この旅初めての快晴の朝。やっぱり天気が良いと気分もあがる。コーヒーだけ飲み浄土ヶ浜へ向かってみる。浄土ヶ浜は一大観光地になっていた。もう少し落ち着いたところを予想していたのでチョイと面食らった。震災の復興予算が入って新たな整備が行われたようだ。今回の三陸の旅で度々感じるのだが、至るところに人工的な構造物が建っている。百年単位の災害にこの人工的な行為が功を奏するのか?難しい所だ。
宮古から盛岡までの道はややこしい。腰高の不安定な軽バンはスピードを出せない。したがって下道専門で走る訳だが、この国道は部分的に自動車専用道路が現れる。しかも一車線。そこでは当然煽られる。そんな路線がかなりの頻度で現れる。
私が思うに震災復興予算での整備事業なんだろうけど、ユックリ走るのが好きな私にとっては極めて不都合な状況だ。神経を張り詰め自動車専用道路が現れたらルートを外れねばならない。それやこれやでなんとか盛岡に着いた。しかし土地勘が全く無い。とりあえず駅で情報収集と考えていたけど入り組む道と大きな城跡公園とお昼どきの大混雑に撤退を決意。
ほうほうのていで国見温泉に向かうことにした。国見温泉は30年ほど前、東北の山にハマっていたときに一度来たことがあるひなびた東北らしい温泉だった。前回、乳頭温泉鶴の湯は随分都会的鄙びさに満ちていたけど、国見温泉は昔と同じく様本格的に鄙びていて嬉しかった。緑色のお湯も30年前と同じだった。
◆行動記録(2022.5.24)火
道の駅たろう発6:30 980キロ、浄土ヶ浜 6:50 998キロ、朝食 サンマつみれ汁雑炊、浄土ヶ浜発 8:20、北上山地民俗資料館発 200円 10:10、ゴマ団子350円、盛岡駅 12:00 1106キロ、盛岡給油 12:30 1112キロ2157円、国見温泉 13:30 1149キロ 600円、発 14:40、コンビニサンドイッチ445円、道の駅象潟 18:30 1289キロ、吾愛郷食堂 刺身定食ざっぱ汁1150円
■この日の走行距離:309キロ
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