2012年の桜は開花が遅かったと言うものの終焉に向かっている。苗代桜も前回(16日)の状況から満開は過ぎてしまったかもしれないけど、とりあえず出かけてみた。
中津川から下呂へ出て、国道41号線を名古屋方面へ走ると右手飛騨川沿いに桜並木が続く。その桜も満開だ。ここは知る人ぞ知る「撮りテツ」の名所。特にこの時期、桜越しに飛騨川の鉄橋を渡る高山線の列車を撮影するポイントなのだ。私も三脚を構える鉄チャンの並んで、列車撮影にチャレンジするものの列車はなかなか来ない。と、いう訳で列車無しでシャッターを切った。ここに列車が移っていれば私も立派な「撮りテツ」だ。
【列車は来ない】
◆苗代桜【2012年4月21日】<満開チョイ過ぎ>
天気予報はあまり芳しくなかったけど、穏やかで暖かい。苗代桜周辺は適度の人出で混雑と言うほどでもない。なぜなら苗代桜はライトアップした桜が水田に映る姿を見るのが「売り」なのだ。
苗代桜は二本ある。その右側の桜のほうがピンク色が濃い。そして開花も進んでいるように見える。下の枝の花は散りかけている。そんな桜を見ながらベンチに腰かけワンカップを飲む。ライトアップまでまだ4時間以上ある。しかし三脚をセットしたカメラマン(高齢者中心)は穏やかな表情でのんびり時間を過ごしている。
中には付近の川で釣り糸をたらしている人、またそれを見物する人、五月人形のような衣装を着た子供、生まれて半年もたたないような赤ちゃんを抱いたお母さん、など、のどかで平和な空気に溢れている。赤ちゃんを抱いたお母さんの横にはジイチャンバアチャンもいる。そのバアチャン、赤ちゃんが可愛くて仕方が無い。なかなか離れられない。スタッフジャンパーを着た地元のじいちゃんが子供たちに風船で作ったおもちゃを配っている。そんな優しい光景を見ていると、ワンカップのほろ酔い気分ともあいまって、とても豊かな気分になってくる。「日本っていいなー」とテレビの和風総本家風につぶやく私です。
【満開チョイすぎ】
【カメラの放列】
【とりあえず水田にも映った】
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