2019年2月25日月曜日

トカラ列島1(2019.2.25)

今から二十年ほど前、開聞岳に登った事があった。その時、すぐ近くに噴煙を上げる島を見つけた。聞けば硫黄島だとか。硫黄島と言えば太平洋戦争激戦ちの小笠原の硫黄島しか知らなかったけど、鹿児島にもあった。正式には薩摩硫黄島というらしい。その時から、硫黄島が気になっていた。

薩摩硫黄島は鹿児島県南部三島村にある。その硫黄島へ行くべく情報収集していると、近くには十島村もあることを発見。その後、航空チケット、フェリーの運航状況など調べているうちに、とりあえず十島村へ行くことにした。十島村にはトカラ列島がある。トカラ列島は名前だけは知っていた。なんとなく最果ての島といった感じだ。

トカラ列島は鹿児島の南、屋久島種子島辺りから奄美大島に続く島々だ。行政的には鹿児島県十島村に属している。日本国内の南の島への旅というと沖縄、石垣、宮古あるいは小笠原をイメージするけど、鹿児島の足元に遥か彼方の離島より「最果て感」の強い島がある。

鹿児島のまでの格安チケットを確保し、深夜発の十島村フェリーで翌朝トカラ列島のどこかの島に着く予定で計画をたてた。飛行機、フェリーの運航確認。島は数十人から二三百人程度の過疎の村。飛び込みの宿泊は無理なので宿の予約は必須らしい。

その宿が問題だった。十島村ホームページには各島数件の宿が紹介されているけど最初の二軒は満室だった。どうせ止まるなら快適な宿が良いとネットのクチコミなんぞを見ていたけど、そんな余裕はなくなり、空いていそうな宿をなんとか確保。それにより目的地の島が決定した。その島は平島。

午後のんびり家を出た。離陸するとき夕陽が御在所に落ちた。その夕陽が高度を上げるにつれてまた現れてくる。眼下に知多半島、神島、英虞湾、志摩半島が見える。久々に見る飛行機からの眺めも良いもんだ。

その機内でのアナウンス。「持ち込みのアルコールは飲まないで下さい」。ポケットの中のイイチコが気になったけど、アナウンスを聞く前にかなり飲んでいたので、その後は我慢した。しかし隠れて飲む酒は旨いんだろうなあ・・・。


◆行動記録
  • 金山から中部国際空港(810円)
  • ミューチケット(360円)
  • 17:35中部空港発
  • 19:05鹿児島空港着(往復:8780円)
  • 19:10鹿児島市内行バス発(1250円)
  • 20:10夕食・天文館「おいで家」(2940円:付きだしカンパチ炙り、山芋短冊、黒豚餃子、キビナゴ天ぷら、スナップえんどう茹で、アジフライ、焼酎)
  • フェリーは以外と混んでいる。
  • 船内泊
  • 23:00鹿児島港発
【中部国際空港には充電、USBのコーナーあり、無料】

【鹿児島天文館、おいで家、感じのいい店だった、二日後にも訪れた】

【フェリーとしま2、新しい船だ】


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