5:30起床。昨夜は蒸し暑さと騒音で若干寝不足。しかし天気は快晴。海を臨む道の駅・親不知ピアパークの右手背後から朝日が昇る。その陽射しが海を照らす。日本では北向の部屋より南向きの部屋を好む風潮が有るけど、私はこの陰になった場所から、陽射しに溢れる風景を望むこの物件が数段好きだ。日陰に陣取り朝のコーヒー。
朝食後、宇奈月温泉に向かってみる。昨日は風呂に入ってない。実は前日、笹倉温泉に行ってみた。笹倉温泉は10年以上前に二回泊まったことがある。チョイと黄色っぽい(?)湯に黒い湯の花が漂う個性的な温泉と記憶している。そんな笹倉温泉に行っては見たものの、日帰り入浴800円。
私にとって日帰り入浴500円が一応の基準となっている。「温泉は安いほうが良い」「MAX500円までなら入ってやる」。これはコスト意識で言っているわけではなくて、本質的に安い方が良いとの確信的行動基準。当然無料が最高。草津温泉共同浴場なんぞが良い例だ。
てな訳で、昨日の笹倉温泉はパス。その代わり入浴料金350円の宇奈月温泉会館に向かってみる。温泉大好きの私だけど宇奈月温泉は行ったことが無い。そこからトロッコ電車で行く黒薙温泉には泊まったこと有るけど・・・。
宇奈月温泉会館は宇奈月駅の近くにすぐ見つかった。近くの駐車場(30分100円)に車を入れ温泉会館に飛び込む。時間は9時ジャスト。オープンが9時なので一番風呂だ。明るい浴槽の縁からは潤沢な熱い湯が溢れている。黒薙温泉の引湯なのでどうかな?と思っていたけど、非常に熱い、無色透明な湯が豊富に供給されている。素晴らしい。このの湯はその透明感が特に売りらしい。一緒になったジイチャンの話だ。
折りしも梅雨明け。入浴後、温泉会館の外の日陰に設置されたベンチで風に当たる。この透明の湯は異常に暖まり、風呂上りの体がなかなか冷めない。この時期の入浴には向いてないかもしれない。
風呂上り、宇奈月温泉の街中を徘徊。トロッコ電車には人が多い。関電の黒部川水力発電関連のPR施設(無料)なんぞを見学後、生地の「魚の駅・生地」へお昼を食べに行く。
「魚の駅・生地」は黒部漁港に隣接する商業施設で「とれたて館」(魚販売)と「できたて館」(食事)の二つからなりその間に木製の広いデッキにベンチ。その間を港から風が吹きぬける。そこには黒部名物の冷たい湧き水もあり、私としてはかなり気に入った場所なのだ。その「できたて館」で食べた白えびのかき揚げ丼(720円)は絶品だった。
その後、立山をかすめ有峰林道(通行料1800円)で飛騨へ抜け。山之村「高原の駅・天の夕顔」で大休止。有峰林道から見た薬師岳も美しかったし、「高原の駅・天の夕顔」の木陰に止めた車で、窓を吹きぬける風を浴びながらの昼寝。まさに高原リゾート気分を満喫。ここ「高原の駅・天の夕顔」は天蓋山への登山口にもなっている。近いうちにここで前泊し、天蓋山へ登りたい。
ところで、ここ山之村には「天の夕顔」とか「中河与一」の文字が躍るけど、そのどちらも私は知らなかった。天の夕顔は中河与一の小説らしいのだけど、一度読んでみたいものだ。でも本屋には売ってないなー・・・。(2012.7.16)
◆行動記録
5:30 起床
9:00 宇奈月温泉会館
11:00 魚の駅・生地
白えびかき揚げ丼(720円)
白えび昆布占め(1700円)
17:20 高山(ガソリン)
19:00 加子母(619キロ)
【黒部市生地の台場】
【幕末外国船に対する海防のため築かれたとか】
【でもこんな大砲で玉飛ぶのかなー???】
【生地は落ち着いた良い街だ】
【いたるところに湧水有り】
【宇奈月温泉駅の温泉の噴水】
【宇奈月温泉会館】
【透明感溢れる内湯】
【魚の駅・生地】
【有峰湖】
【有峰湖畔から薬師岳(?)を望む】
【山之村・夕顔の駅】
【山之村の夏景色】
【良い所だ】
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