2018年7月30日月曜日

白山断念(2018.7.30)

今年の夏は異常だ。暑い。テレビでも熱中症対策として、クーラー使用を呼び掛けている。特に年寄りは不要な外出を避け、クーラーを利かせた部屋でおとなしく過ごすこが肝要らしい。しかしそんな暮らしは寝たきりの第一歩。夏は大汗かくのが自然だ。と言うわけで、山に行こうと家を出た。

行先は勝手知ったる大白川からの白山。ここならルートも明瞭だし木陰での昼寝も涼しい。それになんといっても温泉がある。しかし、先日の豪雨で国道156号が白鳥から荘川まで不通らしい。その代わり高速が無料で通行可能との情報もある。そんな、不確定な情報を確かめる意味からも出発した。

結論から言えば、白鳥、荘川間不通の情報は大型車が通れないということで、普通車は高鷲からひるがのあたりまで国道を避け、農道、林道を適当に走って何とか牧戸に着いた。しかし、その先が問題だった。荘川の先、岩瀬橋から御母衣ダムの横を抜ける道が完全に閉鎖。

だったら高速で白川村まで行き、そこから南下し、平瀬温泉に出て大白川林道を走れば良かろう。白川で給油するとき、大白川林道が通れるか聞いたところ、なんと大白川林道は不通とのこと。考えてみれば国道が不通になるほどの雨だったら林道が不通なのは当然かもしれない。そんな当たり前のことに考えが及ばなくなっている自分自身の認知機能に不安がよぎる。

というわけで、夕方近くの白川村で行き場を失った。どこへ行こうか迷うものの、どこへ行っても暑い気がする。すくなくとも涼しい山方面へ行きたい。白山が無理なら立山はどうか?と、立山方面に向かってみた。

有峰あたりまで行けば涼しかろうとケーブル立山駅を目指す。その、立山駅で時間切れ。無料駐車場、トイレなど確認してこの日の車中泊ポイントを確保。周囲の雰囲気は涼しいとはいいがたいけど、なんとか眠ることは出来そうだ。久しぶりに来た立山駅はほとんど記憶がないほど変貌していたけど、最近は外国人に人気の観光スポットらしく、いろいろな気配の人が溢れていた。

◆行動記録
  • 9:50 自宅
  • 11:00美濃(52キロ)
  • 美並で大休止
  • 12:20白鳥(101キロ)
  • 13:00ひるがの(131キロ)
  • 14:00高速かわいPA(185キロ)
  • 高速(荘川-白川)1100円
  • 14:20白川 給油
  • 17:20立山駅(312キロ)


【御母衣湖キャンプ場の先で国道156号は通行止めだった】

【立山駅周辺には無料駐車場が多い】

【久しぶりに訪れた立山駅。記憶ほとんど無し。ケーブルが昇っていく】

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