その後、道具類は私の遊び道具の片隅に放置されていたけど、ある日突然、「そうだ、アユ釣りをやってみよう」と思ってしまった。道具を確認し、仕掛けもチェックして釣りに出掛けた。
久々のアユ釣りにちょっと緊張。オトリを三匹引き舟に入れて川に降りた。竿を伸ばして仕掛けをセット。この段階からすでに大苦戦。竿を伸ばすだけでも容易でない。足元はふらつく。引き舟に足が引っ掛かる。針をハリス止めに容れようとしてもハリス止めの穴が見えない。針がタモの網に引っ掛かる。オトリをタモに入れて鼻カンを通そうとするも鼻の穴が見えない。さらに決定的なのは手が震える。
ふらつく足元で三時間。釣果は二匹。「見えない目」、「震える手」、「ふらつく足元」では「良くやった」と言えるかもしれない。最近、山登りも息が上がる私にとって、アユ釣りも一つの行動の選択肢かもしれない。どちらにしても最近の私にとっての野外活動は「遊び」と言うより「修業」といった方が良いかも知れない。ジム通いと同じ心境で歯を食いしばって出撃している。
【大仕掛けなアユ釣り道具】
0 件のコメント:
コメントを投稿