今年の夏は天候が不安定。べつに雨が多いというわけでもなく、街場は常に猛暑。山は大気不安定でいつ雨が降るか分からない。しかも降るときは異常に降る。そんな訳で、山中で泊まる気になかなかなれない。したがって日帰りが多くなる。
今回、御岳に日帰りしようと朝早く家を出る。車を走らせるに従い、山にかかるガスが気になる。高い山は展望がなさそうだ。視界のない山に登るのは避けたい私としては、もう少し低い山に登ることにした。下山後の温泉は必須だから、とりあえず福地温泉裏にある福地山へ向かってみる。
地図も持たずに着たので登山口が分かるかどうか心配したけど、すぐに見つかった。福地温泉の朝市近辺の駐車場を探すもけっこう一杯でなかなか適当な場所がない。親切な朝市(常設)のオッチャンが近くの空き地を教えてくれる。車を止めて歩き始める。
樹林の中の広くて歩きやすい登山道が電光を切って続いている。日差しは強いけど、木陰の登山道なので涼しく歩ける。道も広く刈り払われているため風も通る。登山道は山頂まで樹林の中だけど時々木が切られた展望台が現れる。焼岳展望用、乗鞍展望用、穂高、槍展望用などなどのポイントが現れるも、稜線はすべてガスの中。でも、こちら側は日差しが強くて、明るい気分で歩くことが出来た。山頂は1671m。秋の移動性高気圧に覆われた時期、再度登りたい。北アルプス方面の展望と紅葉が期待できる。
下山後、福地温泉「昔ばなしの里」で汗を流す。以前来たときより、各所が綺麗に保たれている。若いニイチャンが関わって頑張っているようだ。古民家風の座敷で休憩しつつ食べた、サービスの五平餅が美味しかった。(2010.8.22/日)
●福地山行動記録
8:25 登山口
10:35 山頂
11:00 下山開始
12:05 登山口
●福地温泉「昔ばなしの里」
入浴料 500円(五平餅1本サービス)
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