梅雨末期の豪雨が九州北部を襲っている。そして全国的にも天候は不安定。そんな中でも出撃する酔狂な私です。天気予報を綿密にチェック。岐阜北部は荒れそうだ。その隣の長野は晴れマーク。とりあえず長野方面へ国道19号線を走らせる。
途中、奈良井で大休止。その後、特段の目的も無くサラダ街道を北上、大町、白馬を越え糸魚川方面に向かってみた。北上するに伴い雲は高くなってくる。大町近辺では北アルプスの稜線も見えてきた。爺が岳の三つのピークは見えるけど、隣の鹿島鑓の「猫の耳」は雲の中。
白馬を越えると急に山深くなってくる。姫川に沿って北上。このルートは10年ぐらい前、集中豪雨による山崩れで大きな被害を受けたことがある。それによって、当時、行ったことがある蒲原温泉は無くなってしまった。昨年の信濃川、熊野川、さらに以前、高山線、信越線も水害で長期間不通になっている。昨今「地球温暖化」が声高に叫ばれているけど、要するに数日前の九州北部の水害も特別なことではなく、日本中、どこでもこんな状況は起きるものなのだ。などと最近の社会問題なんぞに思い巡らしつつ、この日の泊まりは親不知近辺の道の駅と決定。
糸魚川から富山方面に走ること数分、道の駅・親不知ピアパークに到着。親不知ピアパークは北陸自動車道の下に細長く配置された道の駅。正面には日本海が広がる。親不知ろ言えば険しい地形を連想してたけど、広々とした砂浜も有って海水浴場になっている。海の家も一軒営業中。子供づれの車も多い。
糸魚川のマックスバリューで寿司、枝豆、枝豆豆腐、マカロニサラダ、地酒(月不見の池)をゲット。夕日を眺めつつ摂る食事はまことに美味い。食後、まだ陽が残る親不知漁港の突堤に釣り人発見。状況を偵察に行くも誰も釣れてない。実は今回、釣り道具を持ってきたけど、釣る機会は訪れなかった。
暗くなると寝るしかない。しかし当夜は蒸し暑かった。蚊取り線香をつけて車の窓全開。その結果、周囲の車の音で睡眠が妨げられること数度。夏の車中泊は静かな場所を選ぶことも大切だ。でもこの親不知ピアパークは高速道路の下に作られているため、雨が降ったときは雨を避けることが出来る利点もある。(2012.7.15/車中泊24)
◆行動記録
8:00 加子母発
10:00 奈良井
13:00 安曇野(ガソリン)
15:30 糸魚川
17:30 親不知道の駅
【道の駅・親不知ピアパーク】
【海の家も営業中】
【親不知漁港の夕景】
【釣り人いるけど釣れてない】
【親不知の隣の市振漁港】
【水揚げ中のうすめばる】
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