朝の快適なドライブを楽しみつつ、9時前に秋田に入る。この日は竿灯の最終日。駐車場その他竿灯関連の情報は何も無い。とりあえず駐車場を探して車を止め、竿灯関連情報をゲットせねばならない。
なんとなく町の中心方向を目指していたら、市役所付近に竿灯用駐車場の表記を発見。そこはスポーツ公園として整備されている野球場の駐車場だった。入口に誘導のオニイチャンがいたので、竿灯を見に来た旨を伝え、駐車可能かどうか聞いてみた。しかし竿灯用の駐車場となるのは夕方5時以降で、昼間は少年野球大会の駐車場。さらにこの駐車場は竿灯見物の団体バス専用の駐車場らしい。
彼等は尾張小牧ナンバーの軽のワンボックスを見て、とても親切だった。何とか駐車できる方法を考えてくれ、その地元の方々の貴重な情報を元に何とか車を止めることができた。
JR秋田駅の竿灯案内所の情報では竿灯が始まるのは夕方7時ごろらしい。それまで「昼竿灯」の竿灯競技会を見たり、千秋公園のケヤキの木陰ベンチで昼寝、さらに市内の温泉「華のゆ」で風呂に入ったりしてのんびり過ごした。夜の闇に浮かび上がる竿灯の灯かりをイメージしていた私にとって、明るい陽射しの中で行われる「昼竿灯」竿灯競技会は最初はあれっ?て感じだったけど、大汗かきつつ明るい陽射しの中行われる竿灯の技はとても良い感じで面白かった。
陽が落ち、竿灯が始まった。竿灯は竿灯通りと呼ばれる秋田市役所から続く大通りで行われる。道の真ん中には観光客用の桟敷が設けられ、観光客で満員だった。しかし道路際両サイドは適当な人出で何とかゆっくり竿灯を見物できた。
町内会で出す「町内会竿灯」と職場で出す「職場竿灯」が中心だけど、地元古老の話では「子供の頃から親しんでいる町内会竿灯が技が切れる」との事だった。でも職場竿灯の中で若い社員をさり気なくサポートする白髪頭の課長補佐的オッチャンの立ち居振る舞いに心打たれる私です。
竿灯は少しずつ動きながら3回演技が行われ、終演となった。その後、各町内会、職場に戻り最後の演技。今年の竿灯は終わりとなった。やっぱり祭りの後は寂しいね。その後、秋田港道の駅へ向かう。秋田港には煌々と明かりをつけたダイヤモンドプリンセスが泊まっていた。東北の夏祭り見学豪華客船ツアーなのかもしれないけど、はじめて見た豪華客船は巨大だった。来年は乗ってみても良いかもね。
◆行動記録
4:30 起床
コンビニ鍋焼きうどん、レトルト角煮投入
5:00 行動開始
7:00 由利本荘道の駅にしめ(773キロ)
9:00 秋田市役所駐車場(825キロ)
昼食天ざる蕎麦(980円)
ビール(500円)
健康ランド 華のゆ(780円 タオル館内着200円)
18:30 桟敷オープン
桟敷オープンで歩道が空いた。その隙に最前列ゲット嬉しい。
22:00 秋田港(834キロ)
【酒田から由利本荘方面への早朝ドライブは快適だ。風力発電の風車も景観の一つになっている】
【昼間の竿灯も迫力があった。二チームごとのトーナメント対決でこの日は優勝チームが決定。】
【暑さを避けて千秋公園の木陰で昼寝。風が吹きぬけ気分は最高】
【湯空に浮かぶ提灯のろうそくの光は良い】
【こんなにしなるとは思わなかった。中にはしなりすぎて折れてしまう竿灯もあった】
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