2011年2月16日水曜日

オサンババ

【オサンババ山頂より白山を望む】


【スキー無しでは太股まで雪に埋まる】

【ダケカンバの疎林を歩く。暖かい。春だ。】

【山頂への登り。この程度の登りは楽しいねえ・・・。】

【雪上ピクニック。バーボンが旨い。】

【さあ、下りだ。でも雪が重い。】

【山中峠の水芭蕉群生地も雪の下】

 オサンババへ山スキーに行ってきた。オサンババは国土地理院の地形図では山中山。なぜオサンババというのか分からないけど、そのインパクトのある名前の方が通りがいい。実際は山スキーと言うほどのものでははなくて、スノーハイクと行ったほうがいいのかもしれない。この時期には珍しい好天に恵まれ、久々のオフピステを十分楽しむことが出来て満足満足。

 場所はめいほうスキー場のゲレンデトップのすぐ北隣のピーク。春のような暖かい陽射しを浴びつつ、ほとんど平らなダケカンバの雪原を歩く。御岳が大きい。乗鞍の裾野が美しい。北アルプスが穂高、槍、笠、黒部五郎、そして大きな薬師岳の左に黒っぽい剣のピラミッドが見える。

 頂上はほとんど山頂とは思えないような平らな雪原が広がっている。木の枝に小さなプレートがかけられ頂上と分かる。そのチョイ先にダケカンバの木がまばらになっている場所がある。そこからは白山が大きく見える。名前の通り白山の白さは際立つし、その雪の質感まで伝わってくる。

 山頂のプレート横まで戻り大休止。なぜか好きなキャラメルコーンを肴にバーボンを舐める。うーん、ウマイ!コンビニで買ってきた「海老マヨ」おにぎり(定価100円)もナカナカイケタ。

 まったくのピクニック的昼食後、めいほうスキー場の隣の尾根を下り、山中峠を越えてめいほうスキー場の中間点まで戻ることにする。本来なら楽しく滑って帰れるはずだけど、この日の雪は最悪だ。気温の上昇と共に数日前に降った深雪がまるでセメントのようにスキーに粘りつく。人呼んで「トリモチ雪」。

 はっきり行ってスキー技術の未熟な私にとって滑るのは無理。さらに滑走面には雪がへばりつく。大汗かいてスキー場に戻ったけど、やっぱり滑るのはスキー場に限るねえ。(2011.02.16)

● 行動記録
07:00 美濃総合庁舎集合
08:30 めいほうスキー場
09:00 めいほうスキー場ゲレンデトップ
11:30 オサンババ山頂
13:10 山中峠への林道(シール再装着)
14:45 めいほうスキー場
15:15 駐車場

● 主な出費
めいほうスキー場駐車料 :1000円
リフト代(クワッド2本):1400円
コンビニ(朝食、行動食):1000円

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