駅の観光案内でもらった地図によれば、国道の対岸に道はあるようだ。野尻向橋を渡り木曽川の右岸を歩く。国道側は陽が陰って寒さがこたえたけど、こちら側は日当たりも良く快適な歩きが楽しめた。
初めは雲に覆われていた糸瀬山が徐々に姿を現す。その左側に木曽駒方面多分三の沢岳だと思うけど、白い雪が輝く山が見える。山頂はガスに覆われている。南木曽岳が南木曽(三留野)の山なら、糸瀬山は須原の山だ。二つ離れた宿場なのにそのシンボルとなる山があるのは贅沢なことかもしれない。その二つの山はどちらもシンドイ山だったなあ、などと昔登った時のことを思い出す。
本当は上松まで歩きたかったけど、急いで歩くことが目的ではないお気楽歩き。あちこち寄り道したり、道に迷ったりしながら須原で行動停止。帰りの列車の時間がくるのはまだまだ先だ。須原駅前で一杯飲む予定だったけど、駅前は何もない。昔は(大昔)土産物屋があり、名物の桜漬(桜湯の素)を買ったんだけどなあ・・・。
たまたま反対側の列車が来た。時間があったので上松まで行き、時間をつぶす。駅前で食料を買い出し、駅の待合室でイイチコを飲む。そんなユルーイ時間を過ごし列車に乗ろうとしたとき気がついた。
手袋がない。どこを探してもない。クヤシイというより悲しい。齢とともにこんなトラブルが多くなってきている。忘れ物も多いし・・・。
◆行動記録
- 09:52 JR春日井
- 11:00 JR野尻(列車遅れ)
- 11:30 野尻向橋
- 12:45 白山神社
- 13:15 JR大桑
- 14:00 岩出観音
- 14:50 JR須原(行動停止)
【木曽川右岸の白山神社手前にある千体地蔵。中に小さな木の像が多数】
【白山神社も石段は急だ】
【しかも怖い】
【本殿はこの覆いの建屋の中。重文らしい。小さな窓から覗くとチラリと見える】
【糸瀬山の雲が切れた。背後に中央アルプスの山】
【岩出観音堂遠望】
【本堂はけっこう古くて立派だ】
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