秋になった。野暮用にまみれた日々の中、一日ぽっかり暇になった。幸い天気も良い。そんな状況で中山道を歩いてみた。ターゲットは木曽福島から藪原。そのあたりは国道19号線で走ることは多いけど、歩くのは初めて。国道沿いには木曽義仲にまつわる看板が多いけど、木曽の中ではチョイと地味なエリアだ。
最近、木曽を歩く外国人は多い。ほとんど南木曽あたりで下車して妻籠、馬篭近辺を歩くようだけど、藪原では10人程度の外国人が同じ電車から降りてきた。彼らは鳥居峠方面に向かっている。多分、奈良井まで歩くんだろう。外国人もなかなか渋くなってきたな。
私は反対方向の福島方面に歩き出す。福島へのルートは最初は国道19号線を歩くことになる。車の脇を歩くのは快適ではない。地元の人にも出会わない。ただ工事関係の交通規制のオッチャン達と話しながら歩く。
山吹トンネルを過ぎ、伊那への権兵衛トンネルの分岐を過ぎると国道19号線から別れる。やっと静かな歩きが出来る。ここから宮ノ越エリアとなる。巴御前と木曽義仲にまつわるもの多数。木曽義仲と言えばあまり にも古い。ほんまかいな?とは思うものの、とりあえず信じておこう。
歩くルートは日差しは強いものの爽やかな秋風がふきわたりとても良い気分。道の周囲は、いつの間にかツクツクボウシから虫の声に変わっている。道の横にはオミナエシや萩の花。季節は間違いなく変わっていく。毎年、この秋の気配を感じるとき、なんとなくホッとするね。
■行動記録
- 8:28 JR春日井
- 10:00 JR中津川
- 11:30 JR藪原
- 12:15 吉田橋
- 12:30 伊那への分岐(コンビニ)
- 13:15 宮ノ越
- 14:15 中山道中間点
- 15:15 福島関所
- 15:45 JR木曽福島
【巴淵】
【巴淵には東屋もあ。巴御前は美人だったらしいけど、古い話で分からないねえ・・・。】
【秋の田んぼは美しいねえ】
【徳音寺の山門はなかなか立派だ】
【義仲館。なかなか力の入った施設だけど・・・。】
【原野の中山道中間地点あたりから木曽駒が良く見える。】
【中山道中間点】
【木曽福島駅前の店に入り「七笑」を飲みつつ列車を待つ。疲れた体に日本酒がしみる。当然、列車内では熟睡。車を運転しないのは極楽だ。】
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