2021年2月27日土曜日

熊野(2021.2.27-28)

(2021.2.27)出発、那智勝浦港で車中泊

以前なら時間さえ有れば何も考えず出撃していた。雨も寒さも気にすることもなかった。厳冬期の津軽の地吹雪を味わおうと、軽ワンボックスで車中泊すべく、厳冬期用シュラフを積み込んで出かけた事もあったなあ。

しかし最近は体力は言うに及ばず気力が萎えた。天気が良くないとでかけたくない。寒いと出かけたくない。と、言うわけで冬場に出かける行き先がない。「コレデハイカン。どこぞへ行かねば」と向かった先は、昨年に続き熊野。これだけ何度も熊野に行くと白河法皇の行幸回数を越えているかも知れない。

一年ぶりの勝浦港での車中泊は気持ちよかった。ラジオから流れる「ラジオ深夜便」の森田公一特集はしみじみ懐かしかった。

◆行動記録

自宅発09:00、四日市マグロレストラン11:00、松阪13:00、尾鷲15:00、給油、七里御浜オークワ買出し、那智漁港17:30、はまのゆ400円、夕食:大名巻他754円、就寝21:00


(2021.7.28)帰還、湯の峰温泉、川湯温泉、本宮、十津川

この日は曇り空なるも風が強い。でも暖かい風だ。熊野に来る時のお約束の温泉卵作りに湯の峰温泉に向かう。今回はさらに自宅に残置された細いサツマイモを大量に持参。処理に困った細サツマイモを一気に解決する作戦だ。卵は10分程度で完成するけど、サツマイモは1時間程度かかる。その間、湯の峰の共同浴場で時間をつぶす計画だったけど、共同浴場は建替え工事の真っ最中。仕方がないので、川湯温泉で時間を潰し、温泉卵と茹でサツマイモはなんとか完成。これで残ったサツマイモもほぼ片付いた。ヤレヤレ。

◆行動記録

7:30起床湯を沸かしコーヒー、行動開始8:00、湯の峰温泉10:00、川湯温泉250円、湯の峰温泉発11:30 芋回収(茹で時間 芋60-90分 卵11-15分)、本宮12:15、谷瀬の吊橋13:30、下市15:00、榛原16:00、蟹江IC19:05(870円亀山から) 

【数年前の熊野川水害の時の水位。想像を絶する水の高さだ】

【熊野本宮は静かだ】

2021年2月20日土曜日

京都一周トレイル④(2021.2.20)

 ■嵐山から歩き、栂尾高山寺で鳥獣戯画

今年になって始めた京都一周トレイル完歩計画だけど、南東部の伏見稲荷近辺から反時計回りで南西部の桂方面へ日帰りで歩く事を基本とした。その時、比叡山近辺のルート選びが難しい。歯を食いしばり大汗かけば日帰りで歩くこともできるけど、良い年をして必死に歩くのもみっともない。

銀閣寺から大原までのコースは3回に分けて歩く作戦。その時は八瀬のケーブルを利用する計画だ。しかし、その八瀬ケーブルが3月下旬まで動かない事が判明。

仕方がないので、つなぎに反対側の嵐山から栂尾を歩くことにした。このコースは今から十年ほど前に歩いた事がある。その時は秋で、高雄の神護寺で紅葉を楽しみつつビールで打ち上げ。今回は栂尾の高山寺で鳥獣戯画(レプリカだけど)を見ることをメイン目的にすることにした。

朝10時頃からJR嵯峨嵐山駅から渡月橋に向けて歩き出す。コロナ非常事態宣言発令中のこの時期、さすがの嵐山も閑散としている。有名な竹林の道にもインバウンド、若者の姿もなく道の先まで見通せる。冬のこの時期に言うのもナンダけど、「夏草やつわものどもの夢のあと」。

静かな静かな嵯峨野をのんびり歩く。風もなく、花粉もまだなく、暖かな陽射しを浴びて気分は最高。鳥居本の分岐を左に曲がり、六丁峠を越えて落合から清滝川沿いの道になる。冬とは思えないような豊富な水量の清滝川は美しい。

楽しく歩いてたどり着いた高山寺で見た鳥獣戯画は良い。特にウサギと蛙の相撲が良い。蛙は組み付いたウサギの耳に噛み付いている。厳密に言えばこれは反則だ。しかし、対戦中の蛙もウサギも楽しそうだ。さらに周りを取り巻く観客ウサギも笑っている。まさにここにはスポーツの原点がある。現在大騒ぎとなっているオリンピック関係者には特に見習ってほしいところだ。

北斎漫画にも言える事だけど、日本の文化は素晴らしい。この鳥獣戯画もデフォルメされた姿の中の真実がクールだ。最近世の中で珍重されているグローバルな価値観ってどーなのよ、、、。

◆行動記録

勝川(6:37)山科往復ジパ3680円、山科ー嵯峨嵐山330円、金山(6:55)乗換時間短い、JR嵯峨嵐山(9:48)、野宮神社、鳥居本、六丁峠、落合(11:30)、高山寺(14:00)、同発(14:39)、二条駅前(15:20)530円バス、東西線220円京阪山科まで430円(290円と思ったけど?地下鉄と京阪では料金違う?)、JR山科(16:05)、JR米原(17:06)

【野宮神社、静か】

【竹林の道、静か】

【落柿舎、静か】

【二尊院、静か】

【鳥居本、静か】

【落合で清滝川に下りる】

【冬の川とは思えない清滝川】

【北山杉の森も10年前と変わらない】

【高山寺石水院、拝観料800円】

【気分の良い縁側から気分の良い庭を眺めて一休み】

2021年2月9日火曜日

京都一周トレイル③(2021.2.9)

以前より断片的に京都一周トレイルを歩いてきたけど、今年になってまとめて歩いてみようと思い立った。その3回目。京都の南から東山を北上。蹴上から大文字山を越えて銀閣寺まで歩き、京阪三条の珉珉でビールを飲む作戦だ。

今回初めて気がついたんだけど、京都の町中に入る場合、山科から入るのが便利だ。京都駅の雑踏を避けることができるし、なんと行ってもJRの料金が安い。ジパング利用で勝川山科往復3680円。蹴上まで山科から地下鉄で二駅。時間も早い。今までなぜ気が付かなかったんだろう?

蹴上からインクラインを越えて山に入ると最初に訪れるのが日向大神宮。なかなか神秘的な神社だ。京都一周トレイルのように自分で目的地を定めるのではなくて、最初から決められたコースをたどる場合、思ってもいない場所に導かれる場合がある。この日向大神宮もそんな場所だ。自ら積極的に訪れることはほとんどないと思われる場所だけど訪れてみれば不思議な静けさのある神社だった。そこには内宮、外宮、伊勢神宮遥拝所などがあり伊勢とのゆかりの深い神社と思われる。

その後、大文字山経由で鹿ケ谷を下り、東山山麓の寺院をかすめて銀閣寺の入口で今回のコースは終わり。出町柳から川端通を南下して三条京阪まで歩き、珉珉でビール。と、流れる行動を計画していたけれど、世の中そんなに甘くない。たどり着いた珉珉はなんと満席だったのだ。平日の午後4時、今まで二回連続でカウンターのお客は私一人だったんだけど、この日はなぜか全席満席。結果、珉珉の一人打ち上げは断念。このコロナ自粛の最中に不思議なことがあるものだ。

◆行動記録

勝川(6:37)山科往復3680円、金山(7:09)、蹴上(10:00)、七福思案所(11:00)、大文字山(12:30)小雪、大文字山山頂は稲荷山から将軍塚までの東山に比べて一段高い、標高は465m、銀閣寺(14:00)、銀閣寺道でコーヒー、三条大橋三条(満席)、山科(16:05)、米原(17:00)豊橋行きに乗れた、名古屋(18:08)

 

【日向大神宮、綺麗に保たれた境内に内宮、外宮がコンパクトにある。】

【大文字山山頂、南を眺めれば今まで歩いてきた稲荷山、将軍塚の山頂が足元に見える。】

【大文字山山頂の展望は良い】

【大文字山から鹿ケ谷を下ると俊寛の石碑がある。鹿ケ谷は歴史の授業で習ったことがあるものの実態は忘れてしまった。帰宅後、ネットで確認。鹿ケ谷の俊寛邸で平家打倒の謀議事件。】

【東山の一般住宅の玄関。留石(だっけ?)が渋い】

2021年2月5日金曜日

スキー再開(2021.2.5)

 一昨年秋、脚立に乗ってキンモクセイの剪定をしている時、脚立が倒れ背骨を痛めた。その結果、昨年はスキーが出来なかった。

スキーだけではなく、自身の体の力も弱っている事を痛感。なんせ布団から起き上がる事も大仕事でニトリで介護用ベット購入せねばならない状況に陥った。今まで他人事と余裕をかましてきた寝たきり生活も他人事では無い。

これではイカン。コロナで自粛している場合ではない。と言うわけで歯を食いしばってスキーに出かけた。今年の冬は不安定な天気が続き、このところ暖かい日が続く。そんな不安定な天候だけど、この日は好天の気配。取り敢えず家から一番近いアルコピア舟山へ向かった。

久々のスキーは段取りが悪い。車のキーはオーバーズボンの中のズボンのポケット。リフト券を買うための財布もオーバーズボンの下。大袈裟なグローブも鬱陶しい。さらに靴を履くのがおおごとだ。スキー靴ってこんなに硬かったっけ、、、。

などと滑る前に大汗かいたけど、久しぶりのスキーは気分が良かった。ゲレンデ正面には白い乗鞍が近い。ゲレンデに流れる音楽を聞きながら乗るリフトも懐かしい。ただ流れる音楽がユーミンやヒロセコーミでないのが残念だった。

◆メモ

滑走時間(2:00-4:00)、リフト券平日シルバー午後券1040円、リフト4:30まで運行

【ゲレンデからの北アルプス、右が乗鞍、真ん中のピラミッドが笠、左が黒部五郎かな?皆白だ美しい。】

【行の飛騨川は白く濁っている。まるで雪解けだ。】

◆今年のスキー
・2/11 舟山(孫家族同伴)