2010年3月2日火曜日

下諏訪温泉(26-1-59)

三月になった。「青春18切符」が使えるようになる。天気も良いし、行かねばならぬ、との三段論法で下諏訪温泉に行ってきた。下諏訪は岡谷と諏訪にはさまれたつつも、独自の雰囲気を残しつつ頑張っている落ち着いた町だ。特に潤沢な湯量の温泉、さらに、共同浴場が素晴らしい。

朝、ゆっくり起き、8時過ぎのJR中央線で12時半ごろ下諏訪駅着。帰りは夕方6時のJRで22時帰着の予定。行動時間は6時間。駅の観光案内所で情報収集後、今回の計画を確定。春宮、万治の石仏、慈雲寺を訪ね、旦過の湯で一風呂浴び、秋宮、そして湖畔を歩き、上諏訪・片倉館で二度目の入浴後、上諏訪駅で一杯飲んで帰還の全行程10キロ弱。

春宮経由で向かった「万治の石仏」はイースター島のモアイ像と似ていると言われるが、私の友人にも似ている。けっこう良くある顔かもしれない。実際に見る石仏は存在感がある。訪れた時、ほかに人影もなく静かに鎮座する姿には落ち着いた空気に満ち溢れていた。その後、旦過の湯の超高温温泉で大汗かき、諏訪湖湖畔でその汗を鎮め、性懲りもなく、片倉館で二度目の入浴。入浴後、片倉館の前庭ベンチで梅ドリンク飲みつつ暖かい春風に吹かれているのは、まったく気分のいいものでありました。
そうそう、秋宮は現在本殿修復中。大きなシートに覆われている。今年4月は7年に一度の御柱祭。その時また18切符で訪れてみたい。

●各種データ
・青春18切符意:11500円(5枚分)
  (1日分2300円)
・旦過の湯:220円
・秋宮近く蕎麦屋:500円
 (天ぷらそば)
・片倉館:500円
・上諏訪駅いずみ屋:1800円
 (真澄吟醸あらばしり、ワカサギづくし)
・上諏訪駅たなかや:1050円
 (おみやげ湖魚煮)

●行動・朝9時チョイ前にJR勝川発
・12時半ごろJR下諏訪駅着
・春宮、万治の石仏、水月公園、慈雲寺、蕎麦屋(約5キロ歩行)
・14時ごろ旦過の湯入浴・秋宮、諏訪湖半歩き上諏訪へ(約5キロ歩行)
・16時ごろ片倉館入浴
・17時ごろ上諏訪駅横「いずみ屋」で打上げ
・18時ごろJR上諏訪駅発
・22時ごろJR勝川着
・歩行行動時間4時間(10キロ)

(万治の石仏)

(万治の石仏の横顔)

(慈雲寺予想以上に大きな寺。杉木立に囲まれ、苔むした石畳を山門に向かう。禅寺特有の反りの際立った立派な山門だ。)

(旦過の湯浴槽は二つある。源泉が投入されている浴槽は熱くて入れない。熱い湯好きの私でも無理。湯温は48度と見た。私はひたすら桶で汲んだ湯をかけていた。入浴中に3人の地元民が入ってきたけど、全員、隣のチョイと湯温が低い浴槽に入浴していた。その浴槽も45度は超えている。)

(諏訪湖湖畔歩いたり、ジョギングするコースが一周16キロにわたり整備されている。広々して気分が良いい)

(片倉館外観からは温泉施設とは思えない。内部はプールのような深い大きな浴槽。片倉といえば、シルク、女工哀史、ああ野麦峠、と連想は続くが、この施設はその当時の物なのだろうか・・・。)

(上諏訪駅横「いずみ屋」・真澄吟醸あらばしり300ml:900円・ワカサギづくし(テンプラ、フライ、佃煮)の三点もり:900円丁寧な料理でとても美味しかった。/私、いずみ屋のまわし者ではありません)

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