今回のコロナ騒動の中の旅先で控えるように心がけている事がある。「地元の人の生活圏に無遠慮に入り込む事」「地元御用達のちいさな居酒屋に入る事」「宿泊先もできるだけ人との接触を避けること」などなど。
その結果宿泊先はビジネスホテル。食事は地元スーパーへの買い出し。そんな中で注目している場所がある。それは伝統的な地元の市場だ。コロナ騒動勃発前はそんな市場はインバウンド、国内旅行者で大混雑の異常事態。
と言う訳でそんな市場の典型である金沢近江町市場を偵察に出かけてみた。交通手段は18きっぷの最後の一枚。使用期限を一日残して無駄なく使えた事だけでも嬉しかった。
福井を越えると北陸感が増してくる。高曇りの空の下、遠く白山が見える。白山を見て加賀の国に来た事を実感。金沢駅の観光案内所で情報収集。街巡りバスのある事を確認。一日乗車券600円を購入。とりあえず近江町市場へ向かう。
現役時代金沢出張の帰りにツマミを調達しJR「しらさぎ」で飲みながら帰った事を思い出す。空いていると思った近江町市場は意外と若者で混雑していた。店の脇に急ごしらえ的に作られた屋台的な食事処には若者が群がっていたけど、地元の人の話では人出は例年の半分以下だとか。
でも、私の知っている地元感満載の雰囲気よりは観光名所的空気に満ちていた。要するに物事は「変化」することはあっても「元に戻ること」は無いらしい。その後、駅に戻り駅構内のスーパーで食料調達。それを持って金沢城公園へ行ってみた。金沢城公園は素晴らしい。ベンチに座りつつ五十間長屋を眺めながら飲むビールはまっこと美味であった。ツマミは最近その旨さに目覚めたニシン昆布巻き。スーパーで240円で購入。
◆行動記録
06:47 勝川
07:08 名古屋(金山7:09米原行乗換可能)
07:16 発
08:46 米原
09:00 発
09:33 近江塩津
09:37 発
09:50 敦賀
09:53 発
10:49 福井(24分)
11:13 発
12:42 金沢(約4時間)
16:41 発(17:17福井行きでも間に合う)
19:06 敦賀
19:53 発(47分)
20:44 米原
21:07 発(23分)
22:11 名古屋
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