【縄文杉は階段で守られている】
【縄文杉】
荒川登山口は平日にも関わらずい登山者が多い。特に若い女性が目につく。最近、どの山にも中高年登山者が目につくけど、この縄文杉コースは若い娘が多い。若い娘が基本的に嫌いでない私は、ちょっと嬉しい。
途中で30分昼寝をし、15時15分荒川登山口へ下山。約9時間かかったことになる。平坦な道が多いものの妙に疲れるコースだった。15時30分のバスで屋久杉自然館に戻るもそこからのバスがない。客待ちのタクシーの運転手からタクシーを勧められるも、アッサリ帰るのも物足りない。歩いて帰ることにする。海に向かってぷらぷら下っていると私の名前を呼ぶ声がする。振り返れば宿の女将。たまたま通りかかった女将の車に乗せてもらい宿に帰った。タクシー代も節約できて嬉しかった。
今回の縄文杉ルートは展望は特にないけれど深い樹林の中の趣深いものだった。時々、見渡せる稜線は常にガスがかかり、今日の行動としては宮之浦岳ではなくて縄文杉コースを選んで正解だったと思う。(2010.5.14)
朝4時起床、弁当二食分受け取り、5時18分発のバスに乗る。その後、5時40分、屋久杉自然館で荒川登山口行きシャトルバスに乗り換える。荒川登山口までは登山者の増加に伴い一般車両の乗り入れが禁止されている。上高地みたいだねえ・・・。
荒川登山口は平日にも関わらずい登山者が多い。特に若い女性が目につく。最近、どの山にも中高年登山者が目につくけど、この縄文杉コースは若い娘が多い。若い娘が基本的に嫌いでない私は、ちょっと嬉しい。
そんな若い人が多い理由が下山後、同宿した若い二人連れの話で判明。この縄文杉は現在パワースポットとして有名なんだとか。それに行程がタフな割には百名山でもないルートなので中高年登山者はまず宮之浦岳を狙うのだろう。そして体力を消耗して縄文杉まで残ってないのかも。
まあ、それはそれとして、6時20分、新緑のトロッコ道を歩き始める。バラついた枕木がけっこう歩きにくい。でも先は長い、可能な限りゆっくり歩き始める。1時間弱で昔の集落跡で朝食の弁当摂取。ここは昭和45年まで集落があり、中学校まであったとか。たまたま耳にしたガイドの説明によれば、そのガイドもその中学の卒業だとか。
そうそう、今回の縄文杉登山で気がついたのは、登山者の半数ぐらいはガイド付き。北アルプスの登山とは雰囲気が異なる。若い娘のパワースポットめぐりなのでガイドをつけるのかなー・・・。
ガイドは胸にIDカードをぶら下げているから良く分かる。セコイ私は休むとき出来るだけガイドの近くに陣取り説明を聞くようにしていた。さすがに話を聞くと、いろいろ奥深いことまで聞くことが出来て興味深かった。ついでに質問までしてしまったけど、あまり、愛想良く答えてくれなかった。ガイド料はけっこう高いらしい。
歩くこと4時間半、10時50分チョイ前、縄文杉の気配。最後の木の階段が現れる。まるで投入堂を下から見るようだ。その時思った。このルートは、「登山」と言うより「信仰」といった方がいいかもしれない。なんせパワースポットだもんねえ・・・。階段を登る人を見て、「蟻の熊野詣」という言葉も思い出した。
縄文杉にやっと到着。さすがに息を呑む存在感だ。しばし、見入ってしまった。でも地元の事情通に言わせれば、最近、勢いが弱ってきて、白骨化の気配が進んでいるとか。もし見に行くのなら出来るだけ早めにいった方がいいかもしれない。
途中で30分昼寝をし、15時15分荒川登山口へ下山。約9時間かかったことになる。平坦な道が多いものの妙に疲れるコースだった。15時30分のバスで屋久杉自然館に戻るもそこからのバスがない。客待ちのタクシーの運転手からタクシーを勧められるも、アッサリ帰るのも物足りない。歩いて帰ることにする。海に向かってぷらぷら下っていると私の名前を呼ぶ声がする。振り返れば宿の女将。たまたま通りかかった女将の車に乗せてもらい宿に帰った。タクシー代も節約できて嬉しかった。
今回の縄文杉ルートは展望は特にないけれど深い樹林の中の趣深いものだった。時々、見渡せる稜線は常にガスがかかり、今日の行動としては宮之浦岳ではなくて縄文杉コースを選んで正解だったと思う。(2010.5.14)
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