以前、上高地には信州側の沢渡に車を止め、バスで入った。でも、最近は平湯「あかんだな」駐車場から入るのが便利らしい。梅雨は明けたもののハッキリしない天気が続く。「曇り時々晴れ、ところにより一時雨。山沿いは大気が不安定」と何の役にも立たない天気予報だけど、なんとなく良くなりそうな気配を感じて急遽出撃。
朝、車を走らせていると、ワイパーも効かないほどの豪雨に見舞われたけど、あかんだな駐車場についたころには雨は上がっていた。雨が上がれば数日間は好天が続くはず。駐車場からのシャトルバスは30分おきに出ている。ここ数日の雨により登山客は数人程度。
上高地に着いたとき雨は完全に上がっていた。しかし、河童橋から望む穂高の稜線は雲の中。でも、久しぶりの上高地は爽やかな空気に包まれている。明神、徳沢、横尾と新緑の中サクサク歩く。本谷橋を渡り、涸沢ヒュッテを望むところまで登ると涸沢は一面の雪。今年は雪が多い。下界の粘りつくような暑さに比べて、雪渓歩きは極楽極楽。
涸沢ヒュッテで稜線を眺めつつ生ビールを飲む計画だったけど、稜線は濃いガスに包まれ、生ビールも寒さで1杯しか飲めなかった。明日は稜線のガスが晴れなければこのまま下山する予定だけど、どうなるのかな・・・。
涸沢ヒュッテは空いていた。今まで夏山の山小屋の混雑が嫌でほとんどテント泊だったけど、この歳になり重い荷物が持てなくなった。したがって小屋を使わざるを得ない。ビールも持てなくなったので小屋の高い生ビールを飲まねばならない。でも、時間だけはあるので混雑の無い、良い天気の時を選んで登ることは出来る。(2013.7.18/木)
◆行動記録
5:45 中津川加子母発(起点)
8:15 あかんだな駐車場(99キロ)
駐車料金(1日500円)
8:50 シャトルバス
往復(2000円)
タクシーなら(4500円5人まで)
9:30 上高地河童橋
10:15 明神
11:15 徳沢
水補給
12:15 横尾
13:30 本谷橋
15:30 涸沢ヒュッテ
1泊2食(9500円)
生ビール800円
17:00 夕食
【アカンダナ駐車場には上高地行きシャトルバスが待機。便利だ。】
【河童橋から見る穂高の稜線は厚いガスの中】
【明神から見る明神岳】
【徳沢キャンプ場は明るい】
【横尾大橋、涸沢に行くにはここを14:00までに通らねばならない、と書いてあった】
【本谷橋、ここから登りとなる】
【涸沢への登り、今年は雪が多い】
【涸沢ヒュッテは一人で布団一組使うことが出来た。通常、一組を二人以上で使うらしい】
【涸沢ヒュッテの夕食。昔の山小屋と比べると進歩が著しいねえ。トイレも清潔だった】
【テン場には数張りのテントしかない。雪の上のテン泊は大変だなあ・・・。でも、テントの下にベニヤ板を敷いていた。貸してくれるのかな・・・?】
【吊尾根は厚いガスの中】
【白出コルの穂高岳山荘も厚いガスの中】
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