2019年2月5日火曜日

大隅半島(2019.2.4-6)

●2月4日(月)出発
今日、北陸地方に春一番が吹いた。しかし、山には雪が詰まっている。のんびり日溜まりハイクといった気分でもない。何処へ行こうか迷ったけれどサンフラワー弾丸ツアーを利用して大隅半島へ行くことにした。昨年12月に初めてのサンフラワー弾丸ツアーを経験したけど、目的の佐多岬には届かなかった。

今回はその佐多岬への再挑戦。さらにお土産に前回我が家で好評だった「紅はるか」の焼き芋を買い、道の駅・垂水の「湯っ足り館」で一風呂浴びる三つのミッションを目的に定めた。目的が明確になると心が落ち着く私は典型的な団塊の世代かもしれない。しかし、弾丸ツアーなので制限時間は六時間程度。さてさてこの三つのミッションをクリアすることはできるのか?ちょっと気合いが入ってきた。

◆メモ
近鉄株主優待 1800円
環状線 180円
天満酒蔵 1470円(酒1、きずし、野菜天ぷら、どて焼き、きも焼き)
地下鉄 280円
パン 600円

●2月5日(火)
定刻通り、朝8時55分志布志港に入港。事前にネットで予約したレンタカーの手続き完了し、出発したのは9時15分。ここまでは超順調だ。佐多岬までは片道2時間程度と計算すると、計算上はなんとか行けるような気がする。とりあえず、佐多岬の途中にある雄川の滝にカーナビをセット。

しかし、この雄川の滝が難物だった。カーナビに導かれて着いた場所は九州電力の施設の中。雄川の滝の気配もない。周囲を走り回っていたら「雄川の滝上部展望台」の標識発見。そこで判明したのだが、雄川の滝は展望台が二か所あり、有名な雄川の滝の展望は滝の下の駐車場に車を止め、1キロ以上の遊歩道を歩いて下部の展望台から見るものらしい。

たまたま出会った地元のオッチャンが親切に説明してくれた。さらに展望台の対岸のブッシュの中に滝全体を見下ろせる場所があり、そこまで案内してやるとの有りがたいお言葉。その言葉に甘えて連れて行ってもらった。藪をかき分け断崖絶壁の上の木の間から見下ろした雄川の滝はなかなかの見ものだった。

そのオッチャンから「雄川の滝の上流にある花瀬公園も良いよ」とのお言葉。その言葉で花瀬公園にも寄ってみた。花瀬公園と雄川の滝はワンセット。大隅半島の巨大な火山性の岩盤からなる一枚岩の上を流れる川が花瀬公園でその末端の巨大な段差が雄川の滝なのだ。

大隅半島はかなり山深いし地形的にも興味深いところが多い。さらに人も少なく水も綺麗だ。結局、雄川の滝で時間切れ。佐多岬は次回の課題となってしまった。

◆メモ
地元のオッチャンに教えられた根占のネッピー館に向かう
食事は鹿屋のみなと食堂を予定していたのでネッピー館には入らず
昼食:鹿屋みなと食堂
焼き芋大量購入
時間切れで温泉断念
夕食購入(焼酎、ゆでいか、ナマコ、おくら、マカロニサラダ、細巻き)

●2月6日(水)帰還
今回も佐多岬には届かなかった。弾丸ツアーは二泊三日の旅なのだが、実際は二泊6時間の旅なのだ。6時間で復路の出港時間を気にしながらの行動は精神的に疲れる。旅は仕事じゃ無いのだからのんびりとした気分を味わうことも肝要。ということで弾丸ツアーは今回で卒業。しかし、大隅半島を含め鹿児島には心残りの場所がまだまだ多数ある。県の西部、南部の離島そして佐多岬。再度の出撃を考えている。


【肝付の神社、大隅半島の神社は一寸変わっている。琉球的かな・・・。】


【肝付、二階堂家住宅】


【滝上部展望台から見た雄川の滝、地元のオッチャンの話では九電の工事影響でせき止めた水を流しているので水量が多い。そのため若干水が濁り、状況は良くないとのこと。本来は岩から浸み出す自然な水の滝でエメラルド色の澄んだ水が売りらしい。】


【展望所の対岸の崖の上から望む滝】


【万全の状態の滝を見てほしいと後日、オッチャンからメールで送られてきた写真。神秘的な水の色の美しい滝だけど、やはりこの滝は滝の下流の駐車場に車を止め1.2キロの遊歩道を歩いて下の展望台から見るのが良さそうだ。】


【雄川の滝の上部にある花瀬公園。巨大な一枚岩がその上を流れる水に侵食され、花弁のように見えることから花瀬と呼ばれるらしい】


【志布志で購入した芋焼酎「若潮」】



0 件のコメント:

コメントを投稿