道の駅千曲川には車中泊の車は多かった。隣に泊まった大型ライトバンの車中泊オヤジも日中の暑さを嘆いている。特に、海岸線の暑さは厳しく、山沿いの日陰の多いルートを進むべきだと言う。
酷暑対策中心にいろいろ慎重に進むべきルートを検討し、海岸ルートを避け田子倉湖をかすめる奥只見ルートで東北に入ることにした。途中、奥只見のひなびた温泉なんぞ楽しみつつ進む計画。とりあえずたどり着いた湯倉温泉は新しい湯小屋になっていた。以前の湯小屋も十分綺麗な小屋だったけどねえ。
到着は午前10時過ぎ。気温は十分上がり、今日も酷暑の一日が始まった。当然、温泉に入る気分は起こらない。さらに車外はアブの大群だ。車の窓にコツコツとアブがあたる音が響く。結局、車から出ることもかなわず、日陰に車を止めてエンジンを切ることも無くクーラーを利かせてしばしの仮眠を楽しむのみ。
結局、その日は夕方たどり着いた湯野浜温泉でやっと温泉にありついた。数年ぶりの湯野浜温泉はやっぱり良い湯だった。風呂から上がり眺めた海に沈む夕日は約束どおり美しかったけど、海風は吹かず、あいかわらず暑さは治まらない。
その後、酒田港に車を止め、近くの寿司屋で夕食を済ます。寝るために車に戻った頃、やっと暑さも治まってきた。その夜は車の窓を開けて何とか安眠。明け方は少し寒いぐらいだった。窓を開けていても虫が入ってこないのが嬉しかった。でも、念のため蚊取り線香はつけていたけどね。
◆行動記録
6:30 道の駅千曲川出発
7:50 十日町(325キロ)給油
9:10 田子倉ダム手前大白川駅(379キロ)
11:50 会津坂下(477キロ)
12:20 道の駅西会津
天ざる940円
17:00 湯野浜温泉
入浴料200円
海水浴シーズンは駐車場有料らしいけどなんとか無料で駐車
18:30 酒田港(706キロ)
夕食・すしまる
(地魚寿司、地酒冷酒4400円)
【湯野浜温泉の夕日。写真では涼しそうに見えるけど、、、】
【上の写真と同時刻の湯野浜温泉。向きを変えてシャッターを切れば確かに暑い】
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