2014年9月5日金曜日

江差3(2014.9.5)

二日間JRに乗り続けたけど、まだ江差には着かない。木古内から江差まではJR江差線に乗るのが正しい行き方なんだけど、江差線は今年の5月に廃線になってしまった。最後の列車の運行には全国のテッチャンが集まってたいそうな賑わいだったと、昨夜の蕎麦屋の親父が言っていた。JRのローカル線が次々と無くなっていくのは寂しいものだ。それにしたがって18切符で行ける範囲が狭まってくるのも嘆かわしい。

と、言うわけで木古内からはバスに乗る。バスは旧江差線にからみつつ、やっと江差バスターミナルに着いた。はるばる来たぜ江差・・・。そのバスターミナルは街中にあると思いきや、畑の真ん中にあった。片側は海。江差の町は何処にあるのか?どの方向にあるのかも分からない。なんとなく方向を定め適当に歩きだす。歩くに従い遠くに町並みが見えてくる。とりあえず歩く方向は間違ってなかったようだ。

街に入ると、江差追分を鳴らしながら走るゴミ収集車とすれ違う。出発してからやっと本場の江差で聞いた江差追分はゴミ収集車であった。この江差追分は中学生の頃初めて聞いたけど、以来、メロディーがなかなか頭に入らない。聞けば分かるんだけど、口ずさむことが出来ない。難しい唄だ。

今回、追分会館で毎日開催されている追分道場へ行き、じっくり江差追分に浸ってみようと思っている。さて口ずさむことが出来るようになるかどうか・・・?でも、最近、記憶力が減退している。新しい歌も覚えることが難しい。多分、無理だろうなー・・・。

その後、江差の町を歩き回り、追分会館の追分道場でじっくり話を聞き、実演も見て、昼食はにしん蕎麦。バスに乗って函館へ戻った。とても充実した一日だった。函館の東横インにチェックイン後、市電に乗って湯の川温泉の公衆浴場。大量に流れ出る高温の湯に浸かって幸せだった。風呂上り、湯の川温泉の海岸で風に吹かれる。遠く函館山とホテルの間に夕陽が沈む。振り返れば地元のジイチャンが昆布を拾っていた。

◆行動記録
 6:14 木古内発
      バスの運ちゃん親切
      廃線の横を小さなバスが走る
      雨が上がり緑が深い
 7:40 江差バスターミナル(1120円)
      ゴミ収集車が江差追分
 8:30 江差追分会館
      横山家 300円
      開陽丸
      かもめ島
10:30 江差追分会館(500円)
11:30 ニシン蕎麦(970円)
12:18 江差バス発
14:20 函館(1880円)
15:00 東横イン(5400円)
15:30 発
16:00 湯の川温泉根崎湯
      (入浴料440円)
      夕食:大門横丁(4080円)

【木古内から江差へ向かうバス。乗客は私一人】

【廃線になった江差線】

【かもめ島が見える】

【江差横山家】

【かもめ島を背景にかもめが遊ぶ】

【復元された開陽丸、この地域は戊辰戦争の遺構が多い】

【かもめ島から江差港を見下ろす】

【かもめ島灯台】

【かもめ島外側】

【追分道場の先生。とても勉強になった。でも、歌えない。】

【毎日開催】

【追分会館】

【湯の川温泉の海岸。函館山の脇に夕陽が沈む】

【けっこう立派な昆布が拾える】

【函館の屋台街・大門横丁、観光客多数】

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