■八瀬からケーブルで比叡山に登り銀閣寺
秋になった。京都一周トレイルを再開。でも、昼間は30度以上の暑い日が続く。前回までは東山を伏見稲荷から北上して銀閣寺まで歩いている。本来ならその流れで銀閣寺から歩き出すのが筋だけど、今回は登りにケーブルを使い、銀閣寺まで逆走することにした。
八瀬からの比叡山ケーブルは私が小学生の頃だから、今から60年以上前に初めて比叡山に登ったコースだ。ほとんど記憶の彼方のケーブルだけど、なんとなく懐かしい気分を味わえた。
ケーブルを降りて歩き出す。急な下りだ。今まで足、膝関連の筋肉には自信があった私だけど、最近は自分の体重が気になる。要するに体が重い。急坂の下りのバランスが不安だ。慎重に下り続けるうちに膝が痛くなってきた。昔のことを言うのもナンだけど仙丈岳を走り下った事を思い出す。これが年をとったということだと、現実を受け入れる理性だけはあると自分自身に言い聞かせる。
比叡山からの急な下りが終わるとなだらかな下りの道が続く。しかし、京都一周トレイルのルートは最近の台風や大雨で途切れる箇所も多い。地図を見ながら、途中の案内板を確認しつつ歩くのはけっこう難しい。最終的には道を失ったけど、なんとか大山祇神社で正規ルートに戻った。
久々の山歩きで下半身に若干の負荷を与えることもできたし、京阪三条の珉珉での餃子も楽しめた良い一日だった。
◆行動記録
勝川6:44、ジパング、勝川、山科、往復(3680円)、金山7:09、米原8:48、山科着9:37 地下鉄260円、三条京阪 京阪220円、出町柳着10:10、八瀬ケーブル550円、八瀬ケーブル降り歩き始める11:15、石鳥居、瓜生山14:00、大山祇神社14:30、出町柳15:40、京阪三条、珉珉、ビール大1、餃子2、酢豚、1930円、地下鉄、JR山科17:00、米原18:18、大垣18:53、名古屋19:34
【比叡山ケーブル乗り場は平日にも関わらずけっこう混雑している。最近、平日の混雑状況が予測ずらい】
【八瀬からの比叡山ケーブルは長い。標高差500メートルを一気に稼ぐ】
【比叡山からの眺めは大文字火床あたりよりもさすがに高度感がある。京都北部糺の森あたりがよく見える】
【石鳥居というポイントだけど神社の姿無し】
【瓜生山山頂には社がある】
【振り返ると比叡山山頂方面が見える。けっこうあるいてきたんだなあ、、】
【白幽子なんたらと言うポイント。この後道を失った】
【大山祇神社で正規ルートに復帰】
【大山祇神社は紅葉が美しそうだ
【北白川天神で今回のコースはほぼ終わり】