積みあがった除雪の雪に見通しを妨げられつつ、「倶知安風土館」の案内発見。何かあるかも?と向かってみた。倶知安風土館にはクロカンのコースがあった。そして「クロカン無料貸し出し」の案内発見。無料に弱い私は当然借りるべく声をかける。しかし人がいない。
隣の風土館の人に聞いてみると、置いてある靴、板、ポールを適当に使えば良い、とのこと。おおらかなものだ。もう20年以上前に一度履いたことのあるクロカンのビンディングに若干戸惑いつつ、クロカン開始。羊蹄山とニセコアンヌプリを望む広大な雪原を歩くスキーは係りの方のおおらかさ以上におおらかな空気に満ち満ちていた。これこそ北海道のスキーかもしれない。
宿に帰り、隣の温泉「湯心亭」で一風呂浴び、夕食は倶知安の食事処。この日はオーナーの奥さんが不在とかで宿泊者全員がオーナーともども外食。この「とほ宿・旅物語」のシステムはユースホステルの発展型という感じ。宿泊者全員の関係が親密な感じで、昨今の希薄な人間関係とは一味違う雰囲気だ。
◆行動記録
9:07ニセコスキー場入り口
シャトルバス450円
路線バス390円
11:00倶知安風土館
クロカン
12:00昼食
ラーメン、ビール
13:35倶知安発(道南バス)
14:20ヒラフスキー場
15:30湯心亭(700円)
18:30ふじい(シュークリーム)
江戸橋(海鮮丼)
【無料といえども、しっかりしたクロカン板と靴】
【クロカンコースからの羊蹄山】
【コースから望むアンヌプリ】
【休憩所もある。中にはお菓子とお茶もあったけど、人がいないのでお接待にありつけなかった。いくらなんでも、勝手に食べるのははばかられる。】
【ヒラフスキー場から見た羊蹄山。午後、空が明るくなってきた。】
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