最近、運動不足だ。「少しは歩かねば」との気分で小谷城跡に向かってみた。小谷城跡はちょっとした山の上に展開する山城で、数日前に行った雨森芳洲庵のチョイ手前、長浜市にある。30年ほど前に一度訪れたことがあるけど、古い野面積の石垣の記憶しか残っていない。当時は訪れる人も少なかったけど、最近は大河ドラマ関連で整備も進んでいるようだ。麓の国道沿いには「三姉妹の館」との道の駅もある。
自宅から下道で2時間30分。小谷城への標識に導かれて、それらしき駐車場に到着。けっこう車は多い。開いていたスペースに車を止めると、ボランティア的なおばちゃん登場。すぐにシャトルバスが出るという。そこからはすべてオバチャンの指示に従い説明付きシャトルバスツアー(参加料500円)に参加。運動不足解消の山歩きは出来なかったけど、地元の方の説明はとても面白かった。
シャトルバスツアーは10分程度、山を登り番所跡と言うところで下車。そこから30分程度、尾根に沿った曲輪を本丸まで歩く。そこで気になっていた30年前の唯一の記憶の石垣のことをガイドさんに聞いたら、本丸の上の山王丸跡にあるという。そこでツアーから分かれて単独で山王丸跡まで登ってみた。
たどり着いた石垣は説明標識には大石垣となっていたけど、予想外に小さいものだった。しかし自然石を積み上げた「これぞ野面積」って感じで存在感は十分あった。山の尾根に沿って展開する曲輪も趣深いものだった。シャトルバスから脱落したため駐車場まで歩いて下山。それはそれで当初の運動不足も解消できて楽しい一日だった。特に夕日を反射して光る琵琶湖に浮かぶ竹生島が印象的だった。
◆行動記録
11:30出発、14:00小谷城駐車場着、16:30小谷城駐車場発、17:30上石津でラーメン(510円美味し)、19:00帰宅
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