2015年2月28日土曜日

ニセコ3(12015.2.28)

この日は一日中スキーの予定だったけど、雪もイマイチ。わざわざスキーをレンタルしてまで滑ることもない、リフト券も高いし。と言うわけで、スキーは止めて近辺を徘徊することにした。路線バスを利用して倶知安の町に出てみた。倶知安は小学校以来、隣の長万部と共に、その名称の響きが印象的な町だ。名前は印象的だけど町並みは普通だった。特に見るところもなさそうだ。

積みあがった除雪の雪に見通しを妨げられつつ、「倶知安風土館」の案内発見。何かあるかも?と向かってみた。倶知安風土館にはクロカンのコースがあった。そして「クロカン無料貸し出し」の案内発見。無料に弱い私は当然借りるべく声をかける。しかし人がいない。

隣の風土館の人に聞いてみると、置いてある靴、板、ポールを適当に使えば良い、とのこと。おおらかなものだ。もう20年以上前に一度履いたことのあるクロカンのビンディングに若干戸惑いつつ、クロカン開始。羊蹄山とニセコアンヌプリを望む広大な雪原を歩くスキーは係りの方のおおらかさ以上におおらかな空気に満ち満ちていた。これこそ北海道のスキーかもしれない。

宿に帰り、隣の温泉「湯心亭」で一風呂浴び、夕食は倶知安の食事処。この日はオーナーの奥さんが不在とかで宿泊者全員がオーナーともども外食。この「とほ宿・旅物語」のシステムはユースホステルの発展型という感じ。宿泊者全員の関係が親密な感じで、昨今の希薄な人間関係とは一味違う雰囲気だ。

◆行動記録
 9:07ニセコスキー場入り口
     シャトルバス450円
     路線バス390円
11:00倶知安風土館
     クロカン
12:00昼食
     ラーメン、ビール
13:35倶知安発(道南バス)
14:20ヒラフスキー場
15:30湯心亭(700円)
18:30ふじい(シュークリーム)
     江戸橋(海鮮丼)

【無料といえども、しっかりしたクロカン板と靴】

【クロカンコースからの羊蹄山】

【コースから望むアンヌプリ】

【休憩所もある。中にはお菓子とお茶もあったけど、人がいないのでお接待にありつけなかった。いくらなんでも、勝手に食べるのははばかられる。】

【ヒラフスキー場から見た羊蹄山。午後、空が明るくなってきた。】

2015年2月27日金曜日

ニセコ2(12015.2.27)

「旅物語」ホームページ交通アクセスに「お得なバス」の情報があった。その情報をたどれば定期観光バスの「スキーバス日帰りパック」。札幌ニセコ往復にリフト8時間券付で4700円。問題は行きと帰りの日付が異なることが可能かどうか。「日帰り」の言葉が気にかかる。

札幌中央バスターミナルの窓口で聞いてみればアッサリOK。通常なら片道2500円程度かかるところを往復リフト券付でこの値段は安い。もちろんこのバスパックで帰りの便も予約してバスに乗り込む。バスは空いていた。乗客はオージー3、チャイナ3、ジャパニーズ(私)1。噂どおりニセコへのバスはほとんど外人らしい。

当然、ニセコアンヌプリスキー場にも外国人が目立つ。特にオージーは体が大きい。ゴンドラ前のカフェはまさに海外リゾートの気配。思わず日本語での注文がはばかられ、自販機で缶コーヒーを買ってしまった。

ゴンドラでゲレンデトップから滑り出す。ここ10年以上テレマークスキーしかしてなかったので、久々のレンタルのアルペンスキーは滑り出しが怖かった。滑り方が分からない。あっという間に転倒してしまった。でも、なんとか慣れてくる。

この日のニセコは気温が高い。雪が重い。志賀高原よりも重い雪だ。でも雪は柔らかい。宿で聞いた話だけど、今年のニセコは気温が高く、ニセコ名物の深雪はほとんど無かったとのことだ。これならわざわざ遠征してくることも無かったなー・・・。

スキーは早々に切り上げ、歩いて旅物語へ向かう。初めての「とほ宿」は新しい発見が多かった。夕方には宿のオーナーの温泉送迎もあり、宿の食事も美味しく、食後の宴会も楽しかった。基本的には男女別相部屋のこのシステムは、山小屋に慣れている私にとっては天国のような快適な宿だった。

◆行動記録
 8:45札幌バスターミナル発
     往復バスパックリフト券付4700円
12:00ニセコアンヌプリスキー場着
     スキーレンタル5時間3800円
15:00スキー終了
     ゴンドラ4本
16:00旅物語泊
     2食付5500円ぐらい
17:30鯉川温泉(550円)
18:30夕食
23:30宴会終了

【ニセコゴンドラ前のカフェは海外リゾートの気配】

【ニセコといえどもゲレンデは普通だった。雪は柔らかかった。】

2015年2月26日木曜日

ニセコ1(12015.2.26)

久しぶりの遠征だ。今回の目的は友人から「良い」と聞いたニセコの「深雪滑走」と「とほ宿・旅物語」の宿泊。冬のニセコは初めてだ。とりあえずの様子見なのでスキーはレンタル。気軽な体制での出撃だ。

午後一の病院通いも適当にこなし中部国際空港に夕方到着。LCCそして更なる格安チケットは夕方の便しかない。このところ空港ではいろいろな物を失う。理由は搭乗チェック。格安チケットでコストカットを目指す場合、荷物を預けると余分なコストがかかる。「格安」をコンセプトに行動する場合、出発が最終便、帰還は早朝便、荷物は機内持込が基本だ。

したがって機内持ち込みを目指すのだが、なかなかトラブルも多い。今までウッカリ持ち込んでしまって、アーミーナイフを二個失った。パイプ用ダンパーも失いかけた。今回は搭乗チェクゲートの一発通過を目指して出発前に手荷物を完璧にチェック。スキットルのウイスキーも諦めたし、いらぬ疑いを避ける意味からもテルモスも荷物から除外した。今回は完璧だ。自信満々にゲートを通る。

その時私自身が引っかかる。ポケットの中は空のはず、と思ったのは甘かった。スマホが首にかかってた。スマホを置いて再度通る。またもやピー。ズボンのポケットに携帯灰皿、その銀紙部分が問題らしい。灰皿を出して再チャレンジ。しかし、またもやピー。若干逆上しつつポケットを探れば左ポケットにコンパクトカメラ発見。などと相変らずの大騒ぎ。これだから飛行機は嫌いだ、と言いつつも 、空港から出撃する旅は何か特別な晴れがましさを感じて良い。ジェットスターは20分遅れて出発。

◆行動記録
15:00自宅
15:30勝川駅
16:05名鉄金山発(810円)
16:36中部国際空港着
18:30発(ジェットスター6950円)
20:15新千歳空港着
20:33JR千歳発(1070円)
21:13札幌着
     東横イン札幌駅北口泊
     (ツインシングルユース5950円)
     駅ビル6F根室回転寿司花まる
     (2500円安い、美味い)

【出発ロビーはハレの気分だ】

2015年2月20日金曜日

山崎街道(2015.2.20)

山崎街道を歩いてきた。山崎街道とは京都から西宮へ続く西国街道の一部らしい。その西国街道がどこからどこまでの街道なのか?山崎街道がどこからどこまでなのか?イマイチハッキリしないけど、今回はJR京都駅からJR山崎駅までをとりあえず山崎街道と決めて歩いてみた。

途中、ところどころに「西国街道」の道標などあり、古い街道の気配を感じつつ、道をたどるのはなかなか熟練を要する。しかし、昔からの道にはなんとなく感じる気配がある。狭くて曲がりくねった道なんだけど、何か感じる。そんな気配を全身で感じつつ道を忠実にたどるのが、古街道歩きの醍醐味かもしれない。

今回、想定外の発見は向日神社。長くて美しい参道だ。両側には桜と紅葉のの木が交互に植えられている。その季節はさぞ美しかろう。


◆行動記録
10:30 JR京都
11:00 東寺
11:10 羅城門跡
11:40 日向地蔵尊
12:40 向日町
13:50 長岡京跡
15:00 神足り
16:10 JR山崎

【JR京都駅から東寺の境内を抜けて九条通りから東寺を振り返る】

【九条通りを東寺から少し西に歩くと羅城門。平安京はいまの京都の西にあったんだね。そこから南下するのが鳥羽街道。山崎街道はそのまま西に向かう。】

【九条御前の交差点から斜めに続く細い路地が山崎街道】

【街道沿いにある日向地蔵】

【街道沿いにある厳島神社。住宅街の真ん中にあるも参道が異常に長い】

【長岡は筍で有名だ。神埼屋には筍が出てた。はしりの筍は小さくて美味そうだ。での、店のオッチャンの言葉は「やっぱり4月の筍が美味い」】

【向日神社の参道。美しい参道だ。桜や紅葉の季節はさぞ良かろう・・・。】

【向日神社】

【長岡京跡は住宅の中に埋もれている。長岡京は東西から一段高く日当りも良く、平安京よりも快適な地形と感じるんだけど、なぜ平安京に移る必要があったのか?不思議だ。】

【神足あたりの山崎街道は整備されている】

【今回歩きつつ不自由したのはトイレ。やっと見つけた「神足ふれあい町屋」。ついでにコーヒーで一服】

2015年2月13日金曜日

志賀高原3(2015.2.13)

昨日は一日スキーを滑った。したがって体がバリバリの感じ。心地良い筋肉痛とも言うこともできる。共同浴場でじっくり筋肉をほぐした後、ひたすら下道で帰還。途中の道の駅、農協の直売所であれこれ食料を買い付ける。この北信濃は農産物が豊かだ。購入物資は日本酒、白菜、リンゴ、えのき、シメジ、シイタケ、コンニャク、黒豆、小豆、ジャガイモ、ねずみ大根。まるで買い出しだね・・・。でも旅先で買う野菜は町のスーパーの物より安くて美味いことは確かだ。

◆行動記録
 9:00 湯田中・丁子屋発
      中野農協直売所
      道の駅「さかきた」
      聖高原
      サラダ街道
      奈良井近辺蕎麦屋
      「親父のそば、息子のうどん」
17:20 春日井

【帰宅後、購入物資を撮影】

2015年2月12日木曜日

志賀高原2(2015.2.12)

朝風呂を楽しんだ後、車で熊の湯へ上がった。天気は上々。久々の熊の湯だけど以前とほとんど変わらない。熊の湯は私が生まれて初めてスキーを履いたところで何か懐かしく落ち着いた雰囲気が心地良い。

平日なのでとても空いている。こんなことでスキー場が継続できるのか心配になるほどだ。そんな広々としたスキー場を滑るのは贅沢な感じだった。問題の踝は何とか我慢できるほどの痛みで良かったけど、滑っているうちに膝の力が無くなり体を支えることが難しくなる。しみじみ「年くったなー」とチョイと寂しい気分だった。特にテレマークは膝にかかる負担も大きく、今後はアルペンへの転向も考えている。

◆行動記録
 8:10 湯田中・丁子屋発
 9:10 熊の湯
      リフト券(熊の湯限定シニア3600円)
15:00 スキー終了
16:30 湯田中・丁子屋着

【誰もいない】

【ここも誰もいない】

2015年2月11日水曜日

志賀高原1(2015.2.11)

最近、スキーに行ってない。昨年も行かなかった。一昨年も滑ったのは万座温泉1日のみ。原因はスキー靴が痛いから。もう10年近く履いているけど、ここ数年右足の踝が痛むようになってきた。痛むたびに踝が大きくなってくるようだ。その結果、さらに痛むという悪循環。

靴を買い換えるか?スキーは止めるか?悩みつつ、自宅で履き方をいろいろ工夫してみた。その結果、自宅室内では痛みを感じなくなるような履き方を発見。それじゃ実際に確かめてみるか?と久々の出撃。行き先は志賀高原熊の湯。年末に訪れた湯田中・丁子屋に連泊し、真ん中の1日、熊の湯で滑る軟弱計画。若い頃なら二泊三日のスキーなら三日間滑ったものなのだけどなあ・・・。

年末は空いていた丁子屋はこの時期スキーヤーでほぼ満員。炊事場でであったオッチャン、オバチャンたちは一ヶ月以上の長逗留。自炊宿に泊まりスキー三昧の生活だとか。今時のアクティブシニアの行動力には頭が下がる。私も負けてはいられない。

宿の隣の共同浴場「脚気の湯」は素晴らしくキッパリ熱い湯に溢れていた。入浴後、自宅から持ち込んだ食料と中野イオンで購入した食料の夕食。気楽な宿だ。

◆行動記録
10:45 春日井
      塩尻IC
      中野IC
      高速料金1480円
16:30 湯田中・丁子屋
      2泊9000円+暖房料300円

【湯田中の街を見下ろす】

【脚気の湯】

【ここの湯は良い】