梅雨に入った。天気予報をにらみつつ、比較的天候の良さそうな、東北方面に出かけてみた。東北といっても八幡平方面。八幡平は今から20年近く前、私が始めて東北の山に登った時の思い出の山域だ。当時は60Lのザックを担ぎ、早池峰、岩手山、八幡平とピークを登り、台温泉、松川温泉、後生掛温泉、黒湯、大沢温泉の自炊宿。私が自炊温泉フリークになったきっかけを作った山行だった。今回はまだ訪ねてない滝ノ上温泉に泊まりできれば秋田駒が岳に登ることが最低限の目的だ。
車に家財道具一式搭載。「何処でも寝たるぜ」との覚悟の出撃。何処でも寝ると言う事は、何時までに何処そこへ行かねばならぬ、ということも無い。したがって朝早く出発する必要もない。ということで、朝9時、おっとり出発。
ガソリンを入れ、ついでにオイルも交換。トリップメーターをゼロにセットし国道19号線を北上。特に急ぐ理由も無いので高速も使わずのんびり走る。有り余る時間を有効に活用するため、今回、省エネドライブに挑戦してみることにする。エンジンの回転数を出来る限り抑えて、燃費の向上を図ってみたい。さてさて、わが愛車はリッターあたり何キロ走ってくれるのか?
街乗りではリッター当たり12キロから13キロの実績だけど、燃費を意識して走るとけっこう走行距離も伸びる。車の燃費表示がリッターあたり15キロを越えてきた。そうなると欲が出てくるもので、何処まで伸びるのか意欲が高まる。
塩尻手前、北桔梗が原からサラダ街道へ入り、松本市街をパスして明科あたりでリッター当たり17キロを記録。信州新町から長野、飯山を越え、野沢温泉あたりでリッターあたり18キロ。
その野沢温泉で今夜は一風呂浴びて車中泊の予定なれど、野沢温泉には落ち着いて駐車できる場所が見つからない。駐車場はあるものの、「勝手に止めると処罰する場合もある」というような趣旨の看板多数。要するに無料の共同浴場が多数有るため、「地域住民及び宿泊者以外の入浴は制限するもんね」といった気配が充満している。ほとんど経済的貢献をしてない私のひがみかもしれないけど・・・。
と、言うわけで、朝、シャワーをゆっくり浴びてきた私にとって、どうしても温泉に入らねばならぬ状態でもなっかったので、野沢温泉泊は諦め、十日町で泊まることにした。車中泊するとき、私が狙う場所は地方都市の市役所の駐車場なのだ。一般的には「道の駅」に泊まる人が多いけど、地方都市の役所の駐車場方が快適だ。道の駅は車の出入りが多くけっこううるさい。それに対し役場の駐車場は静かで、明るさもちょうど良い。
午後7時、十日町市役所駐車場着。近くにコンビニも有るのでトイレ問題もOK。居酒屋も近い。本日の行動停止、駅方面へ居酒屋関係を探索に行く。
● 主な出費
・ 5990円(ガソリン25.2L・オイル)
・ 530円(昼食、天麩羅蕎麦、道の駅信州新町、旨かった)
・ 892円(食料、酒、飯山のスーパー)
・ 2650円(夕食、十日町志天、ビール、天麩羅、くみあげ豆腐、手打ち蕎麦ふのり入り)
● 走行距離:342.1キロ
【道の駅・信州新町の蕎麦屋。天ぷらそばがうまかった】
【十日町駅前の蕎麦屋、志天。寿司も天麩羅もあるけれど蕎麦が専門と見た】
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