2009年12月12日土曜日

鳴子温泉徘徊(14-2-41)

(鳴子温泉 滝の湯)


(潟沼)

朝から雨。気勢が上がらない。気温はそんなに低くないけど雲が走る、空が暗い。せっかく来た鳴子温泉。ただただのんびりするのもなんなんで、近辺を探索することにする。今日の朝食も美味しかった。

宿に借りた傘を持って、とりあえず共同浴場「滝の湯」へ行ってみる。以前一度来たことがある。その時、かなり満足度の高い入浴だったと記憶しているが詳細は忘れてしまった。入力料150円。安い。私の今までの経験から割り出した温泉鑑別法。「温泉は安いほうが良い」。当然、無料は最高。草津の共同浴場なんぞが良い例だ。この滝の湯も湯量豊富。キッパリ暑い。丸太をくりぬいたような木の樋から直下2.5メートルの湯の滝が浴槽に落下。掃除の行き届いた木製の洗い場の上をあふれた湯が大量に流れる。入浴後、入口の外のベンチで体を冷ましつつ一服。軒が深く雨が当たらない喫煙スペースも好感度大。

天気もイマイチなので今日は鳴子温泉に停滞。でも、鳴子温泉お勧めの「湯めぐり」も気が利かない。観光案内所で貰ったイラストマップに「潟沼コース」発見。とりあえず傘を片手に向かってみる。けっこう急な道を汗をかきつつ潟沼着。ph1.7の日本一の酸性瑚だとか。昔の火口だとか。鳴子にこんなところがあるとは思っていなかったので、新しい発見にチョットうれしかった。

潟沼でかいた汗を温泉で流すため東鳴子温泉の高友旅館に向かってみる。高友旅館は最近ネットで急増中の若手温泉事情通の間で注目度上昇中のいわゆる「いにしえ度」の高い温泉だ。しっかりした玄関で入浴料500円(チョイ高い)を払い、高友温泉名物黒湯に入ってみる。

ハッキリ言って「すごい」。脱衣場には体が良くなった人からのコメントが多数。でも、入浴しているときの快適感には疑問が残る。私のような温泉のベテランにはともかく、初心者には勧めるのに躊躇する。

東鳴子温泉から雨の中、鳴子温泉までまた傘を差し帰還。再度、滝の湯で体を清め(高友で汚れたわけではないけれど)、宿に帰った。宿の内湯にさらに入り夕食をしっかり摂取。鳴子温泉駅で買った地酒のワンカップもしっかり2個空けた。宿の女将にはビールの空き缶、地酒の空き瓶、空きカップなんぞ、しっかり見つかり、「よく飲むねー」とのお褒めの言葉を頂いた。(2009.12.12/土)

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