2015年9月4日金曜日

山口徘徊(2015.9.4)

高校の修学旅行は山口・萩だった。当時、国鉄の夜行列車「急行阿蘇」(たぶん)だと思うけど、眠れない列車の一夜が明けて、そこかっら見た明け方の徳山の工場群の記憶がかすかに残る。そのすかな記憶は山口の瑠璃光寺五重塔、萩の指月山にも残っている。そんな地を半世紀後にたどるのもオツなものかもしれないと、山口向かってみた。

久々というより初めて降り立った山口駅は鄙びていた。高い建物も無く行き交う人影も少ない。県庁所在地の駅とは思えない。そんな感じはその後歩き回った山口の街中でも感じた。とりあえず、駅からバスで瑠璃光寺へ向かい、そこから歩いて駅まで戻った。

数時間だったけど、歩き回った山口の街は、とても「ゆるーい」空気に満ち、経済活動とは無縁の感じで、なかなか良い街だった。当初、18切符で益田あたりへ出る予定だったけど、萩行きのバスが来たので、バスで萩に向かった。萩は山口からは意外と近い。

その後、萩の安宿に荷物を置き、町を徘徊。特に海沿いを歩いてたどり着いた萩城跡は良い所だった。今回、某国営放送の大河ドラマにまつわる土地を巡ったけれど、海岸から見た指月山は記憶に残る山と同じで、とても懐かしい散歩だった。

◆行動記録
 7:18 岩国発
10:00 山口着
      昼食(てんぷら・しらいし 880円)
13:24 バスで萩(1760円)
14:45 東萩着
      夕食(ビール、マグロタタキ、かき揚げうどん)


【瑠璃光寺の五重塔は良い塔だ。山口の町は不思議な町だ。特に目立つものは無い。でも、懐かしい感じの落ち着いたと言うより地味な町だね】

【多分、唯一の繁華街と思われるアーケード通りに市場発見。新鮮な食材多数。不思議な町だ。】

【萩漁港の突堤。遠くに島。有人の島が三つあり連絡船が出ている。岸壁には黒鯛釣りの釣り人。仕掛けはぬか団子】

【萩城は公園になっている。意外と広くて良い公園だ】

【萩城跡の公園の展望所から街を望む】

【萩城跡の猫は神経が図太い】

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