2018年6月15日金曜日

佐渡4・飛島(2018.6.15)

予定より1日早く佐渡を離れた。次はどこへ向かおうか?少し迷ったけど、離島への弾みがついた私は飛島へ行くことにした。飛島は酒田港から船に乗ることになる。日本海の佐渡、粟島と並ぶ北前船関連の島だ。梅雨前線北上により日本中天気が悪くなりそうだ。そんななか東北地方の日本海側のみ天気が良さそう。さらに佐渡大野亀のトビシマカンゾウが少し遅かったので、それより北の本家飛島なら良いかも知れないと、単純な発想の私です。

酒田港から往復4200円。片道一時間半程度の船旅です。イイチコワンカップに佐渡で買った一升瓶の日本酒(金鶴)を詰直し再度の船旅。今回、飛島へ行くとはつゆにも想わなかったけど、前から気になっていたところへ行ける幸せをワンカップなめつつ噛みしめている。「出航します」の言葉もなく船は岸壁を離れた。窓から振り替えれば月山、鳥海が良く見える。

飛島の勝浦港に着いた。港には人が集まっている。1日一便の船なのでいろんな物質とともに観光客も降りてくる。泊まるか?日帰りか?様子を見て決めようと思っていた。とりあえず港の横の大岩に登り、隣の海猫だらけの小島を眺める。ウミネコの鳴き声を聞くと北の離島に来たことをしみじみ感じる。

その後、気になっていたトビシマカンゾウ群生地と言われる荒崎へ向かう。荒崎は島の反対側。急な階段を登り30分ほど歩いて荒崎着。お目当てのトビシマカンゾウはちょっと期待外れ。佐渡の大野亀に比べて、本家って・・・?。その後、島の真ん中背骨の部分につけられた遊歩道的ルートを歩いて港に戻った。

2時間ほどの徘徊で島のほとんどは見たような気がして、その日の帰りの便で帰還した。帰りの船から見た、遠ざかる飛島の姿は海に浮かぶ煎餅のような平らな島だ。なんせ島の最高点は標高69m。大きな津波が来たら水没するのでは?と余計な心配をしてしまう。酒田港の飛島フェリー乗り場には海鮮の店が林立している。「飛島に渡れば最高の海鮮が味わえる」と考えるのは甘かった。飛島にはラーメン屋と海の家的カフェしかない。仕方がないのでそのカフェでカレーを食べたけど、これがけっこういけた。まあ、飛島の漁民も飛島の漁港に水揚げするより酒田に水揚げした方が合理的だわね・・・。

◆行動記録
5:00 道の駅・阿賀の里発
7:30 温海温泉先立石(840キロ)
8:30 酒田港(882キロ)
9:30 酒田港発
11:00 飛島勝浦着
13:30 発
15:00 酒田港
月山道の駅で情報収集
17:00 湯浜温泉・車中泊(963キロ)
公衆浴場(200円)
焼き鳥屋、オバチャンとの会話
走行距離:253キロ(累積:963キロ)

【飛島の勝浦港から鳥海が見える】

【大岩に登ると港が見える】

【とりあえずトビシマカンゾウ】

【荒崎の海岸は不思議な岩が転がっている。二日前にタモリが来たらしい。またこの地の地質に関するウンチクを語るのだろう】

【飛島の最高地点は69m】

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