【大館花善鳥めし。私大好き】
●新潟発、大鰐温泉泊
昨日に引き続き、今日も5時半に目覚ましセット。6時8分発の新発田行きに乗らねばならぬ。遅れれば今日中に青森には入れない。そんな二日連続のプレッシャーからか、眠りが浅かった。3時過ぎから頻繁に目が覚めた。そんな体調でも電車の旅は安心だ。東の方角の山のスカイラインが明るく染まってくるのを眺めながらウトウト。素晴らしい夜明けを眺めつつ二度寝。贅沢だ。
新発田で酒田行きに乗り換えてから、本格的な睡眠体制に入る。天気予報は芳しくなかったけれど、素晴らしい夜明けだ。日本海も穏やかに朝の光を反射している。目が覚めたら進行方向左前方に鳥海山が見える。鶴岡が近くなり大きく右にカーブしている。と、言うことは右側に月山が見えるはず。鳥海のピーク付近には雲がかかっていたけど、月山は雲もかからず白く光っている。その稜線には雪煙も見える。素晴らしい景色だ。
酒田で秋田行きに乗り換えるころから天気が崩れてくる。秋田では完全に雨。駅前のコンビニで傘を買う。今回目指している津軽に雪は考えていても雨は想定していなかった。秋田の乗り継ぎには2時間弱の時間がある。昼食の調達を兼ねて駅前の市民市場を覗いてみる。年末の土曜日、市場はかなりにぎやかだ。美味しそうな魚、特にハタハタと筋子が気になる。今日の泊まりが自炊だったら絶対買うんだけど、今回は自炊道具は持ってきてないので眺めるだけとする。二食付きの安宿か、素泊まり、食事は居酒屋の宿泊作戦。けっきょく、昼食は花善の鳥飯と高清水のワンカップ。花善の鳥めしは、小田原東華軒の鯛めし同様、私のお気に入りなのだ。
秋田から大館行きの列車を待っているとき、地元のオッチャンから話しかけられる。完全な津軽弁だ。多分、「列車が遅れる」ということを言っているのだろうが、ほとんど聞き取れない。その後、大鰐温泉の共同浴場や民宿のおばちゃん連中との会話でも、地元の人だけの会話はほとんど聞き取れない。これなら英語のほうがまだ聞き取れるかも・・・・。
秋田で電話予約した大鰐温泉の畑山温泉民宿はなかなか良い宿だ。食事も良かった。刺身(マグロ、ひらめ)、ウに、焼き魚(ギンダラ?)、カニの爪、たら白子とホタテの煮付け、茶碗蒸し、アスパラの胡麻和え、白菜漬物、ご飯、味噌汁、メロン。これで二食付き一泊6500円。内湯も部屋も綺麗だった。青森の民宿はレベルが高いかも。 (2010.12.11)
●主な出費
・傘(秋田で急遽購入):980円
・昼食(鳥めし+高清水湾カップ):1316円
・畑山温泉民宿(1泊2食付+ビール+入湯税):7300円
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