でも確固たる目的意識もなく適当に出発。予定の電車に乗り遅れた。甲府着は夕方近くなってしまった。前回と同じホテルに投宿後、草津温泉へぶらぶら向かってみた。数年前に訪れたことがある草津温泉は期待通り良い温泉だった。宿から徒歩30分程度かかったけど、街を縦断して歩くと街の感じが良くわかる。
甲府の町はナンということもない、きわめて特徴のない街だ。そこがまた心が落ち着く。そしてそこがまた懐かしい。入浴後、やっとありついた「ほうとう」ははっきり言って「あれ?」って感じの味だった。大分の団子汁、名古屋の味噌煮込みあたりを想像していたけれど、はっきり言って「あれ?」って感じ。
甲府の町では美味しいものにはありつけなかったけれど、私は甲府の町が好きなような気がする。この何もない落ち着きが良い。そして路地を抜けたとき突然、甲斐駒、鳳凰三山が見えるのが良い。
【市内に源泉かけ流しの温泉は珍しい。入浴料金400円、朝6時~夜10時、湯量も豊富、湯温も高い。「市内を流れる荒川に沿ってどこを掘っても温泉が出る」と地元のオッチャンが言っていた】
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