2018年7月13日金曜日

魚津偵察1(2018.7.13)

夏になると遠出するのは私の体に染みついた習慣だ。でも、最近ふとそのことの疑問を感じてしまった。なぜ遠出するのか?遠くに行くと良いことがあるのか?その結果、今年の夏は視線を近場に移して行動することにした。

今、私の視線は富山県にある。富山は私に住む愛知と同じぐらいの面積で同じように日本の真ん中近くにある。愛知が太平洋側にあるのに対し富山は日本海側だ。冷静に愛知と富山を比べると、すべての点で富山の方がまさる。富山湾の新鮮な魚、風の盆をはじめとする伝統的イベント、立山あたりの自然、宇奈月その他の温泉などなど。私にとって富山は素晴らしく魅力的な場所だということに気がついてしまった。という訳で、これからしばらくの間、富山を中心に行動していこうと思っている。

福井、石川、富山、新潟の北陸4県には渋い夏のイベントが多い。そして富山の夏祭りの代表格が「魚津たてもん祭り」。毎年、8月の第一金曜、土曜に開催されるらしい。しかし魚津は不案内だ。宿は?居酒屋は?駐車場は?などなど不安な点も多いので、下見に行ってきた。

とりあえず魚津駅前を目指すも魚津駅はJRではない。北陸新幹線開業に伴いナントカ鉄道(名前が覚えられない)になっていた。でも駅には魚津名産品の店や観光案内所があった。その観光案内所で「たてもん祭り」を見学したいので下見に来たと話すと、とても喜んでいただき、親切に対応してくれた。

観光案内所でゲットしたマップを片手に魚津の町を巡ってみたけど、なかなか良い街だった。駐車場も多いし、居酒屋も良さそうだ。なんとなく美味いものが期待できそうだ。宿泊すべきホテルも多い。というわけで、事前の情報収集は無事終了。

この日の泊りは小川温泉の自炊湯治宿を考えていた。しかし、数年ぶりの小川元湯不老館は自炊湯治システムは無くなり日帰り入浴のみとなっていた。自炊湯治宿は現在絶滅危惧種となっている。残念だ。最初に訪れた20年ほど前は賑やかだった。その時、「昔は散髪屋も泊まっていた」などの話を聞いて、古い温泉場の風情を懐かしく感じたものだけど、やっぱり残念だ。

とりあえず、温泉に入り、近くの道の駅で泊まることにした。一番近い道の駅は「市振の関」。国道沿いの市振の関は大型トラック、車中泊のオッチャン、自転車ツーリングなどで込み合っていた。予想外に混雑していたけど、利用者の高齢化ははなはだしい。狭くて風が通らない駐車場ではエンジンアイドリングでエアコン稼働の車も多い。私は車中泊でエンジンアイドリングでエアコンを使うことは邪道と考えている。あまりの騒音に、移動することを決定。深夜、能生の道の駅まで移動して、やっと熟睡できた。最近、車中泊が世間的にも認知されてきたけど、それはそれで生き難いね。

◆行動記録
  • 9:10給油
  • 10:00七宗
  •  仮眠
  • 11:00金山
  • 12:00道の駅なぎさ
  •  仮眠
  • 13:00古川
  • 14:00道の駅細入
  • 15:30魚津駅
  •  魚津徘徊
  • 17:00発
  • 17:50小川温泉(500円)
  • 18:45発
  • 19:10道の駅・市振の関
  • 深夜、能生・道の駅へ移動

【常願寺川公園、グーグルマップで富山を走るとなぜかここに来る。良い公園だ。】

【魚津漁港】

【立てもん祭りの諏訪神社】

【米騒動も時間経過で観光施設に変わった】


0 件のコメント:

コメントを投稿