JR関西線は奈良から大きく南に回り込み王寺を通って天王寺に至る。その奈良から南に進む線がJR桜井線だ。その先は何処に続くのか気になっていたけど、和歌山方面に向かうらしい。昔から一度行ってみたいと思っていたけど、今回残った最後の一枚の18切符で和歌山まで行ってみた。
今年の冬は暖かいと思っていたけど、この日の関西線は寒かった。今シーズン、奈良方面に来る度に寒さを感じる。この奈良の山は特に寒いのかなあ。関西線の気動車の車窓から見る景色は真っ白の霜に覆われている。そんな景色も和歌山線で吉野川を眺める辺りまで来ると一変する。さすが和歌山日差しが違う。暖かい。
はっきり確認したわけではないけれど、JR和歌山線は関西線王寺駅から高田を経由して和歌山まで続いているらしい。その高田で桜井線から乗換て和歌山へ向かう。その桜井線は現地では「万葉まほろば線」と呼ばれている。奈良の山の辺の道に絡みつつ橿原から高田まで続いている。
JRは近鉄と微妙につかず離れず絡み合いながら走っている。実際、このルートに乗ってみてJRと近鉄の絡み合いが実感できた。その和歌山線は最後には南海電車高野線とも絡み、最終的には和歌山市駅で南海本線とも繋がることになる。その和歌山市駅から南海電車でさらに加太方面に向かった。
なんとか辿り着いた加太に町は懐かしい感じのレトロな町だった。加太駅でゲットした街歩き地図を片手に淡嶋神社へ向かい歩き始める。途中で見つけた海鮮料理の店でやっと昼食。そこの刺身がとても美味しかった。明るい日差しを浴びつつ海辺の町を歩くのはとても気分が良かった。
淡嶋神社でこの日の行動は終了。南海電車で天下茶屋へ戻り、岸里の居酒屋で一杯飲んで米原経由で帰還した。早朝から深夜まで充実した楽しい一日だった。最後の一枚の18切符を十分使い倒したのが何となく嬉しかった。
◆行動記録
名古屋05:40、亀山07:06、加茂08:43、奈良09:43(万葉まほろば線)、高田10:29(和歌山線)、和歌山(9)12:45、和歌山市12:56(南海電車加太行き)、加太13:25(390円)、えびすや(2650円刺身、ビール、ごはん、みそ汁)刺身美味、淡島神社、加太発14:58(南海電車960円)
和歌山市、天下茶屋、岸里、天友(鰯天ぷら、おでん、大根、コロ、スジ、酒1合1400円)
新今宮、天王寺、京橋、尼崎、米原、名古屋
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