● 帰還・総括
高速バスは朝7時チョイ前名古屋到着。長いような、短いような旅だった。でも、間違いなく最高に面白い旅だった。今回の旅は多くの人と話をした。そしてすべての人が優しく楽しい人たちだった。
四国は現在日本で唯一野宿を認める地域かもしれない。いわゆる遍路文化。野宿して巡礼する人を支援するお接待文化。怪しげな野宿者が徘徊しても地域住民はそれを見守り、その周辺を掃除している。「忙しくてお参りにいけない自分の代わりにお遍路さんが代理でおまいりしてくれる」と考える。これぞ日本文化の真髄だ。
そんな地元の人々に加え、最近の多様な巡礼者。老若男女さまざまな人が遍路している。岩本寺では花柄のサポートタイツにショートパンツを履いた遍路ギャルもいたし、窪川へ向かうトンネルの手前では完全なロードレーサー自転車にまたがり尖がったヘルメット着用のピチピチサイクラー(自転車乗りだけどこんな言い方あるのかなあ?)は「南無大師遍照金剛」の薄手の法被を風になびかせ高速で追い越していった。
なんとなく弾みで始まった四国遍路だけど、たぶん、はまってしまうと思う。この続きは近いうちに再度出かける予定である。
● 今回のお土産
生酒(久礼西岡酒造)高知最古の造り酒屋らしい
酒盗(久礼)
小夏
生姜
トマト
塩ケンピ
【今回のお土産】
●主な歩行距離
・5月15日(高知市=>土佐市): 31.8K
・5月16日(土佐市=>宇佐) : 18.6K
・5月17日(宇佐=>安和) : 31.2K
・5月18日(安和=>窪川) : 27.0K
【合計】 :108.6K
●経費合計(交通費、お土産込み):74,706円
お遍路一人旅から得たものはなんでしょうか。またレクチャーして下さい。
返信削除