2011年2月26日土曜日

奈良・大阪徘徊

【帯解寺、安産・求子そしてそれら関連のお礼参りで、のどかな春の日、混み合っていた。】

【石切神社参道商店街。若いオナゴは占い好き。】

【枚岡神社。向かって右手奥に梅林あり。3月1日梅花祭。梅林から春霞の大坂の町を見下ろすのはオツなもの】

●帯解寺
 三週間前、桜井近辺の古墳巡り(近鉄てくてくマップの【伊勢参宮本街道5】「天理の町並みから古墳巡りコース」)が面白かったので味をしめ、今回はその続編。奈良から天理までの【伊勢参宮本街道4】ならまちから帯解コースへ行ってきた。

 今回は高速バス事情も調査すべく、名鉄バスセンターから高速バスにて奈良まで行くことにした。前日、ネットで確認したところ、朝一番のバスは7時50分名鉄バスセンター発、近鉄奈良駅着は10時20分。乗車時間2時間半。料金片道2500円。往復なら4000円。恒例の大阪居酒屋での打上げ計画もあるので、往路だけ高速バス。復路は近鉄格安チケット(3200円)の往復5700円での出撃作戦。

 6時起床で7時50分のバスセンターに行ってみれば、びっくり。朝からかなりの混雑なのだ。奥には日帰りバスツアーの集合場所もあるらしく、なかなかにぎやかな風情。昨今の「不景気、不景気」との巷の空気とは異なるお気楽ムード。でも「格安」とのキーワードが覆いかぶさっていることは否めない。

 否めないけど、160円の麒麟端麗生と150円のおつまみセットを購入後、バスに乗車。バスはほぼ満席。どうしても行きたい場合は予約したほうがいいかもしれない。朝から一杯引っ掛けつつ、東名阪の車窓を眺める。藤原岳、竜ヶ岳が白い。御在所、鎌が岳の雪は消えつつある。気分上々、睡魔が襲ってくる。自分で運転しないことがこんなに気分の良いものだとは・・・、極楽極楽。

 気が付けばバスは名阪国道天理インターを降りている。もっと乗っていたいけど、10時50分、30分遅れで近鉄奈良駅に到着。とりあえず「てくてくマップ」に従って興福寺方面へ歩き出す。北円堂、南円堂、猿沢池、ならまち・・・、人ごみの間を歩きながら天理を目指して南下する。ならまちを過ぎると人は急に減る。コースはまさに「街道」の風情。両側に古風で立派な家が多い。しかし、車の通行が多いのには閉口する。奈良市街の厳しい交通事情からこのコースも抜け道として使われているのであろう。

 寄り道しつつ、12時ごろ、今回のコースのハイライト「帯解(おびとけ)寺」に到着。「帯解寺」に関しては、以前より「なんと色っぽい名前なんだろう」、との不謹慎な気分で気になっていた。その名前からなのか「安産・求子」で有名な寺らしい。お寺の本堂に靴を脱いで参拝者があがって行く。私も同様に上がって見れば、ほとんどが「安産・求子」の若いカップル。限りなくその方面に縁の無い私としては、ちょっと戸惑いつつ、そそくさと引き下がった。

 そそくさと引き下がったものの、腹だけはへってきた。途中、「平宗」で購入した柿の葉寿司を境内のベンチで食べる。柿の葉寿司は鮭や鯛じゃなくて「鯖」が美味しいねえ。何でだろう?脂が違うのだろうか・・・?。

 帯解寺からコースの後半に入る。特段の見所も無いま名阪国道の下をくぐり、天理の市街に入る。天理市内には天理教の詰所が多い。四・五階建てのマンション風施設に切妻屋根が乗っている。鎌倉の禅寺の建築様式を唐様と呼ぶごとく、後世、これらの建築スタイルを天理様と呼ぶのかも・・・。

 今回のコースはさしたる見どころも無く、あっさり終了。打上げ宴会予定の南田辺の居酒屋「スタンドアサヒ」の開店時間の5時にはまだまだ時間があるので、時間つぶしに、これまた今まで気になっていた石切神社へ行くことにする。

●石切神社
 噂には聞いていたけど石切神社の参道はインパクトがあった。近鉄奈良線石切駅からぐんぐん坂道を下る。大阪の町が眼下に広がる。見下ろした大坂の街は春霞の中にニョキニョキ高層ビルが林立。最近、橋下知事が頻繁に語る危機的経済状態なんぞの気配は微塵も無い。

 下るに従い人が多くなる。近鉄奈良線石切駅に戻る人は少ないだろうと思わせるほどの急坂が続く。従って一番下の石切神社に人が集まるのかも。その参道の両側には「占い」の店が多数。これだけ多くの占い関係の看板を見たのは初めての経験だ。その占いの間に「赤マムシ」なんぞの看板も発見。さらに今流行のB級グルメ関連店も多数。

 この雑多な、「現世利益」を追求しつくす感性、これこそ大坂の文化だ。「でんぼ」の神様、石切神社の本殿前にはお百度参りの老若男女が満ち溢れている。「でんぼ」から拡大して「がん関連」にも霊験るとの記述をインターネットで見つけたけど、本当かなー・・・。この溢れる活気、「まさに関西の息吹」と、感じたけど、こんな感じ他にも見たぞ。そーだ「お千代保稲荷」もこんな感じだった。

 歩きつかれて、近鉄奈良線石切駅に戻る気分にもならず、枚岡神社へ寄ってから石切駅から二つ大坂寄りの枚岡駅から近鉄に乗ることにする。枚岡神社は河内国一之宮だとかで、石切神社とは対極にあるような静かで厳かな神社だった。その奥の枚岡梅林の梅もちょっと早かったけど眼下に大坂の町を望みつつナカナカ綺麗に咲いていた。

 帯解寺、石切神社、枚岡神社と今回は良く歩いた。その結果、夕方5時の「スタンドアサヒ」の開店に15分遅れ、満員で入れなかった。開店15分で満席になる居酒屋ってどーよ!

 次候補の上本町「ほてい寿司」も満員。第三候補も全席予約。どうなっているの?と嘆きつつ、打上げ宴会難民となりました。とはいうものの、何とか打上げのビールに有りつき、7時33分上本町発の近鉄特急で10時チョイ前名古屋着。(2011.02.26)


●主な出費
・ 高速バス(名古屋-奈良):2500円
・ 柿の葉寿司(平宗)8個入り:1100円(ぐらい)
・ 打上げ宴会(一人):3500円(ぐらい)
・ 近鉄(大坂-名古屋):3200円

2011年2月16日水曜日

オサンババ

【オサンババ山頂より白山を望む】


【スキー無しでは太股まで雪に埋まる】

【ダケカンバの疎林を歩く。暖かい。春だ。】

【山頂への登り。この程度の登りは楽しいねえ・・・。】

【雪上ピクニック。バーボンが旨い。】

【さあ、下りだ。でも雪が重い。】

【山中峠の水芭蕉群生地も雪の下】

 オサンババへ山スキーに行ってきた。オサンババは国土地理院の地形図では山中山。なぜオサンババというのか分からないけど、そのインパクトのある名前の方が通りがいい。実際は山スキーと言うほどのものでははなくて、スノーハイクと行ったほうがいいのかもしれない。この時期には珍しい好天に恵まれ、久々のオフピステを十分楽しむことが出来て満足満足。

 場所はめいほうスキー場のゲレンデトップのすぐ北隣のピーク。春のような暖かい陽射しを浴びつつ、ほとんど平らなダケカンバの雪原を歩く。御岳が大きい。乗鞍の裾野が美しい。北アルプスが穂高、槍、笠、黒部五郎、そして大きな薬師岳の左に黒っぽい剣のピラミッドが見える。

 頂上はほとんど山頂とは思えないような平らな雪原が広がっている。木の枝に小さなプレートがかけられ頂上と分かる。そのチョイ先にダケカンバの木がまばらになっている場所がある。そこからは白山が大きく見える。名前の通り白山の白さは際立つし、その雪の質感まで伝わってくる。

 山頂のプレート横まで戻り大休止。なぜか好きなキャラメルコーンを肴にバーボンを舐める。うーん、ウマイ!コンビニで買ってきた「海老マヨ」おにぎり(定価100円)もナカナカイケタ。

 まったくのピクニック的昼食後、めいほうスキー場の隣の尾根を下り、山中峠を越えてめいほうスキー場の中間点まで戻ることにする。本来なら楽しく滑って帰れるはずだけど、この日の雪は最悪だ。気温の上昇と共に数日前に降った深雪がまるでセメントのようにスキーに粘りつく。人呼んで「トリモチ雪」。

 はっきり行ってスキー技術の未熟な私にとって滑るのは無理。さらに滑走面には雪がへばりつく。大汗かいてスキー場に戻ったけど、やっぱり滑るのはスキー場に限るねえ。(2011.02.16)

● 行動記録
07:00 美濃総合庁舎集合
08:30 めいほうスキー場
09:00 めいほうスキー場ゲレンデトップ
11:30 オサンババ山頂
13:10 山中峠への林道(シール再装着)
14:45 めいほうスキー場
15:15 駐車場

● 主な出費
めいほうスキー場駐車料 :1000円
リフト代(クワッド2本):1400円
コンビニ(朝食、行動食):1000円

2011年2月13日日曜日

志賀高原・熊の湯・3


●三日目・総括
 朝、滑ることもなくそそくさと帰還。帰る日に滑らないと、ウエア、道具類を十分乾燥して持ち帰ることが出来る。そのため、帰宅後の後片付けが簡単だ。ゆっくり出発、のんびり走って、4時前には帰宅していた。(2011.02.13)
●熊の湯での食事
 いつもゲレンデ脇のレストランで昼食をとっていたけど、ゲレンデからチョイ下り橋を渡った川沿いのホテル(名前はリバーサイドなんとか?か、松尾根なんとか?)の石焼ピザ(1枚1600円)が美味しかった。石焼ピザは5人で3枚注文。十分なボリュームであった。

●郷土食堂(ごうど食堂)
 メインは蕎麦。ざる蕎麦(山菜のてんぷら付き)1050円。美味しかった。さらにお土産に買った野沢菜が良かった。自家製のちゃんと乳酸発酵した野沢菜は久しぶりに美味しかった。これがほんとの野沢菜かもね。
 場所は志賀高原からの帰り道、中野のイオンを右に見て次の信号(新井交差点だとおもう)を左折(イオンの反対方向)、チョイと走った右側にある。

2011年2月12日土曜日

志賀高原・熊の湯・2

【熊の湯の雪】


●二日目
 思ったより天候は荒れなかった。朝、薄日も差している。昨日から降った雪でゲレンデ脇の非圧雪部分は30センチほど積もっている。午後も雪は降り続き一日中やわらかい雪を楽しむことが出来た。

 そんな深雪を求めてゲレンデ脇を滑っていたら、境界のロープを突き抜け谷の吹き溜まりに突っ込むアクシデントもあったけど・・・。「雪の中で全身で雪を楽しむのだ」と強がりを言う私です。(2011.02.12)

2011年2月11日金曜日

志賀高原・熊の湯・1

【前山ゲレンデ。数年前の雪崩で今は閉鎖されている】


●一日目(出発)
 今シーズンはスキーに好く行く。年末の野沢、年が明けてめいほう、1月の連休の志賀高原。そして2月の連休も志賀高原熊の湯。

 前日まで暖かかったものの、今日から天気は崩れる。6時春日井発で10時半ごろ現地到着の予定なるも、恵那山トンネルを抜けたあたりで雪。かなり遅れて昼ごろ熊の湯に着いた。

最近、二泊三日のスキーは一日目と三日目は移動日として滑るのは真ん中の一日だけの大名スキー(こんな言葉あったのかなあ?)。でも今回、現役の若手メンバーと行動を共にしているため、一日目も半日滑ることにする。

この場合、リフト券購入計画がナカナカ困難だ。単純に考えればシニア1.5日券を買えばいいのだが、シニア1.5日券は販売してないのだ。シニア二日券は7000円。大人1.5日券は8000円。さらに翌日はさらに荒天が予想される。明日は滑ることが出来るのか?考える要素が多岐にわたり、疲れてしまって、とりあえずシニア二日券を購入することにする。
天気は悪かったけど、新しい雪が降り、とても快適なすべりが出来た。やっぱり志賀の雪は良い(2011.02.11)

2011年2月7日月曜日

長島温泉共同浴場


●松ヶ島共同浴場
 長島温泉に共同浴場があることを知っている人は少ない。今から10年ほど前、その存在を知って、行ったことがあったけど、今回、ふと思い出した。時間もあるので、当時の記憶と昨今のインターネット情報を活用して出かけてみた。

 名前は「松ヶ島共同浴場」。おぼろげなる記憶によれば、長島温泉関連施設(多分なばなの里?)の裏あたり。なばなの里の駐車場をかすめて田んぼの間の道を集落方向に走り二三回路地を曲がったら、あっさり発見。

 横には以外と大きな駐車場。番台のオバチャンに100円払って入った脱衣場も意外と大きく、意外と整頓されている。ネットで確認した入浴料100円の先入観からもっとプリミティブな状況を予想していた。

 ほっとしつつ洗い場に入ってみれば、かなりの混雑。夕方5時オープンの一番風呂を目指すオッちゃん連中でごった返していた。私もそのオッちゃんの一人だけど・・・。

 次回は時間をずらし、一番風呂の第一波が去った、夕方6時、いや、6時半ごろ訪れてみたい。そのころなら夕食の時間とも重なり、空いていると見た。

 そうそう、温泉はチョイと黄色、緑色、茶色の混ざった長島温泉特有の泉質。チョイと変わった匂い(これをモール臭というのかな?)のある高温の湯が浴槽の縁から掛け流されていた。潤沢な、高温の湯。まさに本物の温泉だ。(2011.02.07)

入浴料:100円
営業時間:17時~20時
ネットでは日曜日が休みとの情報もあるが未確認

2011年2月5日土曜日

桜井古墳巡り

【このコース最初の見所ポイント、玉列神社】


【この地域の情報収集施設「醸す」。対応がとても丁寧で気分良かった】

【三輪恵比寿神社。6日7日がお祭り。かなり賑わう祭りらしく、交通規制の標識多数。】


【三輪山遠望。大和らしい景観だ】

【黒塚古墳。非埋葬者も明確でなく、宮内庁の管理でもないため、発掘により多数の三角縁神獣鏡出土。現在公園風に整備されている。隣には展示館があり、そこで学芸員からの説明を受けた。面白い。】

【黒塚古墳頂上から町並みの向こうに箸墓古墳を望む】

【五智堂。東の山之辺の道の東の長岳寺の飛び地だとか。太い1本の心柱で立っているため傘堂と呼ばれているらしいが、二上山で見た傘堂の方が傘に近かった】

【大和神社。おおやまと神社と呼ぶらしい。戦艦大和の守り神だとか。参道は長いが両脇は隣の畑が透かして見える。】


【市座神社まえの木造アーケードの一部らしい。昔「丹波市」という市が立っていたとか・・・。】

【南田辺の居酒屋・スタンドアサヒ。また行きたい。】

 10年ぐらいまでは、こんな冬の寒い時期にも山に登っていた。でも、寒さがこたえる。それに装備を整えるのもめんどくさいし、冬山は危ない。てな訳で、最近この時期はもっぱら「陽だまりハイク」。近鉄のてくてくマップ片手に桜井近辺を歩いてきた。コースのタイトルは【伊勢参宮本街道5】「天理の町並みから古墳巡りコース」。
 
 伊勢参宮本街道とは「てくてくマップ」によれば、大阪から生駒暗峠をこえ奈良、天理、桜井、長谷、宇陀、その後どこを通るか良く知らないけど、最終的には伊勢神宮まで続いている古い街道らしい。特に、今回歩いた桜井から天理への道は卑弥呼の墓とも言われている箸墓古墳や最近話題の纒向(まきむく)遺跡もある古めかしい場所だ。

 歩き出しは近鉄大和朝倉駅。本当は名古屋から急行で行きたかったけど、中川での大阪方面行きの接続が良くないので特急に乗ることにした。1280円の出費がクヤシイ。

 毎回、歩き出すときが一番気を使う。その点、てくてくマップは良く出来ている。ネットでダウンロード印刷したマップは更新も行き届き正確だ。すぐに玉列神社に到着する。最初のポイントに到着すると何かほっとする。その玉列神社は想像以上に良い感じの神社だった。

 この「良い感じ」は奈良方面のハイキングで常に感じる気配。なにかただならぬ古さ、歴史、文化なのだ。その後、海柘榴市(つばいち)観音堂、金屋の石仏、三輪恵比寿神社、三輪大社、箸墓古墳、黒塚古墳、五智堂、大和神社、市座神社など寄り道しつつ、天理駅まで約15キロぐらい。なかなか良い気分のウオーキングだった。

 今回、伊勢参宮本街道を歩く他に、ひそかにもう一つの目的があった。それは天王寺からJR阪和線二つ目の駅、南田辺の居酒屋「スタンドアサヒ」へ行くことだ。夕方5時チョイ前スタンドアサヒに到着。開店が夕方5時なのでぴったり開店直前に到着したものの店内はほぼ満員。噂には聞いていたけど、スタンドアサヒは素晴らしい居酒屋だった。私にとって名古屋伏見の「大甚」、大阪なんばの「二色」と並ぶ評価だ。特に300円のきずし(しめ鯖)は素晴らしかった。(2011.02.05)

● 行動記録
07:50  近鉄名古屋(特急乗車)
10:01  近鉄大和朝倉
12:00頃 三輪大社大鳥居下の「とろろめし山和」にて昼食
15:30頃 天理駅発
17:00  南田辺・居酒屋「スタンドアサヒ」
20:03  近鉄上本町(特急乗車)
22:08  近鉄名古屋駅着

● 主な出費
近鉄名古屋-近鉄大和朝倉(特急):3140円
昼食(とろろにゅうめんビール付き):1000円ぐらい
近鉄天理-阪和線南田辺:770円
スタンドアサヒ(酒3本、つまみ多数):2500円ぐらい
近鉄上本町-近鉄名古屋(特急割引チケット):3200円

2011年2月3日木曜日

小鈴谷・海苔買出

【野間漁港。穏やかな海】


【小鈴谷漁協。野間のチョイ北、この時期、一年分の海苔の買出しに。一年分といっても10帖(100枚)だけどね・・・。】

【10帖で2800円。今年は寒さが厳しく収量が少ないとか。でも、値段は昨年と同じだとの事】


●海苔買出し
 知多半島は懐かしい場所だ。子供のころ家族で内海に海水浴良く来たものだ。小学校の臨海学校も野間だった。今でも常滑から師崎にかけての路地には当時の面影が残っている。

 そんな、常滑と野間の間に小鈴谷というなんとなく懐かしい名前の地名がある。そこに、小さな漁港があり、小鈴谷漁協との看板を掲げている漁協もある。漁協といっても海苔が中心のようだ。

 昨年、たまたま通りかかり、たまたま海苔を購入。やはり冬のこの時期だった。その海苔が良かった。「今年も買いに行かねばならぬ」との使命感を胸に海苔の買出しとあいなりました。

 前日までの大寒波が嘘のような穏やかな一日、暖かい日差しを浴びての海辺のドライブ。とても穏やかな気分の一日だった。野間漁港の堰堤の上では暖かな日差しを浴びて数人の釣り人が竿をだしていた。何が釣れるか聞いてみれば、一言、「なーんにも釣れん。メダカも釣れん」(2011.02.03)