しかし、雪のある所はやっぱり避けたい。必然的に熊野方面へと車を走らせた。なんの目的もない出発なので、高速に乗る必要もない。ガソリンのみ満タンにして、第一チェックポイントとして員弁方面に向かった。員弁の梅林公園の梅の開花状況はどうだろう?
名前だけ知っていた員弁の梅林公園は藤原岳より北にあった。ほとんど関ケ原に近い。したがって梅の開花の気配もない。これなら三月中旬から下旬が開花時期かなあ・・・。その後、鈴鹿山脈を右に見て南下。御在所あたりを望む国道306号線は白馬を思い出す良い感じのルートだ。
この日は那智勝浦の港で車中泊。一年ぶりの共同浴場「はまゆ」は硫黄が香る良い温泉だ。翌22日は湯の峰温泉。連日の温泉でほとんど湯治状態。特に湯の峰温泉共同浴場で出会ったオッチャンと話が弾み1時間以上、グダグダ風呂に入っていた。彼も単独のオートキャンプで旅をしているとか。前夜とこの日は川湯温泉のオートキャンプ場で単独キャンプだとか。
彼も「アユ釣り」「渓流釣り」「キャンプ」「ハチトリ」が趣味だとかで話題には事欠かない。特にアユ釣りは日置川がホームグランドで、暖かくなったら日置川にアユ釣りに来いとしきりに勧めてくれる。しかし、私は最近、目が悪くアユ釣りの細仕掛けが見えない。ただ、28センチ越え(彼の話)天然鮎を食べに近露あたりの民宿には行ってみたいものだ。近露でアユを食べ、熊野古道を湯の峰まで歩くのは良いコースだと思う。
◆行動記録
2月21日(水)
10:15 出発
12:30 いなべ公園(52キロ)
12:50 いなべ梅林公園(17キロ/71キロ)
15:00 松坂(88キロ/159キロ)
16:40 道の駅・紀伊長島・マンボウ(64キロ/159キロ)
19:00 那智勝浦(166キロ/325キロ)325キロ
はまゆ:320円
2月22日(木)
5:15 那智勝浦発
5:40 新宮分岐(15キロ/340キロ)
6:20 湯の峰温泉(37キロ/377キロ)
共同浴場:250円
9:30 発
12:00 七里御浜道の駅(49キロ/426キロ)
14:00 紀伊長島(63キロ/499キロ)
昼食(与太郎1000円)
15:45 松坂(61キロ/560キロ)
昼食二回目(一升瓶:2530円)
16:05 発
20:15 帰宅(117キロ/677キロ)
【員弁公園から藤原方面を望む】
【員弁公園から望む御在所方面】
【持参の卵、安納芋を湯の峰温泉の湯壺で茹でる。卵:13分、芋:50分。卵13分は10分でも良いかも・・・。たまたま居合わせた中国人?家族連れに茹でた安納芋を進呈。たいそう喜んでくれて私もうれしかった。旅先のちょっとしたお・も・て・な・し】
【湯壺の横から薬師堂を見上げる。良い感じだ、まさに伝統的湯治場だ】