先日、郡上方面へ紅葉を見に行った帰り、関近辺で道に迷った。関市そして隣の美濃市はきわめて身近な町なんだけど、よく考えてみれば、アユ釣りや山に行く時に素通りするだけの町だった。
アユ釣りも最近ほとんどやってない。細仕掛けが見えない。そんな感じなので久しぶりに通った時、新しい道が出来ていて街の様子が変わっていた。今まで北海道、東北、四国、などなど、遠くの町を徘徊することは多かったけど、身近な町を歩くことはほとんどなかった事に気がついた。
だったら行ってみるかと、車で1時間。長良川鉄道関口駅付近に車を止め、一日中町を徘徊。天気も良くて楽しい散歩の一日だった。初めて歩いた関の町は古い家屋が多数残り、なかなか良い街だ。城下町でもなく、宿場町でもない関の町が繁栄した理由が良くわからなかったけど、町の古老達との会話で理由が分かった。
関は刀鍛冶の町で、江戸時代前期までは日本一の刀剣の産地だった。いわばかって日本一の工業地帯ということだ。その後、戦災も受けてないので古い家も多数残っている。したがって高い構造物も少ない。
夕方まで歩き回り、長良川沿いの関観光ホテルあたりで時間切れ。長良川に夕日が落ちた。
◆行動記録
- 長良川鉄道関口駅付近に駐車
- 辻屋で昼食(うな丼、付き出し、ビール小瓶:2550円)
- 長良川鉄道関駅
- 弁慶庵
- 関善光寺
- 安桜山
- 吉田観音
- 小瀬鵜飼乗場
- 関観光ホテル
- 弥勒寺官衛遺跡群
【このような建て方は独特だ】
【昔は造り酒屋が多かったとか】
【たまたま行き着いたうなぎ屋辻屋。かなりの有名店らしい。観光客も多い】
【関善光寺の下にある弁慶庵。なんとか言う俳人の庵とか。弁慶とは直接関係はなく、七つ道具(生活日用品)にこだわる清貧の暮らしから、弁慶庵】
【関善光寺、戒壇めぐりが有名らしい。五郎丸ポーズの大日如来もいた。】
【関善光寺の裏から安桜山への道】
【安桜山山頂付近から関の町を見下ろす。】
【安桜山を下れば暗い山道もある。】
【関観光ホテルの裏の河原・昔、カヌーの講習会をやっていたけど今はどうかな?】
【長良川に夕日が沈む。昔と変わらない雰囲気が残る。その雰囲気を求めてドラマのロケ敢行中。】
【時間がなくて見られなかった。近くには円空館もある。再度の出撃を検討中。】