2010年12月13日月曜日

津軽へ(4)

【リゾートしらかみ】

【リンゴ畑の向こうには岩木山】

【車中の津軽三味線】

【五能線的景観】

●弘前から村上へ
 JR東日本の「リゾートしらかみ」は素晴らしい。弘前を出るとき、不安だった天候もなんとかもち、リンゴ畑越の岩木山を眺めることも出来た。深田久弥が日本百名山で「十二単を着た女性のようだ(そんな言い方だったかどうか定かでないけど、そんな感じ)」といったようだけど、とても優しげな雰囲気の山だ。
 
 五所川原からは車内で津軽三味線のライブもあったし、景色の良いところはスピードダウン。まさにこれこそ観光列車。シートも新幹線のグリーンよりも良いくらい。これで310円。アリガタヤ、アリガタヤ。(私JRのまわしものではありません)
 
 その津軽三味線ライブ会場(車内のイベントコーナー)でなんとなく私と近い感じのオッサンと隣り合う。話してみれば私とまったく同じ境遇。生まれ年も同じ団塊世代、定年後18切符で全国徘徊中。朝っぱらから津軽三味線聴きつつ、彼はカップ酒、私はスキットルのバーボンを舐めつつ岩木山を眺めるのはオツなものでありました。その時、印象的な彼の言葉。「今後の人生には大切にすべき三つのことがある。それは、健康、経済、友人」。まったく私も同感だ。
 
 鯵ヶ沢を過ぎると岩木山とはお別れ。その代わり進行方向右側に日本海が見えてくる。想像通りの景観で大満足。海岸で魚の仕分けをしている漁師たちが列車に向かって手を振っている。ああ、日本の旅だなー・・・。
 
 秋田で同世代のオッチャンと別れ、駅近くの市民市場でお土産を物色。きりたんぽセット、佃煮少し購入。ついでに市民市場直営の回転寿司で昼食。さすが市場町営の回転寿司。私が知っている中で最も良い回転寿司かもしれない。赤貝、鯖、かき、鉄火巻き、筋子、じゃっぱ汁を頼んで、1150円。ネタも素晴らしく新鮮だ。(私、回転寿司のまわしものではありません)
 
 その後、村上まで列車に乗って本日の行動は終了。駅前の扇屋旅館へ投宿。向かいの酒屋で〆張鶴の一升瓶2本を正月用の酒に購入。60Lのザックに入れて帰る予定。でも一升瓶2本はさすがに重いなー・・・。(2010.12.13)
 
●主な出費
・昼食(秋田市民市場回転寿司):1155円
・夕食(またもや鳥飯+高清水):1267円
・扇屋旅館(素泊まり):4000円

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