2015年1月30日金曜日

第14次四国遍路4(2015.1.30)

起きたら雨だった。天気がよければもう少し先まで歩きたいと思っていたけど、あっさり帰還することにした。その前に、薬王寺を再度訪れた。前日、納経は済ませていたけど、民宿クニさんが車で迎えに来てくれた関係で、ゆっくりすることが出来なかった。

雨の薬王寺は人気も無く静かで良い感じだった。昨日は団体客でごった返していた。33段の女厄坂、42段の男厄坂を登ると本堂。さらに60段の還暦坂を登ると瑜祇(ユリ)塔の下に出る。日和佐のシンボル的な赤い塔だ。観光案内所のオネエサマから聞いた話では「瑜祇塔」とは真言宗の「瑜祇経」の教義をを形にしたもので万物は「天と地」「善と悪」「昼と夜」「男と女」など相対する二つのものから出来ていて、それが一つになることで平安が生まれるとか。

なかなか深い。そんな話を聞きつつ、相対するイスラムとキリスト、そしてイスラム国人質事件を思い出し、現在の日本リーダーの単純な感性を危ぶむ私です。

◆行動記録
 8:00 民宿クニ舛田発
      薬王寺再訪
10:22 日和佐発(徳島まで1090円)
12:20 JR徳島
13:25 徳島港
15:50 南海和歌山港
16:57 南海難波
      難波二色で打上げ
19:20 近鉄上本町
22:35 近鉄名古屋

【60段の還暦厄坂の上に瑜祇塔が見える】

【瑜祇塔からは日和佐の町が一望できる。薬王寺は桜の名所でもあるらしい。周囲には桜の木が多数。】

2015年1月29日木曜日

第14次四国遍路3(2015.1.29)

昨夜は日本酒2合であっという間に沈没。睡眠は十分取れた。気分良く平等寺からの田舎道を歩き始める。天気は良好、風も無い。田舎道はいつの間にか山の中に入っていく。数回緩やかなアップダウンを繰り返し、由岐の町に着いた。由岐は海に面した小さな町だ。でも、海は見えない。「城山はこちら」の標識があったので寄ってみた。チョイとした石段を登ると海が開けた。すばらしい景観だ。そこには日本初の洋式軍艦の近代海戦「阿波沖海戦」の場所らしい。知らなかった・・・。

由岐、木岐と海辺の小さな集落を抜け日和佐にたどり着く。今回のコースは田舎道、山道、海岸べりの道と変化にとんでいてまことに楽しい歩きが味わえた。四国遍路の中でも最も良いコースの一つかもしれない。特に木岐から日和佐へ抜ける山座峠を越え、入り江の彼方に薬王寺の赤い塔が見えたときはチョイとした感激も味わえた。

日和佐到着後、観光案内所で宿を探す。日和佐駅横の観光案内所のオネエサマ方は親切で、あれこれ宿を探してくれた。そこで、紹介された農家民宿「クニ舛田」がとても良かった。時間が遅くて夕食は間に合わなかったけど、朝食のピカピカのご飯が素晴らしかった。ここ数年、いや数十年で一番良いご飯かもしれない。オオゲサデナク・・・。
宿も、正真正銘の「民宿」で立派な御屋敷の一番良い座敷に敷かれた布団で熟睡できた。その座敷の床の間には孫のお雛様が春を感じさせてくれた。まことに良い一日だった。

◆行動記録
 7:15 平等寺発
 8:00 月夜御水庵
 9:00 鉦打ち遍路小屋
11:00 由岐
12:00 木岐遍路小屋
14:30 日和佐
15:00 薬王寺
16:00 農家民宿クニ
      (一泊朝食付き5000円)
     夕食は道の駅で買った
      鱧の湯引き(500円)
      あおりいか飯(700円)

◆歩行距離
・ 3.4キロ 平等寺-月夜御水庵
・ 2.0キロ 月夜御水庵-鉦打橋
・ 2.2キロ 鉦打橋-由岐分岐
・13.3キロ 由岐分岐-薬王寺
(合計)20.9キロ

【月夜御水庵。隣に大杉あり】

【四国では遍路が不法投棄の見張りしている】

【不思議な交通標識。海は見えない。カニは山の中まで登るらしい】

【由岐の高台から由岐海戦の現場を望む。いろいろな歴史があるもんだなー・・・。】

【由岐から木岐へ向かう途中にある「田井ノ浜」。浜のすぐ近くをJRが走る。美しい海水浴場だ。】

【木岐から日和佐へ抜ける峠を越えると薬王寺の赤い塔が見える。手前は大浜海岸。ウミガメが産卵する美しい浜だ。ドン深の浜で遊泳禁止らしいけど、ウミガメのために地元の人が掃除を徹底。したがってゴミ一つ無く美しい。】

【23番札所薬王寺。この日は団体さんで賑わっていた。】

【農家民宿「クニ舛田」のピカピカ朝ごはん。おかずも丁寧に作られていて感激の朝食だった。】

2015年1月28日水曜日

第14次四国遍路2(2015.1.28)

前夜確認した13番札所大日寺までのバスの時間は午前7時15分。その次のバスは9時代になってしまう。したがって7時15分のバスに乗らねばならない。東横インには簡単な朝食がついているんだけど、朝食は朝7時から。悔しいけど、無料の朝食は諦め、自前のコーヒーとコンビニのサンドイッチの朝食を済ませバスに乗る。今日の天気は良さそうだ。

大日寺は「一宮札所前」というバス停で降りる。「一宮札所」とは不思議な名前だけど、バスを降りて意味が分かった。そこには「一宮」という神社と13番札所大日寺が向かい合って建っていた。神社とお寺を「一宮札所」と一気に呼ぶこの感性、日本的で私は好きだ。

大日寺でザックを担いだ若くて可愛いオネエチャンと遭遇。聞けば歩いて回っているとか。ちょっと足が不自由な気配。大日寺にいるということは一人で遍路ころがし3連発もクリアした訳だ。感心してしまう。最近、一人のオネエチャン遍路が特に目に付く。女性の間に何かスピリチュアルなものに対する関心が高いようだ。

大日寺からは畑の間や民家の間を抜けて、14番札所常楽寺、15番札所国分寺、16番札所観音寺、17番札所井戸寺とサクサク進む。天気は良いものの気温は低い。耳が痛い。民家の間を抜けるとき道を確認するたびに、通りすがりの人が声をかけて行き先を指示してくれる。中には車を止めて窓越しに声をかけてくれる人もいる。まさに一昔前の日本人の気遣いに満ち満ちている。これが四国遍路の魅力かもしれない。

ぐるっと回って、徳島へ戻り、JRで新野へ向かい平等寺隣の山茶花に投宿。昨年6月以来の平等寺と山茶花だけど、とても懐かしい感じがした。

◆行動記録
 7:15 徳島駅バス発
      (一宮札所前まで410円)
 8:00 13番札所大日寺
 9:00 14番札所常楽寺
 9:30 15番札所国分寺
10:10 16番札所観音寺
11:30 17番札所井戸寺
12:30 JR蔵本駅
      昼食(うどん阿波)
      カキフライ丼セット814円
13:30 徳島駅
14:30 JR発
15:26 JR新野駅(760円)
16:00 平等寺
      民宿山茶花
      一泊二食(6500円)
      日本酒2合(700円)

◆歩行距離
・ 2.3キロ 大日寺-常楽寺
・ 0.8キロ 常楽寺-国分寺
・ 1.7キロ 国分寺-観音寺
・ 2.9キロ 観音寺-井戸寺
・ 8.0キロ 井戸寺-JR徳島駅
・ 2.0キロ JR新野駅-平等寺
(合計)17.7キロ

【13番札所大日寺。一宮に面してる。近くには曰くありげな城跡もある。】

【14番札所常楽寺】

【15番札所国分寺。名前からも分かるように古くて大きな寺だ。境内には七重の塔の礎石もある。大きい礎石だ】

【観音寺へ向かう家並みの間から何か黄色いものが見えた。寄り道して近づいてみれば菜の花畑。春だなー・・・。】

【16番札所観音寺】

【観音寺から井戸寺へ向かう途中にJRの府中駅がある。読み方は「こう」。辺りの地名は「国府」。読み方は「こくふ」。不思議な地名と読み方の関係だ。愛知県民は「国府」を「こう」と読む。】

【17番札所井戸寺。想像通り、境内には弘法大師が掘った井戸がある。】

【前回の終着点の22番札所平等寺。改めて見れば立派な寺だ。】

【平等寺本堂で見つけた「箱車」。この犬小屋状の構造物を車で引いて歩けない遍路を助けたと言う。昔の人々の信仰心を垣間見た思いだ。遍路とは違うけど「小栗判官」の話を思い出した。】

2015年1月27日火曜日

第14次四国遍路1(2015.1.27)

久しぶりの四国遍路だ。最近徐々に出かけるのが億劫になっている。こんな調子じゃ四国遍路の結願も難しいかもしれない。などと、チョイと弱気な気分も心に浮かぶ。そんな気持ちにカツを入れるべく、この寒い時期にあえて出撃することにした。

今回の計画は、前回、天候の都合でパスした徳島周辺の13番大日寺から17番井戸寺までを片付け、引き続き22番平等寺から23番薬王寺までを歩くこと。薬王寺から先は高知県に入る。そこからは室戸岬を越えて高知へ続く四国遍路核心部となる。いわば今回の行程は、核心部へのプロローグとも言える。

とりあえず、近鉄株主優待券で難波。南海電車の「徳島すきっぷ」2000円で和歌山南海フェリーで徳島入り。ここ数日天気が悪く出発を一日延ばしたけど、正解だった。和歌山に着く頃には日差しが出た。和歌山の日差しは名古屋に比べて何となく強いような気がする。学生時代の友人の顔が浮かんでくる。和歌山出身の彼の下宿には冬は実家から送られたミカン豊富だった。金が無い学生時代、そのミカンで飢えをしのいだ時代が懐かしい。

◆行動記録
11:01 近鉄名古屋
14:20 近鉄難波
14:50 南海難波
      (徳島まで2000円)
16:03 和歌山市駅
16:25 和歌山港
18:30 徳島港
18:55 バス発(210円)
      東横イン泊
      (1泊5950円)

【南海電車和歌山港行きには客は私だけ。南海フェリーに乗る人は少ない。のんびりして良いルートなのにねえ・・・。】

【雨も上がり夕日が四国方面に落ちる】

2015年1月25日日曜日

猿投山(2015.1.25)

先日の雲興寺偵察の数日後、猿投山へ登ってみた。気になったらすぐに行動。私の流儀というより、単純な性格と言うことかもしれない。猿投山は高校1年のときクラスのレクリエーション(最近ははやらない言葉?)で大勢で登ったことを思い出す。以来、50年以上、まったく近くにも寄り付いていない。

久しぶり、と言うより初めての猿投山はなかなか良い山だった。雲興寺から谷筋を登り、尾根にあがり、その後、数回のアップダウンを繰り返した後の猿投山山頂は展望も良く気持ちのよい山頂だった。

家から1時間以内で行ける山として、お散歩気分で鳩吹山と同じように、これから何度も登る事になるような気がする。

◆行動記録
10:00 JR春日井
10:50 雲興寺登山開始
11:20 尾根
13:10 猿投山山頂
13:45 発
15:30 雲興寺下山

【雲興寺には駐車場、トイレ完備】

【猿投山へは最初谷筋を緩やかに登る】

【猿投山山頂は展望の良い快適な頂上だ】

【下山ルートには鬱蒼とした杉林を歩く】

2015年1月21日水曜日

雲興寺(2015.1.21)

先日、蛇峠山の帰り道、戸越峠で猿投山を越えて帰宅するとき、瀬戸市街で道に迷ってしまった。昔から瀬戸の道には相性が悪く、特に帰り道には必ず道を失う。でも、適当に走っているうちに高蔵寺近辺に出るのだか、最近、なかなか苦労する。

そこいら辺りが急に気になり、瀬戸市街の道の状況を確認しつつ、ついでに、雲興寺へ出かけてみた。雲興寺は名前は良く知っているけど言ったことがない。その近辺の猿投山から岩屋堂まで東海自然歩道が通っているので、今後の出撃計画の偵察も兼ねての行ってみた。

初めて興味を持って出かけた、瀬戸、赤津あたりは渋い空気に満ちており、良い感じだった。再度、出撃したいと思っている。

◆行動記録
11:00 自宅
 (赤津町 交差点曲がる)
11:45 雲興寺(22キロ)
 (意外と近い)
12:30 発
13:30 道の駅瀬戸しなの
 (トンカツ定食800円イケル)

【雲興寺本堂、屋根の瓦が特徴的だ。寺の坊さんの話では赤津焼きの瓦で、今はもう作れないらしい。盗難除けのお札を買った。】

【雲興寺の東海自然歩道の標識。ここに車を置いて猿投山、岩屋堂、赤津近辺を歩きたい。】

2015年1月19日月曜日

蛇峠山(2015.1.19)

最近、ひだまりハイキングに終始している私です。でも、スノーハイクのお誘いに久々に雪山を歩いてきた。行き先はいつもの蛇峠山。早朝5時起きで登山口に着いたとき、雪が降ってきた。当然、展望も期待できず、登る意欲も減退。でも、風も無く静かな雪の中をスノーシューで歩くのはとても気分が良かった。やっぱり、雪山は良いねえ。

◆行動記録
 5:30 春日井発
      藤岡経由
 7:00 153号合流(49キロ)
 7:20 稲武(70キロ)
 8:00 ひまわりの湯(96キロ)
 9:30 ハイク開始
      蛇峠山周辺徘徊
15:30 下山
      ひまわりの湯(600円)
17:45 帰還
20:15頃帰宅

【蛇峠山山頂はガスの中】

【電波塔先の展望ポイントも展望はない】