごたえがなく軟かかかったのが残念だ。】