2010年5月2日日曜日

乙女渓谷・夫婦滝

 好天の続く2010年ゴールデンウイーク。加子母村(今は中津川市加子母だけれど)の乙女渓谷・夫婦滝に行ってきた。乙女渓谷は加子母を流れる加子母川(名前は違うかも)の上流にあり、小秀山への登山ルート(二の谷コースの一部)でもある。
 
 地球温暖化、天候不順・・・、などと言われているものの絶好の天候。空気も爽やか、新緑も美しい。半月ほど前、枯れた山を眺めつつ、この山々が何かの理由で芽吹くことがなくなったらこの世も終わりだろうなー、などと、あらぬ心配したけれど、今年も木々は元気に復活。しかも今年の新緑は特に美しい。緑にもいろいろな緑があることを再認識。
 
 加子母から下呂に向かう国道257号を舞台峠チョット前で「乙女渓谷」への標識に従って右折。その後も頻繁に現れる「乙女渓谷」の標識どおりに10分程度で乙女渓谷駐車場。そこに車を置き、進行方向右手のキャンプ場の中の橋を渡って二の谷に入る。
 
 一般ハイキングコースの夫婦滝の男滝までのんびり歩いて1時間半、まじめに歩いて1時間のお手軽コースだ。ルートは木道が整備され、今はなき「愛・地球博」のグローバルループを歩く気配。二の谷の沢筋を歩くため、これからの夏に向けても涼しく歩くことが出来そうだ。
 
 そんなお手軽コースにも関わらず、終点の男滝(多分?)は直下80メートル。見事な滝だ。  もし、気力・体力が充実していて時間もあるなら、夫婦滝を越え、小秀山まで登るのがおすすめだ。その時、この滝コースを登りにとり、三の谷コースを下るのが良い。ただし、登る時は天気の良いときにすべきだ。山頂から御岳の展望を見てほしい。小秀山まではキャンプ場から登り5時間、下り3時間程度はかかると思う。

  途中で男滝、女滝の両方見えるポイントlがある。その右側の女滝(だっけ?)は近づけない。とりあえず近づくことを試みたけど、崩れそうな崖下を通らなければならなかったので止めといた。
 
 1時間で行けるルートだけれど、途中に木の香も新しい避難小屋がある。窓もアルミサッシなんぞ使わず、ALL木製。機会があれば、この避難小屋で泊まって一杯飲むのも良いだろうなー・・・・。でも内部は「火気厳禁」の表示あり。


 歩きながら、妙にピンク色が鮮やかな花が気にかかる。途中で出会った人に聞いてみれば、「アカヤシシオ」だとか。漢字では「赤八入」と書くとか。ほんまかいな・・・。この乙女渓谷は標高1000m以上でこの時期、アカヤシオ。その後、ドウダンツツジ、シャクナゲと続くらしい・。なかなか花の綺麗なルートだと思う。【2010.5.2】

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