2020年9月24日木曜日

雨森芳洲庵(2020.9.24)

 名古屋から若狭敦賀に出る場合、関ケ原で高速を降り伊吹山の麓を木之本に向けて走るのが楽しい。高速をそのままま米原経由で走ることに比べると、三角形の二辺の代わりに一辺を走るような気がするけど距離は思うほど節約してない。ただ北近江の雰囲気はなぜか優しい。

その途中に以前より気になっていた看板がある。「こちら雨森芳洲庵」の指示標識だ。なんとなく記憶に残っていたその雨森芳洲の名前をテレビでちょいと目にした。「だったら行ってみるか」と出かけてみた。シルバーウイークの4連休の混雑も終わり、楽しく走って雨森芳洲庵に着いた。

着いてから理解したのだけれど雨森芳洲は江戸時代の儒学者。この地に生まれ対馬藩で朝鮮通信使がらみの仕事をした学者らしい。入館料300円を支払い雨森芳洲庵のオッチャンから詳細な説明を受けた。面白かった。雨森芳洲の時代は秀吉の朝鮮出兵後の厳しい時代だったと思うけど、外交的な努力で穏やかな関係を保っている。現在の日韓関係は厳しいけれど、歴史に学ぶことは重要だ。

雨森芳洲庵のある雨森地区はなかなか落ち着いた地域だ。家々の生け垣は綺麗に保たれ、綺麗な水が側溝を流れる。観光地でもないところだけれど美しい町だった。

その後、若狭小浜へ出て、伊勢屋で丁稚羊羹を買い、諦応寺銀杏観音を見、敦賀でニシン昆布巻きを買ってから帰宅した。夏の暑さも収まり気分の良いドライブだった。

◆行動記録

11:00発、一宮経由高速1100円、12:25関ヶ原50キロ、12:35道の駅60キロ、14:00雨森芳洲庵出発、15:30小浜伊勢屋、16:00諦応寺銀杏観音、18:00木之本、仮眠、20:30帰宅

【雨森芳洲庵。特に古い物ではないけれど地元の人に守られている気分の良い施設、入館料300円】

【綺麗な地域だ】

諦応寺入口。小浜の寺は各地域ごとに守られている

【やっと見られた銀杏観音】

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