冬の青春18切符の利用期間は12月10日から1月10日までの一か月。昔はもう少し長かったような気がするけど確かではない。それはともかく、まだ3回分残っている。これから年末年始の野暮用まみれの季節を迎える。このままでは期間内に使い切るのは難しそうだ。
では、頑張って出かけてみるか?と、怪しげな理由で出撃した。行先は湖東三山の一つの西明寺。西明寺はもう20年ほど前、仕事的接待でお客さんを連れて行ったことがあった。その時、どんな手段で行ったのか?どんなところだったのか?ほとんど記憶がない。ただ三重塔の内部に精緻な壁画が描かれていたことのみ記憶に残る。
JR関ケ原あたりで霧が深くなってきた。そのうち晴れるだろうと思っていたけど、琵琶湖近辺は霧が深くそれは一日中続いた。今回、米原で乗り換えJR河瀬から歩いてみたいと思っていたけど、電車は大混乱。いつ電車が来るのかもわからない。だったら近江鉄道尼子駅から歩いてみるか?と近江鉄道の乗り場へ向かう。近江鉄道に乗るのは初めて。さらに近江鉄道はどこをどう走っているのかもわからない。その乗り場行先表示に多賀大社前と書いてある。
その瞬間、行先を多賀大社に変更。まったく、こだわりも節操もない行動だ。まあ、臨機応変ということもできる。その多賀大社はとても美しい神社だった。檜皮葺の屋根の重なり具合が特に美しい。良いのも見せていただきました。
そこから密かに西明寺まで歩くことを考えていたけど、どうも時間がかかりそうだ。霧も深く方向も誤りそうだし・・・。近江鉄道で尼子駅に戻り、そこから歩くことにした。尼子駅は月山富田城で滅亡した尼子氏のゆかりの地らしい。次は月山富田城を訪れたいと思っていた私にとって思わぬ縁を感じてしまった。こんな気分もテキトーに歩いているからこそ味わうことがでる。
この湖東地域は今まであまり関心も持っていなかったけど、なかなか趣深い地域と感じた。霧でほとんど周囲の山々を望むことはできなかったけど、道の脇には綺麗な水が流れていて、水の豊かな土地だと思う。次回は晴れた日に再度歩きたい。
◆行動記録
- 07:23 JR金山(米原行きにはタッチの差で乗り遅れる)
- 09:01 近江鉄道米原(多賀大社前まで520円)
- 10:25 多賀大社参拝後多賀大社前発
- 尼子まで310円
- 11:00 近江線尼子駅発(歩き出す)
- 12:20 西明寺着
- 12:30 発
- 14:30 JR河瀬駅着
- 14:42 発(大阪まで出て、居酒屋で一杯飲んで帰宅は深夜)
【近江鉄道多賀大社前駅】
【多賀大社、美しい神社だ】
【近江鉄道高宮駅、ここで多賀大社方面と八日市方面に分岐】
【西明寺、時間がないので拝観はパス、拝観料600円、三重塔内部拝観はさらに1000円、以前来たときは追加料金は無かったような・・・。】
【西明寺からJR河瀬の途中で発見、ここは中山道だったんだ・・・。】
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