カーナビによると山中温泉へは大野から1時間半弱。順調なら1時間チョイ程度で着くはず。しかし、前夜の大雨で国道364号線大内峠が通行止め。他のルートは時間がかかりすぎる。山中温泉はあっさり諦め、丸岡城と芦原温泉にターゲット変更。
丸岡城は現存天守(昔から残っているから城)12城のうちの一つで、以前から行って見たいと思っていた所。町の中の小山の上にちんまり立っている。素朴な石垣も美しい。入場料300円支払って城に入る。太い柱、太いはり。信じられないほどの急な階段(ロープつき)をのぼって最上階(といっても三階)へ登る。開け放たれた窓から四方の福井平野が見渡せる。風が吹きぬける、気分が良い。古い城に登り周囲を眺めると、歴史の流れを感じることが出来る。この城の戦略的な意味もなんとなく理解できる。
城の横には「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな 馬肥やせ」の日本一短い手紙が書いてある。いままで何とも感じなかったこの日本一短い手紙だけど、じっくり読めば、なかなか素晴らしい手紙だ。短い中にも濃い思いが詰まっている。「お仙」とは自分の生まれたばかりの子供のことだということを始めて知った。
丸岡城から芦原温泉に向かう。芦原温泉に適当な共同浴場があるかどうか知らなかったけど、とりあえず向かってみる。すると「セントピアあわら」の標識発見。名前からすると、町おこし的温泉施設の気配十分。「セントピアあわら」は予想通り、新装公営温泉施設でありました。しかし、公的施設には「トピア」って接頭語(?)多いね。
「セントピアあわら」で入浴後、七間朝市で買ったいなり寿司とビールの昼食。昼寝を楽しみ、越前海岸、敦賀、琵琶湖、米原経由で帰宅。琵琶湖近くの道の駅で「自家製鮒寿司」発見。値段は2500円。購入すべきかどうか考えること10分程度。思い切って購入決定(オオゲサダネ)。購入時、オバチャンに「鮒寿司を漬けたお米も美味しいね」なんて話したら、そのお米部分の冷凍したものをおまけでくれた。嬉しかった。鮒寿司はイロイロ意見は分かれるものの、私は素晴らしく美味いものだと感じている。まさに日本のブルーチーズだ。(2012.7.8)
◆行動記録
5:30起床
朝食(コーヒー、パン、和菓子)
7:40大野発
ガソリン(3096円)
9:00丸岡城
10:00芦原温泉
17:00帰宅
【丸岡城】
【丸岡城内部】
【丸岡城内部】
【セントピアあわら】
【セント(銭湯)ピアあわら?】
【入浴料:500円】
【入浴料:500円】
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