2011年6月14日火曜日

八幡平遠征-2

● 2011.6.14(火) 瀬見温泉泊

 豪雨の一夜だった。でも、車の屋根を打つ雨音もなかなか心地良いものだ。コンビニの缶コーヒーで目を覚まし、午前4時15分、行動開始。常々、朝、9時起床の私なれど、旅に出るとなんと早起きのことか・・・。でも運転していると、すぐに眠くなっている。眠気に襲われれば車を止めて寝れば良い。まったく気楽な一人旅だ。

 朝8時。五頭温泉の出湯到着。この出湯の共同浴場は華報寺というお寺の境内にある。弘法大師が見つけたという歴史ある寺湯である。無料駐車場もお寺の境内。無色透明大量の湯が浴槽の縁から流れ出している、まさに正しい温泉だ。これで入浴料200円。そのお寺の門前には湯治宿が数軒並んでいる。

 酒田で昼食。酒田港の海鮮市場で刺身定食。ついでに勢いで缶ビールを飲んでしまった。今朝の早起きに加え缶ビールで完全に昼寝体制。港の駐車場で熟睡。これ以上の行動は無理と判断し、今夜の宿を探すことにする。

 どうせ泊まるなら酒田に近い温泉で、今まで行ったことが無い所が良いだろうと、瀬見温泉喜至楼へ電話してみる。一番安い料金を聞いてみれば、本館一泊2食付き5900円の湯治プランがあるとのこと。もちろん即決。喜至楼と言えば瀬見温泉で最も老舗の旅館のはずだ。

 夕方4時半、瀬見温泉着。行動停止。瀬見温泉喜至楼はすごい。ほとんど文化財だ。でも最近の女子供には理解されないだろうなー・・・。宿のおばちゃんに案内を請うと、本館(古い湯治宿)の方ではなくて別館(新しい旅館部)部屋を5900円の料金でサービスするとのこと。どうもお客が少なくあっちこっちに泊めるより一ヶ所に集めて泊めた方が効率的と判断したようだ。どちらにしても安価で良い部屋に泊まれるのは嬉しかった。部屋は次の間付き、窓から見える庭の風情も一流旅館の気配だった。

●主な出費
・ 3378円(ガソリン 24,3L)
・ 350円(出湯温泉入浴料、お茶)
・ 415円(朝食、おにぎり)
・ 1020円(海鮮市場刺身定食、缶ビール)
・ 7040円(喜至楼一泊2食付き、冷酒1本)

●走行距離:346キロ(延べ688.1キロ)

 【出湯温泉共同浴場はこの華報寺の寺湯なのだ】

 【出湯共同浴場。透明の湯が潤沢に溢れる】

 【出湯共同浴場の中の注意書き】

 【瀬見温泉喜至楼。ほとんど文化財だ】

 【喜至楼ローマ風呂。アールデコ調円形風呂。源泉は高温なのに若干ぬるめなのが残念だった】

 【温泉街には共同浴場もある。200円。朝一番に入ってみたけど高温の湯で気持ちが良かった】

 【喜至楼の客室。一泊2食付5900円の湯治コースとしては良い部屋だ】

【喜至楼の夕食】

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