2022年5月26日木曜日

三陸⑦帰還(5.26)

 予定した魚沼へ抜けるルートが使えないということは、日光経由で行かざるを得ない。日光経由で帰る場合、何処で車中泊するのか?難しいところだ。候補としては佐久平があるけどなあ・・・。などと悩みながら天気予報をチェックすると明日は大荒れの予報が出ている。

だったらもう一泊するのはやめて、部分的に高速を使って直帰することにした。高速を使うところは碓氷峠の登りと、中津川春日井間。特に碓氷峠の登りはカーブが多く高速を使いたいところだ。車線も上信越道は二車線あるので煽られる恐れもない。


南会津、日光、高崎経由で松井田妙義ICから高速に乗った。ただ碓井軽井沢ICで降りたけど、もう一つ先の佐久平ICまで乗った方が良かったような気がする。


一日の走行距離を300キロ以下に抑えたいと考えていたけど、500キロも走ってしまった。その結果、帰宅早々ベットに直行。あっという間に熟睡。最近にない深い眠りだった。最近、「睡眠の質が悪い」と嘆く私だけど、昼寝もせず一生懸命昼間行動すれば良い眠りを獲得することができることことを実証出来て嬉しかった。


◆行動記録(2022.5.26)木

道の駅かねやま発 1619キロ 6:40、八町温泉 200円 発 7:40、国道400号昭和から田島へ抜ける道の森が美しい、道の駅田島 9:10 1683キロ コロッケ トマト450円、日光給油 11:00 1736キロ 2839円、キリュウエン 山菜天ざる 1650円 足尾チョイ先 13:00、松井田妙義インターチェンジ 15:30 1865キロ、碓氷峠SA菓子220、碓氷軽井沢インターチェンジ 490円、サンドイッチ608円、中津川インターチェンジから高速、春日井インターチェンジ 1530円、帰宅10:20 2148キロ


■この日の走行距離:529キロ


【八町温泉、昨年秋までコロナで地元限定だったけど今春からはいれるようになった。嬉しい。】

【湯口の置物が亀だから亀の湯らしい。いい湯だ。200円】

【奥会津昭和から南会津田島へ抜ける道の両側の森は美しい】

【途中、変わったフジ発見。もみの木にフジのツルが巻き付いていると思われる】


2022年5月25日水曜日

三陸⑥金山泊(5.25)

 今回の旅は7泊8日を予定していた。あと二泊だ。どのルートで帰るか?迷うところだ。ルートは三つ。日本海沿い、奥只見から六十里越、日光経由の3ルートだ。前回も含め日本海ルートが多かったので、今回は奥只見経由で行きたい。というわけで、酒田から最上川に沿って、新庄、山形、米沢、会津坂下と車を走らせた。作戦としては老沢温泉に入り、金山あたりの道の駅で車中泊。翌日、日本海経由での帰還というところだ。

しかし、誤算が二つ。老沢温泉は営業してない感じ、さらに六十里越の奥只見と小出の間が通行止め。やむを得ず、早戸温泉鶴の湯に入り、道の駅かねやまで行動停止。道の駅かねやまは昨年秋にも車中泊した。静かで快適な道の駅で私のお気に入り。


風の吹き抜けるベンチに座り、イイチコをなめつつ、山の端に沈む夕陽を眺めるのは至福の時だ。深夜、ラジオ深夜便で聞いた映画評論家さとうかかおの話は面白かった。


◆行動記録(2022.5.25)水

道の駅象潟発 6:20 1289キロ 天気晴れ、道の駅しょうない 朝食 サンラーアタン 8:00 1351キロ 発8:30、舟形町縄文の女神 歴史民俗資料館110円、ずんだ餅410円、村山給油 11:25 1429キロ2952円、山形、米沢、会津坂下、老沢温泉に寄るも宿は閉まっていた。営業の気配なし、早戸温泉鶴の湯16:00 1610キロ、魚沼へは抜けられない、大雪で橋が落ちた、昨年の冬は大雪だった例年の1.5倍、昭和、田島を経て日光へは抜けられる、木賊、湯の花温泉には行ける、道の駅かねやま 行動停止 17:30 1619キロ


■この日の走行距離:330キロ


舟形町縄文の女神(国宝)レプリカ 歴史民俗資料館

【レプリカだけど他の4点の国宝も展示】

【さばね山公園の展望、正面は葉山、右の白は月山】

【早戸温泉鶴の湯、タオルは茶色になる】





2022年5月24日火曜日

三陸⑤象潟泊(5.24)

 この旅初めての快晴の朝。やっぱり天気が良いと気分もあがる。コーヒーだけ飲み浄土ヶ浜へ向かってみる。浄土ヶ浜は一大観光地になっていた。もう少し落ち着いたところを予想していたのでチョイと面食らった。震災の復興予算が入って新たな整備が行われたようだ。今回の三陸の旅で度々感じるのだが、至るところに人工的な構造物が建っている。百年単位の災害にこの人工的な行為が功を奏するのか?難しい所だ。


宮古から盛岡までの道はややこしい。腰高の不安定な軽バンはスピードを出せない。したがって下道専門で走る訳だが、この国道は部分的に自動車専用道路が現れる。しかも一車線。そこでは当然煽られる。そんな路線がかなりの頻度で現れる。


私が思うに震災復興予算での整備事業なんだろうけど、ユックリ走るのが好きな私にとっては極めて不都合な状況だ。神経を張り詰め自動車専用道路が現れたらルートを外れねばならない。それやこれやでなんとか盛岡に着いた。しかし土地勘が全く無い。とりあえず駅で情報収集と考えていたけど入り組む道と大きな城跡公園とお昼どきの大混雑に撤退を決意。


ほうほうのていで国見温泉に向かうことにした。国見温泉は30年ほど前、東北の山にハマっていたときに一度来たことがあるひなびた東北らしい温泉だった。前回、乳頭温泉鶴の湯は随分都会的鄙びさに満ちていたけど、国見温泉は昔と同じく様本格的に鄙びていて嬉しかった。緑色のお湯も30年前と同じだった。


◆行動記録(2022.5.24)火

道の駅たろう発6:30 980キロ、浄土ヶ浜 6:50 998キロ、朝食 サンマつみれ汁雑炊、浄土ヶ浜発 8:20、北上山地民俗資料館発 200円 10:10、ゴマ団子350円、盛岡駅 12:00 1106キロ、盛岡給油 12:30 1112キロ2157円、国見温泉 13:30 1149キロ 600円、発 14:40、コンビニサンドイッチ445円、道の駅象潟 18:30 1289キロ、吾愛郷食堂 刺身定食ざっぱ汁1150円


■この日の走行距離:309キロ


【浄土ヶ浜】

【浄土ヶ浜】

【浄土ヶ浜】

北上山地民俗資料館の展示は充実している

【国見温泉石塚旅館、緑の湯は変わらない】

【国見温泉は秋田駒の登山口】

【象潟の夕陽、今日も見れた】

【私は今、吾愛郷食堂にハマっている】


2022年5月23日月曜日

三陸④田老泊(5.23)

 初めて訪れた気仙沼は石巻の隣と思っていたけど、実際は随分遠く別のエリアに思える。震災の被害は受けたものの古い港町の雰囲気が残る。停まっている漁船は大型の物が多い。その気仙沼の海の市で食料を調達し、今回の最大の目的である三陸走破開始する。


国道45号線車も少なく走りやすい そこかしこに震災の空気が流れ落ち着かない。道の駅高田松原は震災の記念公園になっていた。巨大堤防に登ってみれば遠くに一本松が見えた。車を走らせつつ見る三陸の風景は、震災からの復興も進み、海も美しかった。でも震災後作られた巨大堤防が目立つ。どれだけ巨大な人口構造物も自然を完全にコントロールすることは無理ではないのかなあ・・・?でもやらなきゃいけないのかなあ・・・?悩ましいね。


今回の車中泊は快適だ。例年に比べても蒸し暑さがない。虫がいない。日が長い。田老の道の駅に車を停めてバックドアを開けつつ〆張鶴をチョビチビ。美味い。


今回、早めに行動停止したので道の駅で案内があった三王岩へ行ってみた。大した期待もなく訪れた山王岩だったけど素晴らしいところだった。思いもかけずに見つけた絶景は嬉しいものだ。


◆行動記録(2022.5.23)月

道の駅あら伊達の駅 736キロ 発 7:00、コンビニカレー499円、気仙沼海の市 10:00 827キロ、海鮮食料1836円、発10:40、道の駅高田松原 11:30 852キロ、発12:20、大船渡 給油 12:30 863キロ 2039円、道の駅さんりく 海の幸定食 1500円、道の駅たろう 中落ち他862円 16:20 980キロ 行動停止、三王岩 素晴らしい


■この日の走行距離:244キロ


【気仙沼では魚市場の見学スペースあり】

【気仙沼港は大型漁船が多い】

【時々現れる三陸の海は美しい】

【高田松原の奇跡の一本松と震災遺構】

【巨大堤防と海との間に松が植えられている】

【道の駅さんりくの海の幸定食1500円】

【田老漁港】

【道の駅たろう近くの震災遺構】

【三王岩は一見の価値あり】

【道の駅たろうで買ったなかおちは食べでがあった】

2022年5月22日日曜日

三陸③鳴子泊(5.22)

 この日泊まった胎内市の道の駅加治川を出発し少し走ると、関川村に荒川温泉郷がある。この荒川温泉郷と呼ばれている地域は昔、飯豊や朝日に山登りに来るときから知ってはいたもののいつも通り過ぎるだけで入ったことがなかった。今回、たまたま入手した関川村のお散歩マップに共同浴場多数発見。ついに地元の共同浴場に入ることができた。ウレシイ。


名前にインパクトがある雲母温泉(きらおんせん)を目指したものの駐車場が発見できず、共同浴場らしきものの前に駐車場らしきものがあった上関温泉に入ってみた。入場料金100円との表示があるものの、管理する人の姿はない。入口に100円と書いた箱のようなものがあり100円投入。大きなサイレンらしき音が響き渡った。


そんな、不思議な共同浴場だったけど温泉は素晴らしかった。熱めの大量の湯が浴槽からあふれている。施設は古いけど、清潔に保たれた温泉だ。私はこんな温泉が大好き。今後も常連になりそうだ。熱い朝風呂の後はモーニングBを楽しみ、朝寝を楽しむ。まさにオハラショウスケの気分だ。


その後、米坂線に沿って山形県に入り、最上川に沿って北上。寒河江の慈恩寺、鳴子中山平温泉を経て、道の駅・あら伊達の駅でこの日の行動停止。車を止めたら、隣のオッチャンから声をかけられた。なんと彼も岡崎から車中泊で東北を放浪中。車には排水タンクも自作して工夫が満載。なかなか面白かった。こんな工夫が楽しいんだよねえ・・・。なお岡崎ナンバーの車の反対側には三河ナンバーのキャンピングカー。愛知県人は車中泊が好きなのかもしれない。


◆行動記録(2022.5.22)日

道の駅加治川発506キロ6:00、コンビニ446円、関川温泉上関温泉 100円 7:00 536キロ、モーニングB、発 9:40、〆張鶴1884円、太田胃散580円、道の駅飯豊 11:10 586キロ、、長井 寒河江手前 給油 12:00 610キロ 2436円、道の駅あゆとぴあ12:15松花堂弁当2000円鮎甘露煮他1554円、発13:10、慈恩寺 14:10 647キロ 700円 発15:00、封人の家 250円、中山平しんとろの湯440円、道の駅あら伊達の駅 18:20 736キロ 行動停止


■この日の走行距離:230キロ


【関川温泉上関共同浴場、高温多量の湯】

【米坂線、東北を東西に走る気動車の線路は美しい】

【道の駅あゆとびあ松花堂弁当2000円】

【道の駅あゆとぴあの裏の最上川には大きなやながある】

【慈恩寺は高台にある大きな寺だ】

【茅葺の屋根が渋い】

【松尾芭蕉関連施設多し】

【中山平しんとろの湯、良い湯だけど混んでいた】


2022年5月21日土曜日

三陸②加治川泊(5.21)

 東北へ向かう場合、いつもこの日本海側のコースを走ってしまう。理由はこのコースがなんとなく走りやすいから。そして魚が美味そうだから。糸魚川駅で糸魚川の食事処関係をなんとなく調査し、能生の道の駅に着いたのが午前10時。二階の食事処を覗いたらちょうど開店したばかりだった。


昨夜、夕食を食べそこなったので、ここで本格的なブランチ。刺身定食にタラ汁を奮発。こんな感じの食事をとると、日本海に来たことを実感するね。食後に海に面した駐車場で昼寝(二度寝?)。良い風が車の窓を吹き抜ける。まあ、好きな時に食べ、好きな時に寝るこんな暮らしも、古希を過ぎた私なら許されるのでは?と勝手に思っている。なんせ、睡眠不足は運転にとって大敵なのだ。


その後、日本海の海岸線に沿って北上。柏崎の原発で海岸線から離れ、カーナビの指示で北上。途中、長岡の西山の道の駅でイベント開催中。クラフトビールのイベントだった。私はクラフトビールというものがなんとなく好みではない。ビールは風呂上がりの金麦で十分なのだ。その西山が田中角栄の出身地だったことをその時知った。田中角栄記念館もあった。


◆行動記録(2022.5.21)土

道の駅白馬出発 7:00 231キロ、糸魚川駅 8:30 287キロ、道の駅能生 10:00 313キロ刺身定食たら汁2375円、久々のまともな食事 昼寝、発 12:30、上越給油13:30 344キロ 2622円、柏崎道の駅 西山 田中角栄 クラフトビール展 子供多数 14:45 395キロ、発15:15、出湯温泉 481キロ 17:45 250円 発18:30、道の駅加治川 19:30 506キロ 行動中止、肉中華そば880円


■この日の走行距離:275キロ


【出湯温泉お寺の共同浴場は健在だった】

【長岡西山道の駅でクラフトビール展、なぜか子供多し】


2022年5月20日金曜日

三陸①白馬泊(5.20)

 まとまった時間がある。家でグタグタしているのもナンなんで、車中泊の旅に出た。行先はやっぱり東北。行先はいままで訪れた事がない三陸方面と決めた。でも特に決まった目的地もないので、のんびり午後からの出発。夕食は有明山くるまやのトトロざるそばを考えていたけど、時間が遅れて店は閉まっていた。残念。そのまま走り白馬の道の駅で行動停止。そのまま一杯飲んで寝てしまった。


■行動記録(2022.5.20)金

出発、給油 13:50 1856円、道の駅賤母 15:30 69キロ せんべい380円、道の駅堀金 有明山くるまや閉店、道の駅白馬 19:30 231キロ 行動停止


■この日の走行距離:231キロ



2022年5月8日日曜日

ヒトツバタゴ群生地(2022.5.8)

 犬山の近くにヒトツバタゴの群生地がある。近くを車で走っていた時、「ヒトツバタゴ群生地はこちら」の看板発見。寄ってみた。昔一度来たことがあったけど、改めて見ると立派な咲きぶりだ。ゴールデンウイークに併せて毎年律義に咲くとはエライ。