2014年9月28日日曜日

白草山(2014.9.28)

昨日、御岳が噴火した。1日たっても詳細がまだ分からない。でも、断片的な情報では多数の被害が出た模様。それやこれやで、気になって、どんな噴火か見に行ってきた。行き先は手近なところで白草山。幸い、今日は絶好の日本晴れ。雲一つ無い。

突然の出撃に出発が送れ、登り始めたのは昼過ぎになってしまった。白草山のピークに続く笹の稜線に出た時、御岳が姿を現した。真っ白な噴煙もはっきり見えた。噴火は剣が峰直下の地獄沢上部。その下の地獄沢全体からも薄い蒸気が立ち上っている気配。その姿は自然の力をまざまざと感じさせ、ある種、崇高さまでも感じさせる。

しかし、その現場では大勢の人が被災している。秋の好天の土曜日、家族連れでの日帰り登山も多かろう。そんなことを考えると、心が痛む。自然の力、人間の命、などなどいろいろ思いつつ、下山したとき、つるべ落としの秋の日は山の端に落ちた。

帰宅後のニュースでは30名以上の死亡が確認された模様。

◆行動記録
10:45 春日井
13:45 白草山登山口
14:15 林道終点
15:45 白草山山頂
17:40 下山



2014年9月26日金曜日

継鹿尾山(2014.9.26)

三日前に鳩吹山に登ったとき、このエリアには多くの歩くルートがあることを知った。標高は300m程度の低山だけど、小さなピークのアップダウンも多く面白そうだ。北側の木曽川沿いはけっこうな岩場もあるみたい。

てな訳で、トレーニングを兼ねての二回目の出撃。今回はもう少ししっかり歩くべく、午前7時、しっかり朝食をとり、真面目に出撃。一番東の端の大脇登山口から登り始める。時間は午前8時。自宅から1時間で登山口に着くのは、お手軽でありがたい。

大脇登山口からのルートは良く踏まれた歩き易い雑木の中の道から始まる。地元の方々のお散歩コースのようで、多くの人とすれ違う。小天神休憩舎、鳩吹山山頂休憩舎と休憩を繰り返し、西山休憩舎で大休止。そこで地元の方に出会い、いろいろ情報収集。毎日のように歩く方も多く、まさに可児市の里山だ。市発行の「山歩きマップ」なるパンフレットも貰い、全体の様子がなんとなく分かってきた。

このエリアは東側の鳩吹山周辺が可児市。そこから西へ続く継鹿尾山周辺が犬山市となっていてそれぞれ管理が分かれていて、継鹿尾山周辺は東海自然歩道として管理されているようだ。今回は継鹿尾山を越え、その先の寂光院から犬山へ出て、名鉄電車で可児川に戻り車を回収するという計画をとりあえず立てた。

西山休憩舎から石原登山口にいったん下り、継鹿尾山方面に登り始める。継鹿尾山山頂には展望抜群の休憩舎があった。そこからは犬山の街が一望できる。素晴らしい展望だ。正面遠くには伊吹山も見える。その後、寂光院まで下り、犬山から電車で帰る事を考えたけど、まだ時間はたっぷりある。電車で帰るのは止めて、不老の滝から大平林道を石原登山口まで戻り、鳩吹山の南側を回って車を回収することにした。

その大平林道も静かで味わい深い道だった。車を回収後、登山口近くの温泉施設「湯の華アイランド」で一汗流し、夕方6時前には帰宅した。気になっていた大相撲の逸の城・鶴竜の取組みにも間に合った。突然現れたこの逸の城は強いねえ・・・。風貌も毘沙門天みたいだ。

◆行動記録
 7:00 自宅発
 8:00 大脇登山口
 8:20 小天神休憩舎
 8:50 山頂休憩舎
 9:50 西山休憩舎
10:40 石原登山口
11:50 継鹿尾山
12:30 寂光院
12:45 不老の滝
13:15 石原登山口
14:00 石原公民館
14:20 大脇登山口
14:30 湯の華アイランド
      入浴料金:700円
16:30 山の上にて梨購入(1800円)
17:30 帰宅

【歩き出しの大脇口からの登山道。歩き易い道だ。】

【小天神展望台からは可児の街が良く見える】

【継鹿尾山てまえの萩、秋だねえ・・・。】

【継鹿尾山展望台から犬山の町を見下ろす。絶景だ。】

【寂光院】

【不老の滝】

【石原登山口。左:継鹿尾山、直進:不老の滝、右:鳩吹山】

【湯の華アイランド】

2014年9月23日火曜日

鳩吹山(2014.9.23)

そろそろ山では紅葉が始まってきた。今年こそ、10月初旬の稜線の紅葉から11月末の街場の紅葉まで、じっくり出撃したい。しかし、この夏は天候不順でほとんど山に登ってない。とりあえずのトレーニング開始で鳩吹山に登ってみた。家から1時間で登山口に到着。秋のお彼岸で登山口の霊園は大賑わい。

登山者用駐車場の脇には彼岸花が咲いている。秋だなー。登りはじめて最初の一本。ベンチに腰を下ろしタバコを一服。夏とは違う爽やかな風が吹き抜ける。ツクツクボウシが鳴いている、名前は分からないけど鳥もないている。幸せだなー・・・・。

行動時間3時間の山登りだったけど、良い汗を流すことが出来た。鳩吹山は家からも近いし、手近な良い山だ。

◆行動記録
11:00 自宅発
12:00 登山口
12:45 西山休憩舎
13:30 北周りコース展望台
14:30 鳩吹山山頂
15:00 下山

【駐車場から登山口までの林道。最近、こんな田舎道を歩くのが気に入っている】

【鳩吹山山頂から木曽川を見下ろす。けっこう高度感がある】

2014年9月8日月曜日

醍醐寺(2014.9.8)

昨日、18切符で江差から帰ってきたばかり。でも、18切符はまだ1枚残っている。使用期限は10日まで。無駄にしてはならぬ。知る人は知る「桐谷さん」の心境で、ママチャリではなくJRに飛び乗り西へ向かう。目的地は京都醍醐寺。醍醐寺はまだ行ったことがない。

ゆっくり出発したので山科着は午後3時。その遅い時間帯の訪問が良かった。閉門まじかの醍醐寺は観光客の姿も無く、静かで美しかった。三宝院にも回りたかったけど、受付のオバチャンの「ゆっくり見たほうが良いよ」の一言で、金堂、五重塔などの伽藍を回った。特に五重塔は美しかった。次回、上醍醐、三宝院を訪れてみたい。

【醍醐寺金堂】

【醍醐寺五重塔】



2014年9月7日日曜日

江差5(2014.9.7)

村上は何度も来ているけど、街を歩いたことは無い。朝一番に歩いてみた。とりあえず、城山方向に歩き出し、1時間程度の朝の散歩。落ち着いた町並みの良い街だ。次回、ゆっくり訪れてみたい。その後、JRに乗り、ひたすら帰還。今回、18切符で北海道まで出かけてみたけど、帰宅後、つくづく思う。やっぱり北海道は飛行機だ。

◆行動記録
 6:00 村上城址入口
 7:40 村上発
      新津三色団子(650円)
11:45 直江津
15:30 松本
      特上かき揚げ蕎麦(410円)
19:33 春日井着

【村上城址への登り口】

2014年9月6日土曜日

江差4(2014.9.6)

さあ帰ろう、と、思っても一日では帰れない。朝市でハラス定食の朝食を取る。ハラス定食は1242円。地元の割には高くない?と言いつつもハラス定食は美味しかった。青森でメカブ蕎麦、秋田で市民市場の回転寿司、夕食は村上の宿(扇屋旅館)で秋田で買った大館花善の鳥飯を食べた。今回、鳥飯を二回も食べることが出来て幸せだった。最近、こんな食事が気に入っている。

◆行動記録
 6:53 函館発
10:00 青森
      メカブ蕎麦(430円)
14:00 秋田
      市民市場回転鮨(1500円)
      駅前スーパー(鯖缶、おにぎり1200円)
      鳥飯880円
20:00頃扇屋旅館(素泊り5000円)

【帰りの秋田大潟村付近。一面の稲穂が美しい】

2014年9月5日金曜日

江差3(2014.9.5)

二日間JRに乗り続けたけど、まだ江差には着かない。木古内から江差まではJR江差線に乗るのが正しい行き方なんだけど、江差線は今年の5月に廃線になってしまった。最後の列車の運行には全国のテッチャンが集まってたいそうな賑わいだったと、昨夜の蕎麦屋の親父が言っていた。JRのローカル線が次々と無くなっていくのは寂しいものだ。それにしたがって18切符で行ける範囲が狭まってくるのも嘆かわしい。

と、言うわけで木古内からはバスに乗る。バスは旧江差線にからみつつ、やっと江差バスターミナルに着いた。はるばる来たぜ江差・・・。そのバスターミナルは街中にあると思いきや、畑の真ん中にあった。片側は海。江差の町は何処にあるのか?どの方向にあるのかも分からない。なんとなく方向を定め適当に歩きだす。歩くに従い遠くに町並みが見えてくる。とりあえず歩く方向は間違ってなかったようだ。

街に入ると、江差追分を鳴らしながら走るゴミ収集車とすれ違う。出発してからやっと本場の江差で聞いた江差追分はゴミ収集車であった。この江差追分は中学生の頃初めて聞いたけど、以来、メロディーがなかなか頭に入らない。聞けば分かるんだけど、口ずさむことが出来ない。難しい唄だ。

今回、追分会館で毎日開催されている追分道場へ行き、じっくり江差追分に浸ってみようと思っている。さて口ずさむことが出来るようになるかどうか・・・?でも、最近、記憶力が減退している。新しい歌も覚えることが難しい。多分、無理だろうなー・・・。

その後、江差の町を歩き回り、追分会館の追分道場でじっくり話を聞き、実演も見て、昼食はにしん蕎麦。バスに乗って函館へ戻った。とても充実した一日だった。函館の東横インにチェックイン後、市電に乗って湯の川温泉の公衆浴場。大量に流れ出る高温の湯に浸かって幸せだった。風呂上り、湯の川温泉の海岸で風に吹かれる。遠く函館山とホテルの間に夕陽が沈む。振り返れば地元のジイチャンが昆布を拾っていた。

◆行動記録
 6:14 木古内発
      バスの運ちゃん親切
      廃線の横を小さなバスが走る
      雨が上がり緑が深い
 7:40 江差バスターミナル(1120円)
      ゴミ収集車が江差追分
 8:30 江差追分会館
      横山家 300円
      開陽丸
      かもめ島
10:30 江差追分会館(500円)
11:30 ニシン蕎麦(970円)
12:18 江差バス発
14:20 函館(1880円)
15:00 東横イン(5400円)
15:30 発
16:00 湯の川温泉根崎湯
      (入浴料440円)
      夕食:大門横丁(4080円)

【木古内から江差へ向かうバス。乗客は私一人】

【廃線になった江差線】

【かもめ島が見える】

【江差横山家】

【かもめ島を背景にかもめが遊ぶ】

【復元された開陽丸、この地域は戊辰戦争の遺構が多い】

【かもめ島から江差港を見下ろす】

【かもめ島灯台】

【かもめ島外側】

【追分道場の先生。とても勉強になった。でも、歌えない。】

【毎日開催】

【追分会館】

【湯の川温泉の海岸。函館山の脇に夕陽が沈む】

【けっこう立派な昆布が拾える】

【函館の屋台街・大門横丁、観光客多数】

2014年9月4日木曜日

江差2(2014.9.4)

昨日はのんびり列車の旅とは程遠い混雑だった。しかし、村上から北上する羽越線はのんびりローカル線の旅。窓から見える日本海がキラキラ光る。 進行方向左の海はこの時間太陽を背に美しい。羽越線は海岸線に近く、私にとって大好きな路線だ。あまりの気持ち良さに村上で買った〆張鶴四合瓶を開け、海を眺めつつチビチビやる。その結果、さらに気分は良くなった。

秋田では、乗換え時間は短かったけど、どうしても買いたかった大館花善の鳥飯をゲット。久々の鳥飯はしみじみ美味かった。秋田を過ぎると車内も寒くなってきた。ザックから長袖のシャツを着た。

津軽の蟹田から北海道の木古内までJRは鈍行が無い。そのためその区間だけ18切符でも特急に乗れる。なんとなく得した気分でチョイと嬉しい。初めて越える青函トンネルだけど、トンネルはただただ暗いだけでなんの感慨も無く北海道に上陸。やっぱりトンネルより橋のほうが面白いね。トンネルを抜けると空気が変わった、やっぱり北海道だ。

◆行動記録
 6:30 扇屋出発
 7:33 村上発
11:41 秋田発
      鳥飯 880円
16:24 蟹田(スーパー白鳥乗換え)
17:30 木古内
      夕食(天ぷら、ビール、蕎麦 2200円)
      デザート1200円
      寿旅館(素泊り2500円)
      建築関係の客多し

【普通列車で4号瓶の日本酒を飲むのはけっこう気を使う。でも〆張鶴は旨い】

【鳥海山が見える】

【この鳥飯なら毎日でも食べれるかも・・・?】

2014年9月3日水曜日

江差1(2014.9.3)

毎年夏になると青春18切符で遠征するのが恒例となっている。しかし、今年はなぜか意欲が涌かない。徐々に行動するモチベーションが下がっているみたい。「こんなことではイカン」と自らの気持ちを奮い立たせ早朝のJR中央線を北上。目的地は北海道江差。本場の江差追分をじっくり聞くのが今回の目的。江差追分を聞くために4泊5日の旅に出るなんぞ、まったく酔狂な行動だ。

平日のJR車内は18切符の高齢者が多かった。9月に入り18切符の利用期限が10日を切った。向かいに座ったオッチャンも18切符で名古屋から塩尻経由で飯田線を一筆書きとのこと。要するに飯田線に乗ることが最大の目的のようで、私と酔狂度はあまり変わらないみたいだね。

◆行動記録
 6:00 自宅発
 6:35 春日井発
11:45 冠着駅周辺は良い
12:30 長野(弁当食べるも良くなかった)
18:00 新潟
      電車混む、新発田でも空かない
19:20 村上
      扇屋旅館(素泊り5000円)
      リフォームして素晴らしく変貌

【長野を過ぎると黒姫山が見える】

【信濃川を渡る】

【久々の村上扇屋旅館は綺麗になっていた】

【部屋から中庭が見える。コジャレタ雰囲気に変わっていた】